こんにちは。最終皇帝です。
皆さんは時代劇を見たことはありますか?
私はというと、最近は見なくなりましたが昔は結構見ていました。例えば『三匹が斬る』とか『暴れん坊将軍』、『八丁堀の七人』あたりは結構好きでしたね。
特に『三匹が斬る』の役所広司さん演じる『千石』は、男の私でも惚れました(笑)。
今度DVDでも買おうかな。。。
さて、今回はそんな時代劇を題材にしたファミコンソフトを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!』です。以前GB版を紹介したことがありましたね。
ファミコン版はGB版の前に発売された、本作の元祖です。
価格
HARD OFFにて、880円で購入しました。バーチャルコンソールでも、発売されているようです。
あらすじ
ここは江戸の国。「くにまさ(くにおくん)」の「ぶんぞう」親分がどうやら、「とらぞう」という人物に怪我(毒をモられた?)させられたとのこと。義理堅い「くにまさ」は、ぶんぞう親分の仇を討つため、出かけるのであった。
しかし、旅出ってすぐのこと、知り合いの「おこと」ちゃんまで、何者かにさらわれてしまった。くにまさは、無事おことちゃんを救出し、ぶんぞう親分の仇を打つことができるのか。
(GB版と同じです)
ゲームシステムなど
基本的には、以前紹介したGB版と違いはほとんどありません。あるとすれば、下記の3つあたりです。
- カラー
- サウンドに厚みがある
- プレイヤー画面の幅がファミコン版の方が広い
プレイ時間
2.5時間程度でクリアすることができました。GB版で慣れていなかったら、もう少しかかっていたかもしれません。
良い点・楽しい点
GB版と比べて良いところ
画面幅が広い
GB版はハードの制限があったのか、画面縦横の表示幅(視野)がかなり狭く、画面外の敵の状況が分かりづらいです。
逆に、ファミコン版は表示幅がかなり広くなっているため、敵との距離が取りやすく、遊びやすいです。
(GB版の画面は以下の公式動画で見ることができます。)
カラーが良い
GB版では背景の画像が白黒のため、あまり情景が目に入ってきませんでした。
その点、ファミコン版は画面幅が広くなったことと、カラー化されていることもあり、各地方の昔の町並みや、土地感を感じながらプレイすることができます。
BGMに厚みがある
サウンドのチャネル数がGB版よりも多いのか、BGMの厚みが明らかに違います。
また、GB版のときに感じた『リズムのズレ(※)』がありません。
普通に超良曲ばかりです。
※ 例えば、以下の曲はすごく良曲ですが、どことなくリズムがちょっとズレている感じがします。この点がファミコン版では気になりません。
(あくまで個人の感覚です)
悪い点・残念な点
ちょっとキャラクターがチカチカする
ゲームプレイに支障が出るほどではないですが、敵・味方のキャラクターが画面上で交錯する(重なる)と、描画がチカチカして少し気になりました。
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
敵をブン投げたり、岩や竹でブン殴ったり、「時代劇ってこんなだったっけ?」と思わせる独特の外し感が相変わらず面白いです。
GB版を先にプレイして分かりましたが、グラフィック・サウンド面から見て、ファミコン版の方がだいぶ良いです。
GB版は、ファミコン版からGBのハードウェアスペックに耐えられるレベルにグラフィック・サウンドリソースを減らしたもののようですね。
本作を楽しむのであれば、絶対ファミコン版がオススメです!!
最後に
個人的には『くにおくん』というと、この作品が真っ先に頭に浮かんできます。
みなさんはいかがですか?