こんにちは。最終皇帝です。
今年もあと2か月で終わりですね。
なんだかコロナ云々で半年以上振り回されましたが、このゴタゴタによって、珍しく一年が早く感じました。
今年は思い返してみると、あまり良いことが無かったなぁ。。。
とりあえず、今年の膿は今年のうちに出し切って、来年に備えるとしますかね。
さて今回は、爆発で有名なあのアクションゲームのGB版を紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『ボンバーボーイ』です。
価格
だいぶ前にBOOK OFFにて、108円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
見た感じでは、町(島?)が何者かに占拠されてしまい、主人公の少年『キッド』が捕らわれた人々を救出していく物語のようです。
ゲームシステムなど
基本的には、言わずと知れたボンバーマンと同様で、フィールド上に現れる敵を、手持ちの爆弾を使って倒していくアクションゲームです。
ボンバーボーイモード
主人公のキッドを操作して、仲間たちを救出していくストーリーモードです。
複数の拠点の中から、好きな順番でステージを進めることができる他、クリア時に取得できるお金を使って、ショップでアイテムを購入することができます。
アイテムの購入
ボンバーボーイモードでは、ステージを攻略することでお金(GOLD)を手に入れることができ、ショップでアイテムと交換することができます。
ショップではアイテムを購入する以外に、不要なアイテムを売却することもできます。
アイテムの選択
ボンバーボーイモードでは、ステージ開始時に装備するアイテムをあらかじめ選ぶことで、プレイヤーを強化することができます。
アイテムは、敵にやられるまで使い続けられるものと、1エリアで1回こっきりしか使えないものの2種類に分けられています。
以下は一部アイテムの紹介です。
アイテム名 | 詳細 |
---|---|
ELIXER |
一度やられても、その場からやり直すことができます。 |
BOMB UP |
フィールド上に置ける爆弾の個数が1個増えます。 |
FIRE UP |
火力が1段階アップします。 |
FIREPASS |
ボムの爆風を無効にします。 |
ステージ構成
最初にマップの中から、攻略したいステージを選択します。
各ステージは、ラウンドと呼ばれる複数のエリアが用意されており、すべてのラウンドをクリアすると、そのステージを制圧したことになります。
各ステージには難易度が設定されており、難易度が高いほどラウンド数が多くなっていきます。
ボンバーマンモード
遊び方はボンバーボーイモードと同じですが、ストーリー性はなく、ひたすら敵を倒しては、脱出用の扉に向かうモードです。
このモードは、アイテムを購入するようなことはできず、パワーアップするにはフィールドにまれに現れるアイテムを拾うしかありません。
プレイ時間
ボンバーボーイモードは大体6,7時間でクリアすることができました。
ボンバーマンモードはちょっとプレイして一旦やめてしまいました。いつかプレイします。
良い点・楽しい点
自分の好きなようにチューンナップできる
ショップで購入して手に入れたアイテムを、ステージ開始時に好きなように取り付けられるのが良いです。
私が今までプレイしたボンバーマンは、ステージを進行中、まれに現れるアイテムを拾うことで、プレイヤーを強化していくシステムでしたが、これだとなかなか火力が上がらなかったり、ボムの個数が増えなかったりで、序盤は結構イライラすることが多かったです。
その点、本作はステージ開始時に好きな分量で火力調整ができるので、最初から過激なセッティングにしてテンポよくプレイできました(笑)。
アイテムが豊富
各ステージを攻略後に新たなアイテムを取得できますが、このアイテムの種類が豊富なのが良いです。
リモコンや爆風ガード、ブロックの上を移動することができたり、何かと容量削減のために仕様を削られまくるゲームボーイのソフトを感じさせない作りでした。
悪い点・残念な点
コンティニューがパスワード制
内部メモリーを搭載していないため、時間をおいて次回プレイする際は、8桁の英数字パスワードを打つ必要があります。
なお、コンティニュー開始時は、前回プレイ時に所持していたアイテムがすべて無くなっており、それまでに取得したお金のみ持たされた状態で始まります。
実はこれが割と厄介で、ショップでアイテムを買う前にステージに突入してしまい、戻れず、電源を入れ直してパスワードを再入力するということが何度かありました。
その他
爆風の余韻が長め
スーパーボンバーマンあたりを主戦場にしていた方がプレイすると、本作は爆風の待機時間が長く、待ちきれずに自らぶつかりに行って自滅することもあるかと思います。
(スーパーボンバーマンあたりを主戦場にしていた筆者の意見です(笑)。)
良い子は爆風が消えるまでちゃんと待ちましょうね!
ラウンド開始直後が一番危ない
ラウンド開始直後、足の速い敵が猛進して突っ込んでくることがあり、結構焦ります。
最初だけはホントに気をつけてください。
やられると、持っているアイテムが全部消失してしまいますよ。
FIREPASS + 引火 + 連打で最強
ショップで購入できるFIREPASSを装備すると、ボムの爆風でやられなくなりますが、これを応用すると、敵がすぐ近くにいなければ、ほぼ無敵の爆風野郎になることができます。
手順は以下の通りです。
- 装備にFIREUPを3,4個と、FIREPASSを1個付ける(他の空きは何でもよいです)
- 戦闘が開始されたら、ボムを自分の近くにわざと置いて爆風を受ける
- 爆風を受けるタイミングを見計らって、Aボタンをひたすら連打し、少しずつ移動する
これを行うと、Aボタンの連打と移動を止めない限り、ひたすら爆風が発生し続けます。
つまり、敵が近づいてくると、すぐに焼きつくすことができるというわけです。
なかなかステージを進められない時は是非試してみてください。
個人的な評価
オススメ度
★★★☆☆ (普通です)
アイテムを拾いつつ、パワーアップして敵を撃退していく、私の知っているボンバーマンとは少々異なり、ショップでアイテムを購入・カスタマイズできる点は、なかなか良かったと思います。
また、ハード的に非力なゲームボーイソフトにしては、そこそこボリューム感があり、プレイ後の満足感もあります。
ダラダラ中だるみして長ったらしいわけではなく、ちょうど良い長さでした。
(ボンバーボーイモードの話です。)
ハードオフの吊り下げ品コーナーに行くと、かなり高い確率で遭遇し、かつ価格もかなり安いです。私の家の近くのHARD OFFでは300円ぐらいだった気がします。
冒険するほどの値段でもないため、気になった方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
最後に
実は外装シールを初めて見た時、アメフト少年が思いっきり突っ込んでいくようなゲームかと思っていました。
手に持っていたのは爆弾だったんですね(笑)。
いや、ボンバーマン系のゲームって、必ずタイトルに『ボンバーマン』という文字が入っているものだと思っていたので、まさかボンバーボーイがボンバーマンの後継ソフトだったなんて夢にも思っていなかったわけですよ。