こんにちは。最終皇帝です。
最近、会社の出勤が遅番になったもので、始業が10:00以降というなんとも慣れない生活をおくっています。
起きるのもこれまで5:00だったのが、今は8:00になり、最近は夜中の2:00ぐらいまで起きていることもザラになりました。
もう体内時計がガッタガタでございます(笑)。ふーっ。
さて今回は、ゲームボーイのレーシングゲームを1本紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『F-1スピリット』です。
価格
相当前にBOOK OFFにて、108円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
特にストーリー的なものは無いようです。
ゲームシステムなど
上空視点のレーシングゲームです。
レースの流れ
3つの選手権から1つを選択し、エントリーします。
選手権は複数のステージ(ラウンド)に分かれており、各ステージごとに予選(スタート時の位置取りを決める)、本番の2レースが行われます。
各レースで上位に入ると得点を取得することができ、最終的にその合計点でライバル達と競います。
選手権
選手権は下記の3つから選択することができます。
- FORMULA3
- F-3000
- FORMULA1
なお、難しい選手権になるほど、マシンのスピードの上限が上がり、スピード感が増します。
セッティング
レースに参加する前に、マシンのセッティングをすることができます。
エンジン
エンジンの出力を設定します。
『加速』と『速度』のバランスをどのようにするかを調整することができます。
加速と速度両方を最大にすることはできず、一長一短もしくは、平均的なセッティングになります。
AT・MTの選択
オートマチックとマニュアルチックを設定します。
ウイング
ダウンフォースと空力のバランスを設定します。
正直、これだけはどの辺が変わっているのか分かりませんでした。
ほんの少しだけスピードが変わるような。。。
よく分からないので、私の場合はいつもバランス型のセッティングにしていました。
タイヤ
使用するタイヤを選択します。
タイヤは全部で4種類あり、グリップ力と長持ちする度合い(ライフ)のバランスを設定します。
グリップ力が高いものを選択すると、コーナーリングがしやすくなりますが、反面、タイヤ交換の頻度が上がるため、ピットインが必要になります。
ライバルとクラッシュすることが無い
レース中、ライバルの車と接触してもすり抜ける仕様となっています。
そのため、相手と競うというよりは、いかにコースアウトしたり、減速したりせず、コースを走り切ることができるかという、自分との戦いになります。
プレイ時間
練習したのも含めると、すべてクリアするまでに7,8時間ぐらいはプレイしていたかもしれません。
特にFORMULA1はステージ数がかなり多いため、走破するだけでも大変でした。
良い点・楽しい点
スピード感を楽しめる
特に難易度の高いFORMULA1選手権は、マシンのスピード上限が高いため、かなりスピード感のある走りを楽しむことができます。
個人的には、レーシングというよりは、『コースから飛び出さないように気を付ける避けゲー』っていう感覚でした。
BGMのクオリティが高い
KONAMI製のゲームということもあり、レース中に流れるBGMのクオリティがやたらと高いです。音へのこだわりの強さが伺えます。
悪い点・残念な点
臨場感をあまり味わえない
上空視点のレースゲームなので、仕方ないところもありますが、運転席視点や、マシン後方視点のように、障害物やライバルのマシンが迫りくる感じは味わうことができません。
自車がコース上のどこにいるのか分からない
よく見るレーシングゲームでは、コース全体の構成が画面上にあり、自車が現在どの位置にいるのか、点で示してくれるのがセオリーですが、本作はそういった案内が全くありません。この辺りは少々不親切かと思います。
その他
セッティングのコツ
基本的には、エンジンとタイヤのセッティングが重要な部分を占めます。
私の場合は、割とコースアウトしがちのため、大抵加速がやや良いタイプを選択します。
(速度3, 加速2のタイプ)
タイヤについては、コースに急カーブがある場合は、グリップ・ライフが平均的なタイヤを選択し、ストレートコースが多い場合は、グリップ性能が低く、ライフが高いものを選択します。
ピットインは再開するまでに長い時間を費やすため、できるだけ回数を減らすのが定石です。
ストレートの多いコースでは、ライフが一番高いタイヤを使用し、ピットインを全く行わない戦法が良いでしょう。
個人的な評価
ストーリーがあるか不明なため、『ストーリー性』は一旦0としています。
オススメ度
★★★☆☆ (普通です)
速度・ハンドリングに関する設定をプレイヤー自身が行い、好きなセッティングでレースができる、なかなか凝ったレーシングゲームです。
プレイ開始当初はパッとしないゲームだなぁと感じていましたが、難関コースの多いFORMULA1をプレイし始めたあたりから、スピード感が出てきて盛り上がりました。
反面、『車両後方視点』や『操縦席視点』に比べて、上空視点のレーシングゲームは臨場感を感じづらいのが難点と感じました。
なお、BGMのノリがやたらと良く、なかなかのものです。さすがKONAMI製。
価格面については、108円であればコスパはかなり良いです。
最後に
最後の方のコースはウネウネしすぎて、壁にひたすら激突していました(笑)。
総合点で競うレースでなかったら、結果は悲惨だったかもしれません。