あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

MENU

【GB】べリウス ~謎解き要素の無いゼルダのような作品~

こんにちは。最終皇帝です。

挨拶は軽めで。「今年もよろしくお願いします。」

皆様は年末年始休暇をどのようにお過ごしでしょうか。

私の方は結構グダグダで、積みゲーの山からソフトを引っこ抜いては、朝から昼にかけて遊び、暗くなってきたら酒をあおりつつ、昔買ったドラえもん映画のDVDをこたつで観ています。

これがあと100年ぐらい続けばいいのに。

さて今回は、ゲームボーイソフトを1つ紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『べリウス』です。

私は耳にしたことが無いゲームでしたが、マイナーなんですかね?

f:id:appli-get:20210103102624j:plain

べリウス ©1990 SAMMY

価格

リサイクルショップにて、600円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。

あらすじ

ローランの地を覆う黒い影。

正義の戦士『最終皇帝』は、その元凶である『魔王ベリウス』と手下の魔獣を討伐すべく、旅に出るのであった。

(ゲーム内のあらすじより想定)

ゲームシステムなど

ゼルダライクなアクションロールプレイングゲームです。

f:id:appli-get:20210103102633j:plain

プレイ中のイメージ

ゲームの流れ

ザコ敵が潜むフィールドを突き進み、最後に待ち受けるボスを退治していきます。

このゲームはシナリオ(ステージ)が複数に分かれており、ボスを撃破する度に、次のエリアのスタート位置へ移動します。

武器・アイテムの切り替え

フィールド上の敵を倒すと、まれに武器・アイテムを落とします。

武器は『』と『魔法の杖』の2つがあり、剣は近接攻撃、魔法の杖は丸い球のようなものを発射する遠距離攻撃が可能です。

アイテムは回復用の聖水、障害物を破壊するピッケル、防御用のシールドなどがあります。

プレイ時間

大体3,4時間でクリアできました。

無駄に結構迷いましたが、それさえなければ、もっと早くクリアできたと思います。

良い点・楽しい点

すいません。良いところは見つかりませんでした。

悪い点・残念な点

RPG特有の分岐要素がない

RPGというと「〜をすると、〜が通れるようになる」という展開が定石ですが、そういった要素がこのゲームにはありません。

よく言えば、とにかく突き進むだけの単純明快なゲームですが、悪く言えば、ひねりのない単調なゲームというような感じになります。

その他

村人の会話が死ぬほど淡白かつ役に立たない

村人の会話は基本的に根性論が多いです。

「がんばって」とか「いのちをだいじに」とか旅に役立つ会話がほぼありません(笑)。

たまに「この先は〜の町だよ」とか教えてくれますが、今の町から次の町に行くまでに、方向を間違えるようなワナがほぼ無いため、不要な情報です。

まぁ、村人と話すのも勇者の役目の一つでしょうから、とりあえず愛嬌を振り巻いておきましょうか。

攻略のコツ

ピッケルはできるだけ離さない方が良い

敵が落とすピッケルは、何度使っても無くなりませんが、他のアイテムを入手すると、消えてしまいます。

ピッケルは他のアイテムに比べて、使用頻度が高く、便利なため、可能な限り手離さない方が無難かつ、早く先に進めます。

回復用の聖水以外は、基本的に取らなくも進行に支障が無いため、ここぞという時以外は、手離さないようにしましょう。

HPアップはお早めに

ステージ開始時は、主人公のHPがかなり低く、そのままの状態でボス戦に挑むと、数回攻撃を食らっただけで、撃沈されてしまいます。

そのため、早い段階でHPをアップさせておく必要があります。

HPアップする際は、敵が無限に出現するポイントがあるので、そこをオススメします。

個人的な評価 

f:id:appli-get:20210103102642p:plain

評価グラフ

オススメ度

★★☆☆☆ (あまりオススメしません)

首をかしげてうなるような考え込む展開が特になく、純粋に謎解きなしのゼルダライクなレトロアクションゲームを楽しむには良いです。

ボリュームも軽く、すごくサッパリした作品です。

ただ、あまりにサッパリしており、RPGをプレイしていた感覚が無く、いつの間にか終わっていた感じでした。

ゼルダのような謎解き、長編を期待している人にはオススメしません。

価格面ですが、600円であれば、妥当な価格かなと思います。

最後に

考えてみると、敵の名前がそのままゲームタイトルになっているゲームってあんまり見たことない気がします。

【GB】ダンジョンランド ~ゲーム史上最高クラスでやる気のない王様の依頼を果たそう~

こんにちは。最終皇帝です。

あと1週間ほどで今年も終わりですか。

個人的にも、世間的にもあまり良い1年ではありませんでしたが、なんとか今年も無事終えることが出来そうです。

少なくとも、来年は今年よりも良い年になることを願います。

さて今回は、そんなしんみりした気持ちが馬鹿らしくなるほど、ゆがんだ王様が出演する作品を紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『ダンジョンランド』です。

f:id:appli-get:20201227084721j:plain

ダンジョンランド ©株式会社エニックス

価格

だいぶ前にHARD OFFにて、324円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。

あらすじ

あらすじは全部で3つあります。

===============================

むかしむかし、あるところにダンジョンランドという平和な国がありました。

ある日のこと、勇者『最終皇帝』はお城に招かれ、二日酔いで体調の悪い王様に

依頼事をされました。

話を聞くと、昨晩、酔っぱらっていた王様は「あともう一杯だけ」と

城の倉庫に忍び込み、やっとのことで見つけた年代物の酒瓶を開けたところ、

それが魔王を封じ込めていたツボだったとのこと。

というわけで、このままでは飛び出した魔王に国を乗っ取られてしまうため、

最終皇帝はしぶしぶ旅に出ることにしたそうです。

ちなみに、王様は最終皇帝が戻るまで、酒を呑んで待っているそうです(笑)。

===============================

(書いている方が恥ずかしくなってきた。)

ゲームシステムなど

先の見えない迷路を掘り進みながら、目的地を目指したり、アイテムを探したりする、迷路系ボードゲームです。

f:id:appli-get:20201227084749j:plain

プレイ中のイメージ

迷路

このゲームは基本的に、先の見えない迷路を1つずつブロックを消しつつ、敵プレイヤーよりも先にダンジョンのゴールを目指します

主人公と敵プレイヤーにはそれぞれターンがあり、各々がターンごとにブロックを削っていきます。

削っていく際、通れない壁にぶつかると、そのプレイヤーのターンが終了し、相手のターンに移行します。

いずれかのプレイヤーがゴールに到達(モードによっては、ゴールの先にいるボスを撃墜)すると勝利となり、そのダンジョンが終了します。

f:id:appli-get:20201227085011j:plain

ゴール手前まで来た時のイメージ

ボスとの戦い

モードによっては、目的地にゴールした後、ボスとの戦いが待ち受けています。

ボスとの戦いは迷路ではなく、避けながら敵を攻撃する、単純なアクションゲームになります。

ストーリーモード

下記の3つが用意されています。

それぞれ細かいルールは異なりますが、基本的にはフィールド上に点在している敵を撃破して先へ進みます。

f:id:appli-get:20201227084758j:plain

フィールド移動のイメージ
まおうをたおそう

ひたすら敵を倒しつつ、最後に待ち受けるボスを撃破するモードです。

ひめをすくえ

家出した姫を探しにいきます。ダンジョンをクリアする毎に家出した姫が隠れていないか確認することができ、見つかるとクリアとなります。

たからをもとめて

敵との交戦中に手に入る宝物を集め、最終的にお城に持って帰って王様を喜ばせるモードです。取得した宝物の量(スコア)によって、王様の喜び方が変わります。

とりあえず、宝物を持っていようが、いまいが、王様のところに戻るとゲームクリアになります。
(なんかメタルマックスの序章で、親父に話しかけてカタギに戻ると、エンディングを迎えるアレを思い出しますわ。)

www.retroboydiary.com

アイテム

迷路のブロックを破壊していくと、宝箱(?)が出現し、開けると便利なアイテムを取得することできます。

アイテムの種類は様々で、ブロックを一気に破壊したり、ゴールの目の前にいきなりワープしたり、プレイヤーの進行を有利にするものや、敵の移動距離に制限を与えたりするイジワル系のものなどが存在します。

アイテムは迷路で手に入れる以外に、フィールド上のショップでお金を出して購入することもできます。

プレイ時間

ストーリーによって、かかる時間は異なります。

『まおうをたおそう』はレトロフリークの倍速機能を使用しても、1.5h~2.0h程度はかかった気がします。

他の2ストーリーは運と、どこまでプレイヤーが頑張るかによって、プレイ時間が変わってきます。

良い点・楽しい点

王様のやる気の無さに笑う

このゲームに登場する王様は、これまで私が見た王様の中でも、1位・2位を争うほどのクズでした(笑)。

酒を飲み過ぎて魔王を復活させたり、王女のお菓子を食いまくって家出されたり、どうしようもないドラ王です。

ゲームの進行には全く関係ないですが、あまりのひどさに開始10秒で吹いてしまいました。今の時代だと、このゲームは子供向けに発売できないかもなぁ。

案外運ゲーじゃない

プレイ開始当初は「ランダムに生成される迷路だから、普通に運ゲーだろう」と思っていましたが、意外と敵を欺いたり、進行を有利にするための戦略性があり、ハマると結構楽しめます。

悪い点・残念な点

ターン毎の待ち時間が長い

正直、悪い点はほぼこの1点に尽きます。

味方・敵のターンの切り替えや、キャラクターの移動、各アニメーションのスピードが全て遅く、非常にイライラします。

あまりに遅いので、しびれを切らした私は途中からレトロフリークの倍速機能を使用し始めました。

私のように気の短い方は、倍速機能を使用せずに最後までプレイするのは、おそらく難しいでしょうね^^;

www.retroboydiary.com

www.retroboydiary.com

途中セーブできない

ストーリーによっては、長期戦になるものがあり、途中セーブできなかったのがかなりイタイです。

プレイ進行が遅いこともあり、やはりレトロフリークは必須な気がします。

その他

役に立つアイテム

フラッシュ

洞察力と記憶力に自信がある方は、このアイテムさえあれば、隠されたアイテム位置も、ゴールへの道筋も簡単に把握できてしまうでしょうね。

ボスまえいどう

一瞬にしてゴール地点の手前まで移動できるアイテムです。

『のろいのくつ』との併用がオススメ。

のろいのくつ

敵の1ターンの移動を1歩に制限してしまうアイテムです。

くらやみじごく

敵が破壊した『?』ブロックを全て元の状態に戻してしまうアイテムです。

個人的な評価

f:id:appli-get:20201227084730p:plain

評価グラフ

オススメ度

★★☆☆☆ (あまりオススメしません)

王様のダラけた雰囲気とは裏腹に、なかなか戦略性のあるボードゲームです。

小難しくなくとっつきやすいゲームシステム、ゲームボーイ特有のサウンド、そこそこしっかりしたグラフィックなど、外見はかなり良いゲームなのに、進行速度が異常に遅く、それが全てを台無しにしてしまっている感じが否めません。

全体的に、もう少しリズムの良いゲーム進行になっていれば楽しめたのに、非常に残念です。

価格面ですが、324円は妥当なお値段と思いました。うーむ。

最後に

私も毎日酒を呑みまくって、ポーカーで遊んで、お菓子を食いまくるクズ王様に一度なってみたいなぁ。

ダンジョンランド

ダンジョンランド

  • 発売日: 1992/12/15
  • メディア: Video Game
 

【GBC】スーパーロボットピンボール ~ピンボールにスパロボ要素をぶち込んだ謎のコラボレーション~

こんにちは。最終皇帝です。

皆さんはスパロボを最近プレイされていますか。

私はシステムが複雑になってきたことと、サウンドがだんだんゲームっぽくなくなってきたことが原因で、最近はだいぶご無沙汰しています。

なんなら、最新作の『末尾に振られるアルファベット』が何かすら分からなくなっています。VとかWとか。

いつかまたやりたくなる時が来るんですかねぇ。

さて今回はそんなスパロボから「こんなものが出てたのか!」と思う作品を紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『スーパーロボットピンボール 』です。名前を聞いた瞬間、「こりゃ迷作だろうな」と思う方も多いはず。

f:id:appli-get:20201220100624j:plain

スーパーロボットピンボール ©葦プロ、©GAINAX/Project.Eva・テレビ東京、©創通エージェンシー・サンライズ、©ダイナミック企画、©東映、©東北新社、©BANPRESTO、©MEDIA FACTORY/JUPTER

価格

ものすごく前にBOOK OFFにて、350円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
(多分2年前ぐらいに買ったんじゃないかな。)

あらすじ

おそらくストーリーはありません。

ゲームシステムなど

基本的なルールはスタンダードなピンボールと同じです。プレイヤーはフリッパー(最下部にある動くバー)を操作しつつ、スーパーロボットを発進させ、現れる敵を撃破していきます

f:id:appli-get:20201220100656j:plain

プレイ中のイメージ

ゲームの流れ

基本的には、下記の流れをひたすら繰り返して得点を上げていき、さらなる高みを目指します。

  1. 台の上部にいるザコ敵にボールを当てて倒す
  2. ボスが出現する
  3. スーパーロボットを発進させる
  4. ボスと戦って倒す
  5. (たまに出現する大ボスを倒す)

フィールド

ピンボールを行うフィールドは下記の3つに分かれており、これらひとまとまりで1つのステージになります。

  • ザコ敵が生息している通常のフィールド
  • 中ボスと1対1で戦闘するフィールド
  • ステージのボスと戦闘するフィールド

中ボスのフィールドに移動するためには、通常フィールド上にいるザコ敵を一定数倒し、スーパーロボットを発進させ、ボールをフィールド移動用のスポットに入れる必要があります。

ステージのボスと戦闘するフィールドは、中ボスを何度か倒すことで自動的に移動することができます。

スーパーロボットの選択

ボス敵の出現後、スーパーロボットを発進させるためのスポットが開かれます。

プレイヤーがボールをこのスポットに入れると、ロボットの選択画面に遷移します。

プレイヤーは、選択肢に表示されているロボットの中から、好きな機体を選択します。

(選択肢に出てくるロボットはランダムのようです)

出撃可能なロボットを1体選択すると、通常フィールド上にロボットが出現し、スタンバイ状態になります。

中ボスとの戦闘

スーパーロボットがスタンバイ状態になった後、ボスと戦闘するためのスポットにボールを打ち込むと、ボス戦に遷移します。

戦闘方法

ボスのフィールドに移行した後は、事前に選択したロボットをボスと戦わせます。

戦わせるといっても、プレイヤーは指をくわえて待っているわけではありません。

スーパーロボットに攻撃させたり、精神コマンドを使用させるための支援をしたりします。

f:id:appli-get:20201220100707j:plain

中ボス戦のイメージ
攻撃方法

フリッパーを使ってボールをはじき返し、ボスに当てるだけです。

ただし、ボールには攻撃力が設定されており、画面右側にある1~3のゲージによって、威力が変化します。

ゲージは右側の通路にボールを通過させることで、1段階アップさせることができます。

ゲージが3になった状態で、ボールをボスに当てると、スパロボさながらのアニメーションを観ることができます

なお、ゲージが2より上の状態で、敵にボールを当てると、ゲージは1に戻ります。

精神コマンド

各スーパーロボットには、1つ精神コマンドが設定されており、ボスとの戦闘中に使用することができます。

使用する場合は、画面左側にあるゲージを最大にしておく必要があり、ゲージをアップさせるために左側の通路にボールを何度か通過させる必要があります。

通過させた後、下図の突き出た位置にボールを当てると、精神コマンドが発動されます。

戦闘の勝ち負け

勝敗ルールは単純で、敵ロボットのHPを0にすれば、勝利となります。逆に味方ロボットのHPが0になったり、ボールがフリッパーの下に落ちてしまうと、通常フィールドに戻ってしまいます。

ステージボスとの戦闘

ステージボスとの戦闘は、スーパーロボットを駆使して戦うわけではなく、単純にフリッパーではじいたボールを敵に当てまくる形式になります。

ステージボスを倒すと、次のステージに進むことができます。

操作

プレイヤーが行う操作は2つだけです。

  • フリッパーを振る
  • ピンボールの台をゆらす

台をゆらすとボールの軌道が変わるため、当たってほしくなかったり、入ってほしくないところにボールが向かった時に使うと便利です。

プレイ時間

数時間ひたすらプレイし続けましたが、まだクリアできていません。
(そもそも、クリアという概念が無いかもしれないですが)

良い点・楽しい点

ボールのコントロール

プレイ開始時は、ボールを思った方向に飛ばすことができず苦労しますが、慣れてくると狙った方向にはじくことができ、中ボス戦も思惑通りに大ダメージを与えることができるようになります。

そうなってくると、ゲームの進行テンポが上がっていき、なかなか楽しく遊ぶことができました。

ゲージ3攻撃のアニメーションがカッコイイ

流れる時間は短く、ほとんど動きませんが、ボス戦のゲージ3攻撃の際に表示されるアニメーションは、スパロボ好きの私にはなかなかにくい演出でした。

サウンドが良い

スーパーロボットを選択すると、その機体専用のBGMが流れるのですが、いかにもゲームボーイ感あふれる、ピコピコサウンドが良かったです。

また、出演作品も割と多いため、各作品の代表曲を聴くことができるのも嬉しかったです^^

悪い点・残念な点

得点アップ以外に目標が無い

ピンボールゲームには、有りがちな点ですが、得点をひたすら稼ぐゲームのため、長時間プレイしていると、目的を見失いがちです。

何かちょっとしたシナリオでもあれば、違ったかもしれませんね。

個人的な評価

ストーリーがあるのか不明なため、『ストーリー性』は一旦0にしています。

ボリュームは現状不明なため、暫定値を入れています。

f:id:appli-get:20201220100640p:plain

評価グラフ

オススメ度

★★★☆☆ (普通です)

単なるピンボールゲームとは異なり、フリッパーで飛ばしたボールで敵を攻撃したり、味方機を補助したりする仕様は、割と特徴的で新鮮でした。

個人的には、ピンボールを楽しむというよりは、スーパーロボットを選択した際に流れる良BGMと、戦闘時に流れるスパロボっぽいアニメーションを観るのを楽しむゲームという感覚でした。

純粋にシミュレーションのスパロボを楽しもうとしている方は、求めているものと全く違うゲームになので注意してくださいね。

価格面については、350円であれば、妥当の買い物をしたかなと思います。

最後に

うーむ、本作やリンクバトラーをプレイすると分かりますが、スパロボはやっぱり他ジャンルに浮気せず、王道を突き進んだほうが良い気がしました。

www.retroboydiary.com

【強引】マーカーで書かれたファミコン表面の思い出を身近なもので消してみる

こんにちは。最終皇帝です。

ファミコンやスーパーファミコンで遊んでいた世代の皆さんは、貸したソフトを『借りパク』されないように、マーカーで名前をデカデカと書いたことはありませんか。

HARD OFFなどの吊り下げ品コーナーにあるソフトにも、結構書かれていることがあり、見るたびに子供のころの思い出が詰まっているのだろうなぁと、物思いにふけってしまいます。

しかし、1度マーカーで書いてしまうと、その形跡を消すのは手間がかかります。

今回は身近なものを使って、この思い出を半ば強引に消してみたいと思います。

※ 必ずしもここに記載されている方法で消えるとは限りません。ソフトに何らかの
  不備などが起きても当ブログでは責任を負いかねます。ご了承ください。

今回思い出を消すもの

先日購入した『激突四駆バトル』というファミコンソフトです。

このソフトの元所有者さんは、相当大事にされていたのか、差込口と天面以外の4面はすべて名前がかかれていました。(しかも2人の名前)

少々心苦しい気もしますが、今回実験台として使用させていただきます。

(名前をさらすのは良くないので、一部だけ表示しています。)

f:id:appli-get:20200504142354j:plain

f:id:appli-get:20200504142405j:plain

f:id:appli-get:20200504142413j:plain

f:id:appli-get:20200504142423j:plain

f:id:appli-get:20200504142432j:plain

購入当時のソフト表面(名前がたっぷり)

思い出を消すために用意するもの

今回使用するのはこちら。

 

・プラスチック消しゴム

f:id:appli-get:20200504142826j:plain

今回使用するプラスチック消しゴム

握力 

 

消し方

ひたすら力を入れすぎずにこするだけ!

インクの残り具合によっては、結構時間がかかるので、お覚悟を。

f:id:appli-get:20200504142440j:plain

f:id:appli-get:20200504142450j:plain

地道にゆっくり、力を入れずにこする

結果

少し残っていますが、ほぼ落ちました。

シールに書かれた名前も消せたのは、なかなかの驚きです。

f:id:appli-get:20200504142502j:plain

f:id:appli-get:20200504142516j:plain

消した後の状態

私の場合、ちょっと強くこすりすぎたのか、摩擦でソフト表面が熱を持ち、消しカスがねっとりし始めました

そして、それが原因なのか、プラスチック表面に少しだけこすった跡が残りました

f:id:appli-get:20200504142532j:plain

こすった跡が少し残っちゃった

光の当たり具合を変えないとわからないレベルですけどね。

直接の原因かはわかりませんが、チャレンジする際は、あまり力を入れずにこすりましょう。

なんにしても、プラ消し一つで強引に消せることが証明できました。

補足

中性洗剤を使ってみる

一応、油汚れに該当するかと思ったので、台所の中性洗剤と少々の水をティッシュになじませて、表面をふき(シール部はダメ)、乾く前に消しゴムでこすってみました。

すると、消しゴム単体でこするよりも、幾分早く文字を消すことができました。

f:id:appli-get:20200504142542j:plain

若干文字の跡が見える

ただし、完全には消せたものの、文字の幻影が残りました。

たぶんこれは消せないでしょうね。

最後に

私の手元にある積みゲーの中に、他にもマーカーで名前が書かれているソフトがあったので試してみましたが、消しゴムで消せるものと消せないものがありました

おそらく、

  • インクの種類 ⇒ 染料・顔料?
  • インクの状態 ⇒ 内部に染み込んでいないか?
  • (マーカーで書く前の)ソフト表面の状態 ⇒ プラスチックか?

などで、左右されるようです。

もし皆様の手元に同じような状態のソフトがありましたら、一度試してみてはいかがでしょうか。

【GB】ゴーストバスターズ2 ~はびこる幽霊を痺れさせて、ひたすら吸い取りまくろう!~

こんにちは。最終皇帝です。

最近急に冷え込んできましたね。

昔紹介したかもしれませんが、私は家で寝るとき、ColemanやLOGOSの寝袋を使っています。

丸洗いすることもできますし、寝てる最中に出てしまって翌朝「うー、さぶっ」みたいな事態にならなくて大変便利です。

また、寝袋の下にはトゥルースリーパーを敷いて、底冷え対策もバッチリです(笑)。

皆さんも寒さ対策をしっかりして、ゆるゆる冬を乗り切りましょう。

さて今回は、幽霊を題材にしたあの有名なコメディ映画を元にした、ゲームボーイソフトを紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『ゴーストバスターズ2』です。私ぐらいの世代の方は、名前を聞いただけでかなり懐かしさを感じるのではないでしょうか。

f:id:appli-get:20201206101607j:plain

ゴーストバスターズ2 ©1989 COLUMBIA PICTURE INDUSTRIES, INC. All Rights Reserved. Under Sublicense from ACTIVISION. 、©HAL INC

価格

数年前に駿河屋さんにて、850円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。

あらすじ

ある日、町中で小さな赤ちゃんが幽霊にさらわれてしまった。

近くでそれを見ていたピーターは、他の仲間と共に、幽霊退治用の武器を引っさげて出動するのであった。

(オープニングから推察)

ゲームシステムなど

エリア内にはびこる幽霊たちを、専用の武器を使って退治していくアクションゲームです。

f:id:appli-get:20201206101600j:plain

プレイ中のイメージ

ゲームのおおまかな流れ

4人の主要キャラクターの中から、『幽霊を捕縛するメンバー』と『幽霊を吸い取るメンバー』1人ずつ選択します。

フィールド内に、画面上に表示された数の幽霊が放たれているので、1匹ずつ退治していきます。

退治する際は、まず幽霊にレーザーを照射し、動きを止め、止まっている最中に幽霊を吸い取ります
(吸い取ったタイミングで、幽霊の残りの数が1減ります。)

あとはひたすらこれを繰り返し、幽霊の残りが0になったら、クリアとなります。

ボス戦

ステージが複数に分かれており、1ステージの中には、複数のフロアが構成されています。

また、各ステージの最後にはボスが待ち受けています。

ボス戦だけは、通常のフィールドとは異なり、捕縛・吸い取るという操作が無く、レーザーを照射してひたすら敵を攻撃する、アクションシューティングっぽくなります。

キャラクターセレクト

キャラクターは映画でおなじみの4人の中から選択します。

  • PETER
  • RAY
  • EGON
  • WINSTON

プレイしてみた限りでは、どのキャラクターを選択しても、見た目が違うだけで、動きは変わらないようです。(なんのために選択させるんだろうか。)

ゲーム中のキャラクターの動き

プレイヤーは『幽霊を捕縛するメンバー』の縦横移動と、捕縛用レーザー照射、『幽霊を吸い取るメンバー』の吸い取る操作の3つを担います。

幽霊を吸い取るメンバーは、捕縛メンバーの後ろを自動的についてくるため、移動の操作は必要ありません

キャラクターのライフ

このゲームはライフ性が採用されており、相手から攻撃を受けたり、接触されるとライフが1つ減ります。

また、ライフは『幽霊を捕縛するメンバー』と『幽霊を吸い取るメンバー』でそれぞれ別に設けられており、後ろから自動的についてくるメンバーが敵に接触しないよう、プレイヤーは気を使わなければなりません。

アイテム

ゲームを進めていくと、フィールド内にキャラクターが待っており、近づくとアイテムをくれます。

アイテムには『ライフ回復』、『一定時間無敵』、『捕縛せずに直接幽霊を吸い取れる武器』といったものがあります。

なお、ボス戦の時だけ出現する攻撃強化用のアイテムがあります。

制限時間

このゲームは制限時間が用意されていますが、この時間を過ぎるとタイムアップでゲームオーバーというわけではなく、幽霊が強化されて、襲ってくるようになります。

例えば、ノロノロ動いていたスライムみたいなやつが、制限時間を過ぎると、スピードアップして壁抜けして襲ってくるといったような感じです。

プレイ時間

総プレイ時間は大体4,5時間程度です。

大きなミスをしなければ、1時間弱程度でエンディングを見ることができると思います。

ちなみに、エンディングを見た後は、また第1ステージから始まります。
(今後プレイするかは不明(笑)。)

良い点・楽しい点

題材とシステムがマッチしている

単にレーザー射撃で幽霊を倒すだけのゲームではなく、幽霊保管装置で捕獲する部分も操作に含んでいるところが、原作映画の特徴を捉えられていて良かったです。

ゲームプランナーさんが映画をしっかり観て、どこをゲームに組み込むか、熟考されていたのだろうと推察します。

ボス戦を用意しているのが良い

ステージごとの最後にボス戦が用意されているところが、アクセントとして良かったです。

ザコ幽霊退治だけを延々とプレイしていくゲームだったとしたら、退屈になって途中でやめていたかもしれません。

悪い点・残念な点

特に悪い点は見当たりませんでした。

個人的な評価

f:id:appli-get:20201206101544p:plain

評価グラフ

オススメ度

★★★☆☆ (普通です)

原作映画の特徴を仕様に含めた、洋モノ系アクションゲームです。

過去に『ホームアローン』をプレイした際、洋モノ系ゲームに多少の抵抗を持ってしまいましたが、本作をプレイして、そのあたりの悪いイメージは薄れました。

さすがはスマブラや星のカービィ等で有名な『HAL研究所』。

クソゲー臭は感じませんでした。

なお、良い点には書きませんでしたが、BGMが割と重厚で良曲が多く、レーザー照射時のサウンドエフェクトも、原作の安定しないギュンギュンする感じが出ていて良かったです。

価格面についてですが、850円はゲームボリュームを鑑みると、少々高めかなぁと思いました。

www.retroboydiary.com

最後に

原作映画を観たのが30年ぐらい前のため、相応うろ覚えですが、今でもあのテーマソングが流れると、懐かしさを感じます。

もうあれから30年も経ったのかぁ。。。

【PS2】アフターバーナー2 ~機体選択でさらに楽しみが広がった名作シューティング~

こんにちは。最終皇帝です。

もうすぐ年末の長期休みに入りますね。

今年の年末はコロナ云々で外出しにくいでしょうし、私は巣ごもりゲーマーになります!

(いつもの生活とあまり変わってませんが)

さて今回は、あの有名な奥スクロールシューティングのリメイク版を紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『アフターバーナーⅡ』です。これまでファミコンと3DSの作品を紹介していましたね。

f:id:appli-get:20201129103158j:plain

アフターバーナー2 ©SEGA、©SEGA / 3D-AGES 2004

www.retroboydiary.com

www.retroboydiary.com

価格

だいぶ前にHARD OFFにて、6,480円で購入しました。発売時は2,500円で売られていたのに、今では2.5倍以上の高値で売られているということですか。

あらすじ

あらすじは特にないようです。

ゲームシステムなど

基本的なゲームシステムは、以前紹介したファミコン版のアフターバーナーと違いはありません。

グラフィック・サウンド面はPS2ということもあり、かなり向上しています。

大きく変更された点として、アーケードモード以外にアレンジモードというものが追加されています。

f:id:appli-get:20201129103141j:plain

プレイ中のイメージ

アレンジモード

デフォルトで用意されているF-14以外に3つの機体を選択できるようになっています。

各機体にはそれぞれ特性があり、旋回速度が速いものや、照準性能が高いものが用意されており、プレイヤーの好みに合った選択ができるようになっています。

F-14(Tomcat)

標準的な機体。

長所も短所もないですが、それゆえにやや使いづらく、実は一番上級者向けの機体に見える。

AV-8B(HarrierⅡ)

操縦感度が4機の中で一番よく、攻撃よりも回避に特化したような機体。

素早く機首を振れるため、画面全体を使っての戦闘ができ、視界が広い。

初心者・熟練者共に好かれそうな機体。

A-10A(ThunderboltⅡ)

バルカン砲が他の機体に比べて当たりやすい(感じがする)。

ミサイルの初期搭載数が多く、空中給油時のミサイル補充数も多い。

攻撃型の機体。

F-117(Nighthawk)

ミサイルの照準性能が高く、遠くの敵を攻撃しやすい。

相手よりも先にミサイルを放ち、先手必勝を狙うのに向いた機体。

空中給油時のミサイル補充数が4機の中で一番多い。

初心者、最高得点を狙っている方にはオススメ。

プレイ時間

大体10分強程度でクリアすることができます。

良い点・楽しい点

機体選択

特性の異なる複数の機体から、好みのものを選択できるようになったところは、ユーザーのバリエーションが広がり、良かったです。

ちなみに、最終皇帝はミサイルの補充量が一番多く、照準性能が高いナイトホークがオススメです。

迫りくるミサイルを皮一枚で回避する喜びもありますが、やはり私は容赦なく近づいてくる大量の戦闘機を、マクロスのホーミングミサイルの如き一斉掃射で、一網打尽にするのが好きです。

スピード感

ファミコン版や、先日紹介した3DS版よりも、かなりのスピード感を感じることができます。

3DSも良かったのですが、あちらはスピード感というよりは、徐々にミサイルが近づいてくる恐怖感と臨場感が先行していたような気がします。

また、PS2版の方がキーを押したときの旋回速度が速く、感度が良いため、操作がデリケートでかなり忙しいです。逆にそれが良い♪

プレイヤー自身の瞬発力と、とっさの判断力・集中力を試すなら本作の方が良いでしょう。

コンティニュー制限がない

コンティニューに制限が無いため、何度でもやられたい放題です。

ノーコンティニュー縛りでプレイするもよし、「撃墜なんてくそくらえ!常時バーナー点火と大量ミサイルが俺の信条!」といった突撃オタクになるもよし。

ヌルゲーマーとしては、何度でもコンティニューでき、気軽にプレイできるところはかなり良かったです。

悪い点・残念な点

特に見当たりませんでした。

個人的な評価

 

f:id:appli-get:20201129103126p:plain

評価グラフ

オススメ度

★★★★★ (かなりオススメします)

相変わらず、とてつもない爽快感・臨場感・満足感をもたらしてくれる最高のシューティングゲームです。

バレルロールしながら敵機を撃墜しつつ、華麗に離脱し、「あー、俺なんかかっこいいかも」と自己陶酔できるのも、このゲームの良いところです(笑)。

ステージ構成も遊び方もほとんど変わらないのに、何度もリメイクされているところを見ると、やはり完成度の高いゲームなのでしょう。

個人的には、これまでプレイした3作品の中では、本作が一番好きです。

初見の方はプレイ開始時、画面上を暴れまわる自機に軽い乗り物酔い的な感覚を覚えるかもしれないので、ご注意くださいm(_ _)m

最後に

バルカンとミサイルを打ちまくって回避しまくるだけなのに、なぜこれだけ心を惹かれるのでしょう。

奥スクロールシューティングは、だんだん見かけることが無くなってきましたが、アフターバーナーだけはちょくちょく発売して頂けると、個人的には超嬉しいです。

【GB】ボンバーマンGB ~アイテム出現率の高さと技の会得でサクサク進む、お手軽ボンバーマン~

こんにちは。最終皇帝です。

今年も残すところ、あと1か月ちょいになりましたね。

考えてみれば、このブログを始めてそろそろ3年になりますか。

私生活の外乱により、一時辞めそうになっていた頃が懐かしい。

とりあえず、これからもユルユルやっていきますので、よろしくお願いしますm(_ _)m

さて今回は、ボンバーマンの後継作を紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『ボンバーマンGB』です。GBのボンバーマンシリーズでは、以前紹介したボンバーボーイに続く2作目です。

f:id:appli-get:20201122090037j:plain

ボンバーマンGB ©1994 HUDSON SOFT

www.retroboydiary.com

価格

だいぶ前に、HARD OFFにて324円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。

あらすじ

ある日、モトボンバー(多分バイク)に乗ってパトロールに出ていたボンバーマンは、会得していたすべての技をブラックボンバーマンに盗まれてしまった。

ボンバーマンは技を取り返すために冒険に出かけるのであった。

(オープニングより)

ゲームシステムなど

爆弾を配置して敵を倒す部分については、以前紹介した『ボンバーボーイ』や『スーパーボンバーマン』と同じです。

f:id:appli-get:20201122090050j:plain

プレイ中のイメージ

www.retroboydiary.com

ステージ構成

複数のステージで構成されており、各ステージには複数のラウンドが用意されています。(1-1, 1-2...というような感じ。)

各ステージの最終ラウンドには、ボスが待ち構えています。

ボス戦以外の各ラウンドは、ブラックボンバーマン達よりも先に2戦先取することで、勝利することができ、最大で3戦行われます。

ちなみに、勝利条件は相手ボンバーマン達の全滅です。

f:id:appli-get:20201122090103j:plain

勝敗結果画面のイメージ

戦闘中に手に入るアイテムは3つのみ

本作はフィールド上で手に入るアイテムが『爆弾』、『火力アップ』、『呪いのドクロ』のみです。

フィールド上で手に入れたアイテムは、各ラウンドクリア時にリセットされます。

技の習得

各ステージのボスを撃破すると、盗まれていた技を取り返すことができます

取り返した技は次のステージからすぐに使えるようになります。

技は『爆弾』、『火力アップ』のように、ラウンドごとにリセットされるということはなく、習得後はいつでも、好きな時に使用することができます

本作の特徴ですね。

技名 詳細
ダッシュ Bボタンを押しながら
移動すると、ダッシュできる
ようになります。
タックル ダッシュ中に敵にぶつかると、
相手を遠くに飛ばすことが
できます。
モトボンバー 壊せないブロックを1マス分
飛び越えることができるように
なります。

プレイ時間

3時間程度でスタッフロールを見ることができました。

良い点・楽しい点

アイテムが出やすい

ブロックを破壊した際、アイテムが出現する確率が高く、ボムの個数・火力アップが割と簡単にできる点が良いです。

ボムの範囲が1マスのままで、なかなかブロックを破壊できない苦痛を味わうのは結構ダルいですからね。

技の取得が面白い

アイテムを拾わずに初期状態から、ボムを押したり、ダッシュができるのが良いです。

ステージが進むほど、戦闘開始直後からのゲーム展開が速く、暇にならないのが良いです。

フィールドが広すぎない

各ラウンドのフィールド幅が大きすぎず、ある程度狭い空間の中で戦うので、割と決着が速くつきやすく、ゲームのテンポが良いです。

ステージがサクサク進むので、中だるみせず、一気にプレイできるところが良かったです。

悪い点・残念な点

フリープレイのCOM大戦機能が無い

本作は通信対戦で最大4人とのフリープレイが楽しめるようですが、その4人の中にコンピュータ(COM)を含める機能が付いていません。

そのため、お一人様プレイヤーが適当なステージを選択して、COMのボンバーマンと好きなように戦うといったことができません

「少しの時間だけ遊びたいなぁ」と思った時でも、ノーマルプレイ(ストーリーモード)をプレイするしかないのは、少々残念でした。

その他

コンティニューはパスワード制

内蔵電池は搭載されておらず、次回再開するときは、4ケタの数字を入力します。

個人的な評価

f:id:appli-get:20201122090340p:plain

評価グラフ

 

オススメ度

★★★★☆ (オススメします)

基本的なゲームシステムはこれまでの作品から変更せず、技の習得方法に特徴を持たせたお手軽なボンバーマンです。

アイテムの出現率が高く、技の習得もあるため、各ラウンドのゲーム展開が速く、暇にならないところが良いです。

また、難易度もそこまで高くなく、初心者の方でも苦労することなくプレイすることができます。

多少ゲームボリュームは軽めですが、これ以上長くなると中だるみするので、これぐらいで良い気もしました。

なお、良い点には書きませんでしたが、全体的にBGMが相当良いです。

価格面については、324円であれば結構コスパは良いです。

最後に

最近、ボンバーマンをプレイする機会が多いのですが、ハズレが少ないですね。

さすが旧ハドソンの主力商品だけのことはあります。

嬉しいことに、GBでは多くのボンバーマンゲームが発売されており、まだまだ後続作品が目白押しです。

【GB】F-1スピリット ~細かなマシンセッティングが光る、上空視点型レーシングゲーム~

こんにちは。最終皇帝です。

最近、会社の出勤が遅番になったもので、始業が10:00以降というなんとも慣れない生活をおくっています。

起きるのもこれまで5:00だったのが、今は8:00になり、最近は夜中の2:00ぐらいまで起きていることもザラになりました。

もう体内時計がガッタガタでございます(笑)。ふーっ。

さて今回は、ゲームボーイのレーシングゲームを1本紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『F-1スピリット』です。

f:id:appli-get:20201115205239j:plain

F1スピリット ©KONAMI 1991

価格

相当前にBOOK OFFにて、108円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。

あらすじ

特にストーリー的なものは無いようです。

ゲームシステムなど

上空視点のレーシングゲームです。

f:id:appli-get:20201115205231j:plain

プレイ中のイメージ

レースの流れ

3つの選手権から1つを選択し、エントリーします。

選手権は複数のステージ(ラウンド)に分かれており、各ステージごとに予選(スタート時の位置取りを決める)、本番の2レースが行われます。

各レースで上位に入ると得点を取得することができ、最終的にその合計点でライバル達と競います

選手権

選手権は下記の3つから選択することができます。

  • FORMULA3
  • F-3000
  • FORMULA1

なお、難しい選手権になるほど、マシンのスピードの上限が上がり、スピード感が増します

セッティング

レースに参加する前に、マシンのセッティングをすることができます。

エンジン

エンジンの出力を設定します。

加速』と『速度』のバランスをどのようにするかを調整することができます。

加速と速度両方を最大にすることはできず、一長一短もしくは、平均的なセッティングになります。

AT・MTの選択

オートマチックマニュアルチックを設定します。

ウイング

ダウンフォース空力のバランスを設定します。

正直、これだけはどの辺が変わっているのか分かりませんでした。

ほんの少しだけスピードが変わるような。。。

よく分からないので、私の場合はいつもバランス型のセッティングにしていました。

タイヤ

使用するタイヤを選択します。

タイヤは全部で4種類あり、グリップ力長持ちする度合い(ライフ)のバランスを設定します。

グリップ力が高いものを選択すると、コーナーリングがしやすくなりますが、反面、タイヤ交換の頻度が上がるため、ピットインが必要になります。

ライバルとクラッシュすることが無い

レース中、ライバルの車と接触してもすり抜ける仕様となっています。

そのため、相手と競うというよりは、いかにコースアウトしたり、減速したりせず、コースを走り切ることができるかという、自分との戦いになります。

プレイ時間

練習したのも含めると、すべてクリアするまでに7,8時間ぐらいはプレイしていたかもしれません。

特にFORMULA1はステージ数がかなり多いため、走破するだけでも大変でした。

良い点・楽しい点

スピード感を楽しめる

特に難易度の高いFORMULA1選手権は、マシンのスピード上限が高いため、かなりスピード感のある走りを楽しむことができます。

個人的には、レーシングというよりは、『コースから飛び出さないように気を付ける避けゲー』っていう感覚でした。

BGMのクオリティが高い

KONAMI製のゲームということもあり、レース中に流れるBGMのクオリティがやたらと高いです。音へのこだわりの強さが伺えます。

悪い点・残念な点

臨場感をあまり味わえない

上空視点のレースゲームなので、仕方ないところもありますが、運転席視点や、マシン後方視点のように、障害物やライバルのマシンが迫りくる感じは味わうことができません。

自車がコース上のどこにいるのか分からない

よく見るレーシングゲームでは、コース全体の構成が画面上にあり、自車が現在どの位置にいるのか、点で示してくれるのがセオリーですが、本作はそういった案内が全くありません。この辺りは少々不親切かと思います。

その他

セッティングのコツ

基本的には、エンジンとタイヤのセッティングが重要な部分を占めます

私の場合は、割とコースアウトしがちのため、大抵加速がやや良いタイプを選択します。
(速度3, 加速2のタイプ)

タイヤについては、コースに急カーブがある場合は、グリップ・ライフが平均的なタイヤを選択し、ストレートコースが多い場合は、グリップ性能が低く、ライフが高いものを選択します。

ピットインは再開するまでに長い時間を費やすため、できるだけ回数を減らすのが定石です。

ストレートの多いコースでは、ライフが一番高いタイヤを使用し、ピットインを全く行わない戦法が良いでしょう。

個人的な評価

ストーリーがあるか不明なため、『ストーリー性』は一旦0としています。

f:id:appli-get:20201115205219p:plain

評価グラフ

オススメ度

★★★☆☆ (普通です)

速度・ハンドリングに関する設定をプレイヤー自身が行い、好きなセッティングでレースができる、なかなか凝ったレーシングゲームです。

プレイ開始当初はパッとしないゲームだなぁと感じていましたが、難関コースの多いFORMULA1をプレイし始めたあたりから、スピード感が出てきて盛り上がりました。

反面、『車両後方視点』や『操縦席視点』に比べて、上空視点のレーシングゲームは臨場感を感じづらいのが難点と感じました。

なお、BGMのノリがやたらと良く、なかなかのものです。さすがKONAMI製。

価格面については、108円であればコスパはかなり良いです。

最後に

最後の方のコースはウネウネしすぎて、壁にひたすら激突していました(笑)。

総合点で競うレースでなかったら、結果は悲惨だったかもしれません。

【GB】ポパイ2 ~図太い腕で敵とブロックをガンガン破壊~

こんにちは。最終皇帝です。

最近『宅呑み需要』という言葉が流行ってきていますが、私がまさにそれで、仕事が終わったらゆっくり家で呑むことが多くなりました。

呑むのはぜんぜんいいのですが、ツマミを選定するのにすごく困っています。

基本はピーマンやら、ニラやらを塩で炒めて卵でとじるというめっちゃシンプルなものが多いのですが、なんだか味気ないんですよねぇ。。。

何かよいアテがあれば教えてください(笑)。

さて今回は『ホウレンソウといったらこの人』というキャラクターが活躍する、GBソフトを紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『ポパイ2』です。以前同じくゲームボーイ版の『ポパイ』を紹介したことがありましたね。

f:id:appli-get:20201108205251j:plain

ポパイ2 ©1990 King Features Syndicate Inc. 、©1991 Sigma Inc.

www.retroboydiary.com

価格

近所のレトロゲームショップにて、800円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。

あらすじ

ある日、オリーブの家の納屋から、宝島の地図が発見されました。

その後、早速みんなで宝探しに大海原へしましたが、ブルートの海賊船に襲われ、オリーブ達と宝島の地図が奪われてしまいました。

1人船に乗せてもらえず、海に漂う異なったポパイはオリーブ達を助けるために単身、ブルートの船へ向かうことになりました。

ゲームシステムなど

前作は上空視点で、迷路を突き進んでいくアクションゲームでしたが、本作は様変わりし、縦横スクロールのアクションゲームとなっています。

 

f:id:appli-get:20201108205239j:plain

プレイ中のイメージ

操作

基本的な部分はスーパーマリオに近いです。

十字キーの操作、ジャンプ、Bダッシュなど、横スクロールのアクションゲームで遊んだことがある方には、なじみのある操作です。

特徴

このゲームの特徴はポパイのパンチです。

パンチを使うと、敵を攻撃したり、邪魔なブロックを破壊することができます。

パンチには威力の上下があり、ステージ進行中に落ちている『ホウレンソウ缶』を取ることで、パワーゲージが上がっていきます。

また、パワーゲージはポパイのライフの役目もあり、敵から攻撃を受けると、ゲージが1段階下がります。

ゲージが最大の状態で攻撃をすると、近距離の攻撃に加え、腕からホウレンソウ缶が発射(※)され、遠くの敵を攻撃することができます。

※ ホウレンソウ缶は発射されますが、ゲージは減りません。

ステージ構成

複数のステージと、エリアが用意されています。

スーパーマリオの『1-1』とか『2-3』のように進んでいくのをイメージしてもらえれば、分かりやすいですかね。

最後のエリアには中ボスが待ち受けています。

プレイ時間

何度か最初からやり直すことがありましたが、2時間前後でエンドロールを見ることができました。

途中でやられたりしなければ、30分以内にクリアできると思います。

良い点・楽しい点

ゲームシステムは悪くない

手に入れたホウレンソウ缶の数によって、ポパイの殴る威力が上がっていく設定は良かったと思います。

特に、パワーゲージマックス時の遠距離攻撃は、接近戦オンリーの単調なゲームにならないための良い仕様でした。

悪い点・残念な点

とにかくボリューム不足

プレイ時間を見て頂くと分かりますが、とにかくボリュームが相当軽いです。

原因は2つあります。

  • ステージ数が少ない
  • 難易度が低いため、スラスラ進めてしまう

ステージ数を多くするか、難易度をやや上げれば、もっと良いゲームになったような気がします。正直もったいないですね。

個人的な評価

f:id:appli-get:20201108205228p:plain

評価グラフ

オススメ度

★★☆☆☆ (あまりオススメしません)

スーパーマリオライクな操作感に、ポパイの腕で殴りまくるという特徴を織り交ぜた、分かりやすいアクションゲームでした。

スターを取ると無敵になったり、ホウレンソウを取ると腕がデカくなったり、相当マリオにインスパイアされているようです(笑)。

ジャンルが異なるため、前作と比較するのも変ですが、明らかに本作のほうが面白いゲームになっています。

ただ、難易度がかなり低く、ボリューム感が無いところが残念でした。

ゲームシステムが悪いわけでもないので、もったいないですね。

価格面については、800円は少々高い気がしました。

最後に

デカい腕を見ると、どうしても『獣王クロコダイン』を思い出してしまいます。

ちなみに、ゲーム中に『獣王会心撃』や『獣王激烈掌』を放つことはできません(笑)。

【アーケードアーカイブス】奇々怪界 ~かわいらしい見た目とは裏腹な高難度和風アクション~

こんにちは。最終皇帝です。

先日、新型コロナが原因で延期され続けていた健康診断がやっと開始されました。

まぁ今回は悪いだろうと覚悟していたのですが、診断結果を観てみたらやはり良くなかったです。血液が(笑)。γ-GTPやらLDLやら。。。

おそらく、テレワークが多くなったことで、通勤時間が減り、一日に歩く歩数が激減したのが悪いほうに影響したようです。

(大体、1週間で20,000歩は減りました。)

『是が非でも出社する』は悪かと思っていましたが、意外と健康を保つための運動になっていたのですかね。なんだか残念だなぁ。

とりあえず、これからは適当にその辺をブラブラするようにします。

さて今回は、レトロゲーム業界では名の知れた、あの和風アクションゲームを紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『奇々怪界』です。

www.jp.playstation.com

価格

PSNのアーケードアーカイブスにて、838円で購入しました。

あらすじ

妖怪にさらわれてしまった七福神を、巫女の小夜ちゃんが助け出します。

(オープニングより)

ゲームシステムなど

和なテイストを前面に押し出した、縦横スクロールのアクションゲームです。

f:id:appli-get:20201101162548j:plain

プレイ中のイメージ

操作方法

主人公の巫女『小夜ちゃん』を操作します。

操作自体はかなりシンプルで、上下移動・お祓い棒による近距離攻撃お札による遠距離攻撃水晶玉による特殊攻撃のみです。

初期状態はお札の投げる距離や発射速度が遅いですが、パワーアップアイテムを取得することで、強化することができます。

アイテム

アイテムはざっくり分けると3種類に分かれています。

アイテムはフィールド上に隠されていたり、敵を倒した際に落としたりします。

お札のパワーアップアイテム

お札パワーアップ用のアイテムが3種類用意されています。

・青いお札: お札の飛距離が一段階伸びます。

・黄色いお札: お札が一回り大きくなり、敵に当たりやすくなります。

・重なったお札: お札の連射速度がアップします。

黄色いお札は出現する確率が低く、重なったお札はフィールド上の隠しアイテムからしか艇に入れることができないようです

水晶玉アイテム

水晶玉は使用することにより、マップ上の敵に特殊な影響を与えることができます。

ちなみに水晶玉はボス戦で使うことはできません。

・青い水晶: 一定時間、敵の動きを停止させます。

・黄色い水晶: 画面上にいる敵を全て消し去ります。

その他のアイテム

・おにぎり: 得点が上がります。

・お祓い棒(?): 残機数が1つ増えます。

ステージ構成

全8ステージに分かれています。

1ステージごとにザコ敵が襲ってくるエリアと、ボス戦のエリアが用意されています。

残機制

このゲームには『HP・ライフ』といった体力というものが存在せず、敵から攻撃を受けたり、敵自体に接触すると即死します。厳しい仕様ですね。。。

プレイ時間

エンドロールを見るまで、おそらく25時間ぐらいはかかりました。

最初、難易度『普通』でプレイをしていたのですが、10時間以上経過しても、第4ステージを通過することができず、『易しい』に変更しました。

その後、休日1日返上してやっとクリアしました。

ちなみにその休日というのは昨日です。

相当な難易度です(涙)。

アクションゲームをこれだけの時間、プレイしたのはかなり久しぶりじゃないかな。

ちなみに、『1周目のエンディングを見終わると、2周目が始まります』。

※ 『』内をドラッグすると、中身を見ることができます。

良い点・楽しい点

着想が良い

神主さんや巫女さんが使用する『お祓い棒』や『お札』を、妖怪を攻撃するアイテムとして使用するアイデアが面白いです。

また、『妖怪 = 怖い』というイメージをこのゲームから感じることは全くなく、むしろユルユルなキャラクターだらけで、子供から大人まで楽しむことができます。

(難易度は鬼レベルなので、ほんわかした気分に浸る暇はないかもしれませんが(笑)。)

難易度変更

元々のアーケード版でできたかは分かりませんが、得手・不得手のユーザのために、難易度を自由に変更できる点は良かったと思います。

事実、難易度が『易しい』に変更できなかったら、私はたぶんこの短期間でクリアできなかったでしょう(笑)。

悪い点・残念な点

小夜ちゃんのイラストが無い

このシリーズは主人公『小夜ちゃん』の可愛さが際立っているのですが、プレイ中は小さなドット絵以外出てきません。

スーパーファミコンのパッケージのような小夜ちゃんが所々に登場するのかと思っていたので、少々残念でした。

(以下、Amazonさんのリンクです)

奇々怪界-謎の黒マント-

サウンド面が弱い

時代が時代のため、しょうがないところはありますが、サウンドの重厚感があまりなく、チープ感が否めません。

続編の『奇々怪界 謎の黒マント』の超良曲(特に森の中のステージ)が頭に残っていたこともあり、個人的にはちょっと残念でした。

その他

性格的にビビリな方に向いているゲーム

プレイしていて分かりましたが、大体やられる時は自分から突っ込んで、相手のショットに当たってしまっていました

毎回もっと慎重にプレイすればよいのにと、心の中で嘆きましたが、性格的になんだか突っ込んじゃうんですよね。

基本的にはゆっくり確実に進んでいく方の方が、進みは良いかもしれません。

とにかくザコ敵が多い

中盤ステージを超えたあたりから、敵の量が異常に増え、もはやアクションというよりはシューティングになります。

基本的に敵に接触すれば一発アウトなため、終盤ステージまで進むには相当な集中力と、練習のための根気が必要になります。

私の場合は、第4ステージに登場する、小夜ちゃんにへばりついてくる納豆みたいな妖怪に相当手こずりました。

(エンドロールの紹介では『るむる』という名前のようです。みなさん気を付けましょう。)

個人的な評価

f:id:appli-get:20201101162558p:plain

評価グラフ

オススメ度

★★★★☆ (オススメします)

和テイストを前面に押し出した、古き良き時代のアクションゲームです。

かわいらしい小さな巫女さんが、お祓い棒を振りながらお札を投げるというアイデアが秀逸であり、シンプルで飽きの来ない、何か惹きつけられる良ゲーでした。

いまだにレトロゲーム界では名高いシリーズであり、人気があるのも頷けます。

当時プレイされていた方、レトロゲームの中でも高難度のアクションゲームがお好みの方にはオススメします。

反面、瞬発力・判断力を強いるゲームが苦手な方には、あまりオススメできません。

価格面については、838円という値段であれば、コスパとしてはなかなか良いのではないでしょうか。

最後に

7人の七福神を救出した後、「船がないんですけど!」と言われたとき、心の中で何かが壊れた気がしました。

しかも、敵が恐ろしいほどに降ってくる凶悪ステージ。

タイトーさんはユーザの心をへし折るのがお上手なようで(笑)。

ちなみに、奇々怪界の続編開発中の情報が『ナツメアタリ』さんから出たようです。

ファンの方は楽しみに待ちましょう!

https://www.natsumeatari.co.jp/kuromanto/

【GB】ボンバーボーイ ~強力なアイテムを購入して仲間たちを救い出そう!~

こんにちは。最終皇帝です。

今年もあと2か月で終わりですね。

なんだかコロナ云々で半年以上振り回されましたが、このゴタゴタによって、珍しく一年が早く感じました。

今年は思い返してみると、あまり良いことが無かったなぁ。。。

とりあえず、今年の膿は今年のうちに出し切って、来年に備えるとしますかね。

さて今回は、爆発で有名なあのアクションゲームのGB版を紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『ボンバーボーイ』です。

f:id:appli-get:20201025093231j:plain

ボンバーボーイ ©1990 HUDSON SOFT

価格

だいぶ前にBOOK OFFにて、108円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。

あらすじ

見た感じでは、町(島?)が何者かに占拠されてしまい、主人公の少年『キッド』が捕らわれた人々を救出していく物語のようです。

ゲームシステムなど

基本的には、言わずと知れたボンバーマンと同様で、フィールド上に現れる敵を、手持ちの爆弾を使って倒していくアクションゲームです。

f:id:appli-get:20201025092202j:plain

戦闘中のイメージ

www.retroboydiary.com

ボンバーボーイモード

主人公のキッドを操作して、仲間たちを救出していくストーリーモードです。

複数の拠点の中から、好きな順番でステージを進めることができる他、クリア時に取得できるお金を使って、ショップでアイテムを購入することができます。

アイテムの購入

ボンバーボーイモードでは、ステージを攻略することでお金(GOLD)を手に入れることができ、ショップでアイテムと交換することができます。

ショップではアイテムを購入する以外に、不要なアイテムを売却することもできます。

f:id:appli-get:20201025092245j:plain

アイテム購入中のイメージ
アイテムの選択

ボンバーボーイモードでは、ステージ開始時に装備するアイテムをあらかじめ選ぶことで、プレイヤーを強化することができます。

f:id:appli-get:20201025092258j:plain

アイテム選択中のイメージ

アイテムは、敵にやられるまで使い続けられるものと、1エリアで1回こっきりしか使えないものの2種類に分けられています。

以下は一部アイテムの紹介です。

アイテム名 詳細

ELIXER

f:id:appli-get:20201025091944j:plain

一度やられても、その場からやり直すことができます。
(1度装備すると、次のラウンド開始時に消失します)

BOMB UP

f:id:appli-get:20201025092006j:plain

フィールド上に置ける爆弾の個数が1個増えます。

FIRE UP

f:id:appli-get:20201025092003j:plain

火力が1段階アップします。

FIREPASS

f:id:appli-get:20201025091959j:plain

ボムの爆風を無効にします。
(1度装備すると、次のラウンド開始時に消失します)

ステージ構成

最初にマップの中から、攻略したいステージを選択します。

各ステージは、ラウンドと呼ばれる複数のエリアが用意されており、すべてのラウンドをクリアすると、そのステージを制圧したことになります。

各ステージには難易度が設定されており、難易度が高いほどラウンド数が多くなっていきます。

ボンバーマンモード

遊び方はボンバーボーイモードと同じですが、ストーリー性はなく、ひたすら敵を倒しては、脱出用の扉に向かうモードです。

このモードは、アイテムを購入するようなことはできず、パワーアップするにはフィールドにまれに現れるアイテムを拾うしかありません。

プレイ時間

ボンバーボーイモードは大体6,7時間でクリアすることができました。

ボンバーマンモードはちょっとプレイして一旦やめてしまいました。いつかプレイします。

良い点・楽しい点

自分の好きなようにチューンナップできる

ショップで購入して手に入れたアイテムを、ステージ開始時に好きなように取り付けられるのが良いです。

私が今までプレイしたボンバーマンは、ステージを進行中、まれに現れるアイテムを拾うことで、プレイヤーを強化していくシステムでしたが、これだとなかなか火力が上がらなかったり、ボムの個数が増えなかったりで、序盤は結構イライラすることが多かったです。

その点、本作はステージ開始時に好きな分量で火力調整ができるので、最初から過激なセッティングにしてテンポよくプレイできました(笑)。

アイテムが豊富

各ステージを攻略後に新たなアイテムを取得できますが、このアイテムの種類が豊富なのが良いです。

リモコンや爆風ガード、ブロックの上を移動することができたり、何かと容量削減のために仕様を削られまくるゲームボーイのソフトを感じさせない作りでした。

悪い点・残念な点

コンティニューがパスワード制

内部メモリーを搭載していないため、時間をおいて次回プレイする際は、8桁の英数字パスワードを打つ必要があります。

なお、コンティニュー開始時は、前回プレイ時に所持していたアイテムがすべて無くなっており、それまでに取得したお金のみ持たされた状態で始まります。

実はこれが割と厄介で、ショップでアイテムを買う前にステージに突入してしまい、戻れず、電源を入れ直してパスワードを再入力するということが何度かありました。

その他

爆風の余韻が長め

スーパーボンバーマンあたりを主戦場にしていた方がプレイすると、本作は爆風の待機時間が長く、待ちきれずに自らぶつかりに行って自滅することもあるかと思います。

(スーパーボンバーマンあたりを主戦場にしていた筆者の意見です(笑)。)

良い子は爆風が消えるまでちゃんと待ちましょうね!

ラウンド開始直後が一番危ない

ラウンド開始直後、足の速い敵が猛進して突っ込んでくることがあり、結構焦ります。

最初だけはホントに気をつけてください。

やられると、持っているアイテムが全部消失してしまいますよ。

FIREPASS + 引火 + 連打で最強

ショップで購入できるFIREPASSを装備すると、ボムの爆風でやられなくなりますが、これを応用すると、敵がすぐ近くにいなければ、ほぼ無敵の爆風野郎になることができます。

手順は以下の通りです。

  1. 装備にFIREUPを3,4個と、FIREPASSを1個付ける(他の空きは何でもよいです)
  2. 戦闘が開始されたら、ボムを自分の近くにわざと置いて爆風を受ける
  3. 爆風を受けるタイミングを見計らって、Aボタンをひたすら連打し、少しずつ移動する

これを行うと、Aボタンの連打と移動を止めない限り、ひたすら爆風が発生し続けます。

つまり、敵が近づいてくると、すぐに焼きつくすことができるというわけです。

なかなかステージを進められない時は是非試してみてください。

個人的な評価

f:id:appli-get:20201025092005p:plain

評価グラフ

オススメ度

★★★☆☆ (普通です)

アイテムを拾いつつ、パワーアップして敵を撃退していく、私の知っているボンバーマンとは少々異なり、ショップでアイテムを購入・カスタマイズできる点は、なかなか良かったと思います。

また、ハード的に非力なゲームボーイソフトにしては、そこそこボリューム感があり、プレイ後の満足感もあります。

ダラダラ中だるみして長ったらしいわけではなく、ちょうど良い長さでした。

(ボンバーボーイモードの話です。)

ハードオフの吊り下げ品コーナーに行くと、かなり高い確率で遭遇し、かつ価格もかなり安いです。私の家の近くのHARD OFFでは300円ぐらいだった気がします。

冒険するほどの値段でもないため、気になった方はプレイしてみてはいかがでしょうか。

最後に

実は外装シールを初めて見た時、アメフト少年が思いっきり突っ込んでいくようなゲームかと思っていました。

f:id:appli-get:20201025095904j:plain

私にはアメフトの少年にしか見えない。。。

手に持っていたのは爆弾だったんですね(笑)。

いや、ボンバーマン系のゲームって、必ずタイトルに『ボンバーマン』という文字が入っているものだと思っていたので、まさかボンバーボーイがボンバーマンの後継ソフトだったなんて夢にも思っていなかったわけですよ。