あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【SFC】ドラゴンクエスト5 天空の花嫁 ~波乱の人生の中、主人公がひたすら前を向く物語~

こんにちは。最終皇帝です。
近頃、BOOK OFFに行く時は、スーパーファミコンも見るようにしていますが、あまり良い商品が無いですね。ほぼ「マージャン」とか「競馬」系のゲームばかりです^^;

ゲームボーイのソフトよりも、争奪戦が激しいのかなぁ。。。

今回紹介するゲーム

さて、今回は「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」です。

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ドラゴンクエスト5 天空の花嫁 ©エニックス・アーマープロジェクト・バードスタジオ・チュンソフト・音楽/すぎやまこういち

価格

発売直後に、定価で購入したので、10,000円程度したはずです。親にせがんで買ってもらいました^^;

あらすじ

最終皇帝(仮)は、物心ついた頃から、父親の「パパス」と一緒に、旅をしている。今回は、2年ぶりの地元「サンタローズ」への帰郷。

到着すると、何やらパパスがよそよそしく、洞窟を出入りしている。気になった最終皇帝は、後を追いかけたが、何をしているのか結局分からず、サンタローズを後にする。

次に訪れた西の町「アルカパ」では、ひょうなことから、サンタローズで出会った「ビアンカ」という少女と一緒に、お化け退治の冒険に出ることになった。そして、お化け退治の最中、空から落ちてきた、不思議と輝く黄金の宝石を手に入れる。

これら、『パパスの意味あり気な行動』、『ビアンカとの出会い』、『黄金の宝石の入手』が、最終皇帝の今後の人生に、大きな波乱を与えることとなる。

果たして、これから最終皇帝に待ち受ける運命とは。
(何故か最終皇帝と書くだけで、文に締まりがなくなる(笑))

ゲームシステムなど

基本的な部分は、前作「ドラゴンクエスト4」と似ているため、本記事では大きく異なる箇所のみ、書いていきます。ご了承くださいませm(_ _)m

www.retroboydiary.com

フィールド移動イメージ

移動イメージはこんな感じです。私の画の幼稚さに失望(笑)。ホイミンが重力に負けてる。。。

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フィールド移動イメージ(主人公の腕がクロコダインみたいになってる)

戦闘

基本的には、歴代のドラクエの画面とほぼ同じです。ドラクエ4までは、背景が真っ黒のでしたが、本作から背景のグラフィックが描画されるようになりました。

戦闘参加は3人

前作は4人まで戦闘参加できましたが、本作は3人になりました。ちなみに、前作から登場した馬車も用意されており、5人のリザーブを配置しておくことができます^^

「めいれいさせろ」

前作から導入された「さくせん」ですが、本作から新たな作戦「めいれいさせろ」が追加されました。この作戦を使用すると、全てのキャラクター・モンスターのコマンド選択ができるようになります^^

モンスターを仲間にできる

戦闘を繰り返すことで、特定のモンスターを仲間にすることができます仲間になったモンスターは人間の仲間と同じく、旅に同行させることができます。本作最大の特徴です。

本作でこの仕様が採用されて以来、新作のドラクエの情報が流れる度に、「モンスターを仲間にできるのか」気にする人が増えました^^
(私もその中の一人です(笑))

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モンスターが仲間になる瞬間(スライムが煮崩れを起こしている模様)

ショートカットキー

ドラゴンクエスト4までは、人と話したり、宝箱を開けたりする際、「はなす」、「しらべる」といったコマンドをいちいち選択しなければなりませんでした。

本作からは、ショートカットキーが用意され、Xボタンを押すだけで、目の前に人がいれば話し、宝箱があれば開ける操作をしてくれるようになりました。親切設計ですね^^

全体攻撃の武器

前作までは、魔法以外で、複数の敵を一度に攻撃することができませんでした。
本作からは、全体攻撃(敵全体 or 敵1グループ)できる武器が登場し、ブーメランや、いばらのムチといったものが用意されています。

プレイ時間

大体40時間程度でクリア出来ます。私の場合は、あらすじをある程度知っているのが、大きいかもしれません。初見の方は、もう少しかかるかもしれないです。

良い点・楽しい点

ストーリー

私たちの世界では、通常起こり得ない、悲壮感に包まれたストーリーが描写されています。「コレほどまでに波乱の人生を送る人がいるのか」と思うほどの悲惨さです。

そんな悲しみの中でも、父母・彼を慕う親友・モンスターたちに支えられながら、歩みを止めず成長していく、「諦めない主人公」への感情移入が止まりませんでした(涙)。

BGM

相変わらずドラクエは良曲だらけです。特に回想シーンで流れる「哀愁物語」、ドラクエシリーズでは珍しい、静寂さとまがまがしさが入り交じるラスボス曲「大魔王」が大好きです。

やはり「すぎやまこういち」さんのBGMがあるからこそ、ストーリーへの感情移入ができますね^^
(下のiTunesの曲は、オケ版であり、SFCの原曲とは異なります)

哀愁物語 <東京都交響楽団>

哀愁物語 <東京都交響楽団>

  • すぎやまこういち指揮東京都交響楽団
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
大魔王 <東京都交響楽団>

大魔王 <東京都交響楽団>

  • すぎやまこういち指揮東京都交響楽団
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

他にもオススメしたい曲は大量にありますが、このぐらいにしておきます^^;

ユーザ目線の仕様追加

本作から、一段と操作性が向上しました。
もしかすると、ユーザーからある程度の要望が挙がったのかもしれません。

例えば、下記のようなものがあります。

  • 作戦の一つ、「めいれいさせろ」の追加により、全員のコマンド選択が可能。
  • 「ショートカットキー」により、コマンド選択の手番が減少。
  • 「まんたん」コマンドにより、回復操作の手番が減少。

RPGは、同じ操作を度々行わなければならないことが多いため、こういった手番の減少や、自由度が広くなる操作は、プレイヤーにとって、嬉しいです^^

悪い点・残念な点

モンスターのレベル制限

仲間になるモンスターには、それぞれレベルの上限が設定されているため、序盤・中盤に仲間になった一部のモンスターを最後まで連れて行くのが難しく(※)なります。
※ 連れて行っても、弱くて、戦闘に出せない。

序盤に仲間になったモンスターは、思い入れが強く、お気に入りになり易いため、この仕様はちょっと残念です。ゲームバランスの仕様設定が難しくなるでしょうが、どんなモンスターでも、レベル99まで上げられるようにして欲しかったです^^;

その他

「ひとしこのみ」

スーパーファミコン版ドラクエ5の魔法の言葉。

主人公の所持アイテムを下記の順番で並べると、以下の効果が現れる
全て会心の一撃になる」、「仲間になるモンスターが戦闘後、必ず仲間になる
※ 「」の中をドラッグすると、文字が見えます。

  • のきのぼう
  • がったホネ
  • あわせのぼうし
  • んぼう
  • こぎりがたな
  • かわしのふく

昔、友達に教えてもらって、騙されたと思ってやってみましたが、笑いが止まりませんでした。真面目にプレイしたい方は、やっちゃダメです(笑)

ビアンカ派

「ビアンカ」派と「フローラ」派で必ず分かれる話題ですが、私は断然「ビアンカ」派です! 幼なじみ属性がある分、アドバンテージが大きいでしょう^^

美人・強気・幼なじみとか、選ばない理由が出てきません。というよりも、選ばなかった結果、山奥の村でひっそりと暮らすビアンカを、想像したくなかった(笑)。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★★ (かなりオススメします)

ドラクエシリーズの中でも3に続いて根強い人気のある作品です。やはりモンスターを仲間に出来る点が、大きなインパクトでした。自分の好みのモンスターを育てて、ラスボスをジャイアントキリングするのは盛り上がります。まだプレイされていない方は、是非遊んでみてください^^

最後に

ちなみに、私は「スライム縛り」のパーティを作るのが好きです。

「スライム、ホイミスライム、スライムナイト、ベホマスライム、キングスライム、スライムベホマズン」あたりですかね。はぐれメタルは無理です(笑)。

DS版でプレイした時は、はぐれメタルの代わりに「しびれくらげ」とか「メタルスライム」を代用として加えていました。こういう自分だけのお気に入りパーティーを作れるのが面白いですね^^