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【GB】ジャングルウォーズ ~超マイナーな良RPG~

こんにちは。最終皇帝です。
箱・説明書無しの中古ゲームを買うとき、タイトルとパッケージの画だけで、中身を想像することはよくありますが、今回ほど、想像と全く違ったことはないかもしれません^^;

今回紹介するゲーム

さて、今回は「ジャングルウォーズ」です。パッケージからして、レトロな雰囲気がムンムン漂ってきますね^^;

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ジャングルウォーズ ©1991 PONY CANYON INC.

価格

BOOK OFFにて、540円で購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。

あらすじ

ここはとあるジャングル。いつものように、朝早く起きたジャングルボーイこと、「最終皇帝」君は、ジャングルのヒーロー「ジャングルパパ」と一緒に、ジャングルの見周りをするのだった。聞くところによると最近、悪いやつらが暴れ回っているようだ。

そんなこんなで、見回りを始めようとすると突然、ゴート団のアピーニ・ゴートという女性が襲いかかってきた。しかし、ジャングルパパの手にかかれば、他愛も無い相手。すぐに逃げ出してしまった。

気にせず見回りを続ける2人であったが、船着場の船を調査した際に、スキを突かれ、アピーニ一に取り囲まれてしまった。ジャングルパパは、最終皇帝だけでも逃がそうと、彼を海に放り出したのだった。

必ず、ゴート団の手から、ジャングルを守るのだ!」という言葉を残して。。。

漂流しながらも、一命をとりとめた最終皇帝は、ジャングルパパを救出すべく、ゴート団が潜んでいるという「都会」へ冒険の旅にでるのであった。。。

(結構真面目に書いてしまった^^;)

ゲームシステムなど

ドラクエのように、フィールドを歩き回り、待ち構える困難を1つずつ解決し、ラスボスに近づいていく、まさに王道のRPGです。どことなく以前紹介した「桃太郎伝説外伝」に似ています^^

www.retroboydiary.com

戦闘

戦闘は良くあるRPGのターン制バトルとなっています。戦闘時に使えるコマンドは以下のようになっています。

  1. こうげき:通常攻撃。
  2. もちもの:アイテムを使います。
  3. さけぶ:相手をビビらせます(笑)
  4. にげる:戦闘から離脱します。
  5. ぼうぎょ: 防御して敵からの攻撃のダメージを軽減。

なお、冒険途中に仲間になるキャラクターは上記以外に、「じゅもん」や「きのみ」といった特殊コマンドが用意されています。

パーティー制

上でも少し書きましたが、パーティー制のシステムとなっています^^

プレイ時間

なんだかんだ20時間弱ぐらいかかったと思います。

良い点・楽しい点

独特の外し感

監修に桃太郎シリーズでお馴染みの「さくまあきら」さんが加わっているため、ストーリーの中に、ギャグ要素が盛り込まれています^^

サクサク進む

イベントをクリアしないと次のフィールドに進めないようになっているため、あまり迷うことが無いです。サクサク進みます^^

細かいところまで作りこまれている

あるアイテムを持っていると、レベルアップ時に全回復する仕様や、フィールド上の海に波打つアニメーションが施されたりと、結構細部にこだわって、作りこみがなされています。

戦闘メッセージの自動スクロール

よくあるRPGの戦闘では、メッセージのスクロールをするためにAボタンの連打が必要になりますが、このゲームは自動でスクロールしてくれます^^ 親切設計です。

呪文を覚えたとき、同時にその呪文の効果を教えてくれる

桃太郎伝説外伝の仕様にもありましたが、レベルが上がり、呪文を覚えたタイミングで、その呪文の効果から消費MPまで教えてくれます。こちらも親切設計ですね、好感が持てます^^

悪い点・残念な点

ちょっとストーリーが荒い

ジャングルパパを助けに行くはずなのに、仲間の親父を探したり、友達を助けたり、困っている人を助けたり、ストーリー展開がちょっと飛び飛びになってしまい、途中で最終目標が何だったか、分からなくなってしまいました^^;

フィールドを歩くときのスピードがギコい

一歩歩くごとに、一瞬動きが止まり、ちょっと動きがぎこちないです^^;

通常戦闘で敵を倒した後のBGM

モンスターを全員倒した後に、「全員倒したぞ」的なBGMが流れるのですが、そのBGMがちょっと長いです(3秒ちょいぐらい)。何故これが悪い点かというと、そのBGMが流れきるまで、フィールド画面に戻らないからです。

通常戦闘は、RPGのプレイ時間の大半を使うため、無駄に長い部分は不要です。もう少しサッパリした曲にしてもらえると、レベル上げ等もサクサク進んで良かったかなと感じました^^;

エンカウント率

おそらく乱数を使用しているのか、エンカウント率が相当荒いです。1,2歩歩いただけで、出会うときもあれば、数十歩歩いても出会わないときもあります^^;

敵が急に恐ろしく強くなる

終盤に向かうに連れ、敵が強くなってくるのは分かるのですが、少々急激すぎるかと^^; 「じゅもん」が使えなくなると、どうしようもなくなる場面もちょいちょいありました(笑)。

その他

親父がワイルド

親父(ジャングルパパ)の行動・言動がワイルドで笑えます(笑)。「ルー大柴」さんと「少年アシベ」の天堂先生が混ざったような人物です( ´∀`)

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★☆ (オススメします)

ストーリー性と、ゲームバランスに若干気になる点はありますが、ボリューム感もありますし、ゲームシステムも悪くないです。1991年に発売されたゲームボーイのRPGにしては、かなり良くできています^^

レトロゲームのRPGを楽しみたい方にオススメします。

最後に

購入時は、パッケージの絵とタイトル名から、アクションゲームだと思っていたので、物凄い意表をつかれました^^;