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とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【FC】ドラゴンクエスト3 そして伝説へ・・・ ~非の打ちどころがない王道RPG~

こんにちは。最終皇帝です。
いや~、やっとこボーナス頂きました。上司に諂い(へつらい)、忖度(そんたく)し、毎日神経すり減らしているんだから、胸張って受け取ったろうか(笑)。使いどころは全く決めていませんが、とりあえず、以前から欲しかった「キックボード」の検討はしたいなぁ。

今回紹介するゲーム

さて、今回は「ドラゴンクエスト3」です。私のちょっと前の世代の方は、これを購入するために、会社を休んだり、店に夜通し並んだりして、社会現象になったそうですね。おそらく、前作「ドラゴンクエスト2」が相当良かったということでしょう。

正直、私もそのくらい情熱を燃やしてみたいものです(笑)。

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ドラゴンクエスト3 そして伝説へ・・・ ©1988 エニックス、バードスタジオ、アーマープロジェクト、チュンソフト 音楽/すぎやまこういち

www.retroboydiary.com

価格

定価で購入したはずなので、6,000円ぐらいしたと思います^^;
PS4や3DSのダウンロード版は配信されているようですね。(ただし、ファミコン版ではなく、リメイク版です)

あらすじ

それは「最終皇帝」が16歳になる誕生日のことであった。今日は皇帝が初めて、お城に行く日である。

実は、最終皇帝はこの国の英雄「オルテガ」の息子。聞くところによると、オルテガは戦いの末、火山に落ちて亡くなったそうだ。(そして、海パン一丁にマントを羽織り、戦いに赴いたことも聞いてしまった。)

最終皇帝は、オルテガの跡を継ぎ、平和を脅かす魔王「バラモス」を退治するため、冒険の旅に出るのであった。
(やや不真面目に記載(笑))

ゲームシステムなど

フィールドを歩き回り、敵と交戦して、最終目的を果たすRPGです。ちなみに、「勇者ロトの伝説」は本作で完結となります。

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フィールド移動のイメージ(結構雑です^^)

パーティー制

本作の特徴は、パーティに加えるキャラクターを自分で選択・登録し、パーティーに自由に加えられるところです。

登録するキャラクターには、「職業」というものがあり、それぞれ特徴・特性を持っています。以下は、登録できるキャラクターの職業です。

職名 詳細(CLv)
戦士 武器攻撃のスペシャリスト。HP, 攻撃力, 守備力が高い。
武闘家 打撃のスペシャリスト。会心の一撃が出易く、素早さが非常に高い。
僧侶 回復呪文のスペシャリスト。打撃も少しは出来る。
魔法使い 攻撃呪文のスペシャリスト。打撃は苦手。
商人 廉価版戦士といったところ。ただ、戦闘後に追加のゴールドを入手できる。金が溜まる。
遊び人 超使えない役立たず。ただし、20レベルまで上げて、転職すると。。。
賢者 僧侶・魔法使いが覚える呪文を、同時に覚えることができる。
また、HPも力もそこそこ上がるため、バランスの良いキャラクターになれる。

なお、「賢者」に関しては、後で説明する「転職」というシステムを利用しないと、なることができません。

転職

勇者以外のキャラクターは、ダーマ神殿というところで、「転職」をすることができます。転職をすると、レベルが1になり、全てのパラメータが半分になりますただし、覚えた呪文は忘れず、そのまま残ります

戦闘システム

ターン制のバトルとなっており、下記のコマンドを使用することができます。

  • たたかう: 武器による、通常攻撃をします。
  • じゅもん: MPを消費して、回復・攻撃・補助の呪文を使用することができます。
  • ぼうぎょ: 身を守り、攻撃にダメージを弱めます。
  • どうぐ: 道具を使用することができます。
  • にげる: 戦闘から離脱します。

下記は戦闘のイメージです。

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戦闘イメージ(スライムはこんな不気味じゃない^^;)

セーブデータ

本作から内蔵メモリが搭載され、途中でセーブすることができるようになりました。

もうパスワードを50文字打ったりしなくて済みますね^^

種の出現

今ではお馴染みですが、「すばやさのたね」や「ラックのたね」等、キャラクターのパラメータをアップする「種」は、本作から登場しました。

プレイ時間

おそらく40時間以上かかったと思います。最初に遊び人を3人連れていったことが、最大の原因ですが(笑)。ちなみに「ひかりのたま」は使いました^^;

良い点・楽しい点

前作から比べて圧倒的にボリュームUP

私の勝手な感覚ですが、シナリオの長さで言えば、2.5倍~3倍は長くなっています。

呪文のバラエティー

前作に比べ、さらに呪文の種類が増え、戦闘の幅が広がりました^^

パーティー編成の自由度が高い

自分の好みであったり、好きな戦略で戦えるパーティーを編成できる、自由度の高い点が良いです。また、ストーリーが進行すると、加えた仲間を「転職」させることができるため、魔法使いだったキャラクターを戦士にして、「魔法戦士」タイプにするといった、遊び方もできます^^

悪い点・残念な点

パーティー制の弱点

悪い点はほぼありませんが、強いて言うなら、加えた仲間には、ストーリーが無い点です。
前作のように、加わる仲間ごとのストーリーが展開されないため、基本は主人公目線のストーリーになります。そのため、前作よりも幾分、感情移入しにくく感じました。

その他

一人旅

本作は、パーティー制にはなっているものの、必ずしも、仲間を連れて行かなければならないわけではありません。そのため、一人旅で全クリする猛者の方々も、結構いらっしゃいます。

ちなみに、一人旅には利点があります。それは、経験値が4倍もらえます(4人旅と比較して)。そのため、主人公のレベルは上がり易くなります。

ボスの多重化

これまでは、物語当初に会話に出ていた「最終ターゲット = ラスボス」でしたが、本作から、ラスボスで終わりではなく、その後、真打が登場する構図となりました。

例えば、

ゲーム名 ラスボス クリア後(真打) 補足
ドラクエ3 バラモス ゾーマ -
ドラクエ4 デスピサロ なし

真打はいないが、途中で地獄の帝王
エスターク」が甦る。
帝王が甦ったタイミングでは、
ピサロは彼を敬っていた。
(≒あの時点では、ピサロより、
彼の方が実力は上だった
ということかと)

ドラクエ5 ミルドラース エスターク -
ドラクエ6 デスタムーア ダークドレアム -
ドラクエ7 オルゴ・デミーラ 神様 -

※「」内をドラッグすると、名前が出てきます。

ドラクエ4は、ちょっと構図が異なりますが、本作は、以降のドラクエに大きな影響を与えたと言えます。

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勇者 + 遊び人 × 3

今回はこのパーティーで遊びましたが、やはり序盤は死ぬ程キツイです。最初のアリアハン地方は、まだなんとかなりますが、その次のロマリアに着いた辺りから、遊び人の攻撃がほぼ喰らわなくなります(笑)。

ダーマ神殿まで行くのに、何時間かかったんだろ。。。

まさか親父が。。。

色白で、灰色の海パンとマントを羽織り、覆面をしている変態だったとは。。。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★★ (かなりオススメします)

正直、ほぼ非の打ちどころがありません^^;
ゲームバランスも良好ですし、転職システムによる、キャラクターの強化等のやり込み要素もあります。
ただ、私としては、全く何もしゃべってくれない仲間よりも、前作のように、各キャラクターの性格・人間ドラマが現れる構成の方が好きです。このあたりは賛否がありそうですが^^;

最後に

確か、「ドラゴンクエスト3」は、ファミコンの歴代売り上げ本数で5位以内に入っている名作です。まだプレイしたこと無い方は、一度遊んでみてください^^