あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【GB】Sa・Ga2(サガ2) 秘宝伝説 ~超大作にして、超、会話が雑~

こんにちは。最終皇帝です。
最近は冷え込んでいますので、休みになると友人を連れて、スーパー銭湯に行っています。39℃ぐらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かりながらのクソゲー談議は最高です。気が付くとかなりの時間が経ちます。みなさんも機会があればお試しあれ。

今回紹介するゲーム

今回はゲームボーイの超良ゲーの一つ、「Sa・Ga2 秘宝伝説」です。何かとツッコミどころ満載の会話が、私の中でお気に入りです。

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Sa・Ga2 秘宝伝説 ©1990 スクウェア

価格

このゲームは中学生の頃、近所のゲームショップで購入しました。おそらく1000円ぐらいで購入した気がします。有名なゲームですので、BOOK OFFやHARD OFFでよく見かけます。大体1000円以下で購入できると思います。バーチャルコンソールでは発売されていないようですが、NINTENDO DSで復刻版「サガ2 秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY」が発売されています。

あらすじ

昔々、世界を創造した神々が残していった遺産「秘宝」というものがあったそうな。「秘宝」を持つものは素晴らしい力を手に入れられるため、いつの時代も争いが絶えなかったそうな。そんなこんなで、今またこの「秘宝」をかけ、壮大なケンカが始まるのであった。(適当)

ゲームシステムなど

フィールドを歩き回り、戦闘はターン制のコマンドバトルを採用している、昔ながらのロールプレイングゲームです。

キャラクター

一番最初に主人公の種族を決定し、その後、共に冒険に同行してもらう仲間を3人選択します。選択できるのは下記の8名からで、種族としては「人間・エスパー・メカ・ロボ」の4つに分かれます(「スライム・ミニドラゴン・つかいま」はモンスターに分類されます)。

  • 人間(男)
  • 人間(女)
  • エスパー(男)
  • エスパー(女)
  • メカ
  • スライム
  • ミニドラゴン
  • つかいま

種族によってそれぞれ特徴があり、例えば、

  • 人間: 武器の使用に長けており、バランスよくパラメータが上がる
  • エスパー:魔法が使用でき、防御力が高い
  • メカ:装備品でパラメータが上がり、使用武器が無くならない
  • モンスター:モンスターから得た肉を食べることでパラメータが上がる

といった感じになっています。私の場合は、モンスターの肉の仕様が良くわからないため、「人間(男)、人間(女)、エスパー(女)、メカ」を選択することが多いです。ただ、このパーティは装備品(お金)の消費が激しいので、なかなかお金が貯まりません^^;

戦闘システム

SaGa3と同じく、ターン制の戦闘システムです。ドラクエやFFのように、「こうげき」や「まほう」といったものを選択するわけではなく、あらかじめステータス画面で装備した武器や魔法を選択します。例えば、「ロングソード」と「ブロンズのたて」を装備すると、戦闘時にこの2つの武具を利用することが出来ます。アーマー等は戦闘時に使用する対象にはならず、単に防御力を上昇させるための装備品となります。

魔法に関しては、「魔法の書」という魔法を唱えられる書物を装備するか、その魔法自体を習得することで利用できるようになります。魔法自体の習得は、エスパーもしくは、モンスターしか出来ません

www.retroboydiary.com

武器の使用回数制限

以前、SaGa3の記事で少しお話しましたが、武器には使用回数の制限があり、回数分使用すると消滅します。ただし、ロボが装備した武器や、エスパー等が習得している魔法に関しては、宿屋で休むことで回復します。「魔法の書」は回復しません。

セーブ

SaGa3と同様、内蔵電池搭載で3つのデータをセーブ可能です。

プレイ時間

最初に選択する仲間の種族によって、冒険の進めやすさに差が出てきますが、大体20~25時間ぐらいあれば、クリアできると思います。

良い点・楽しい点

ストーリーが分かりやすい

SaGa系のRPGの良い点は、現実とはかけ離れているものの、ストーリー性が理解しやすいところにあります。本作は「秘宝」という現実とは程遠いものを扱いながらも、「それを悪用しようとする人物から守り抜く」という役割が、最初から掲げられています。そのため、ゲームをプレイしている最中に「自分は何を目的に冒険をしているの?」という疑問符が生まれてくることが少ないです。

たまに会話が雑

ストーリーが進むと、「父親」との感動の再開が待っていますが、主人公をロボにして始めても

 

おおきくなったなー。

 

と褒められます。デカくなったとしたら、アンタが改造したんだろが^^;
おそらくゲーム名言オブマイライフに輝くほどの一言です。

たまに昼ドラみたいなことが起きる

旅の途中で父親に遭遇した際、スクウェアのゲームとは思えない会話が繰り広げられます。例えば、下記のような感じです。何でしょう、このドロドロ感^^;
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「待てよ!何か言うことがあるだろう!」

「最終皇帝・・・今は何も無い」

「何年も、何年も、あんたが帰ってくるのを待ってんだ。母さんは一人で働いて、苦労して、ここまで育ててくれて、その間にあんたは何をしてた!母さんを裏切って・・・」

「母さんやお前を裏切るようなことはしていないぞ」

(続く)
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これ、ホントにスクウェアのゲームですよね(笑)。

曲が素晴らしい

このゲームのBGMの作曲は、ファイナルファンタジーで有名な「植松伸夫」氏、ロマンシングサガ3などで有名な「伊藤賢治」氏が担当しています。ミーハーな発言ですが、彼らが作った曲が悪いはずが無い!!!と言いたいです。私的にオススメな曲は下記の3曲です。

秘宝を求めて

秘宝を求めて

  • 植松伸夫
  • サウンドトラック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes
死闘の果てに

死闘の果てに

  • 伊藤賢治
  • サウンドトラック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes
必殺の一撃

必殺の一撃

  • 伊藤賢治
  • サウンドトラック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

ファンの方々のサイトをのぞくと、「Never Give Up」や「勇者のテーマ」も結構人気がありますね。機会があれば、是非聴いてみて下さい。

悪い点・残念な点

私にとっては、少々残念な点は下記の1点だけです。

モンスターの変身の法則性が分かりづらい

SaGa3の記事の際にも、少し触れましたが、戦闘後に、モンスターが落とした肉を食べた際の仕様が少々分かりづらいです。慣れた人にとっては、食べた時の法則性のようなものが分かっているでしょうから、変身先のモンスターのイメージがつくと思いますが、初心者には結構厳しいです。「強かったモンスターをさらに強めようと、肉を食べたら、急に弱体化した」なんてことはザラにありました。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★★ (かなりオススメします)

全体的なゲームバランスが良く、プレイしていて暇になりません。オススメします。なお、たまに理不尽なくらい強い中ボスが現れますが、その辺りは昔のゲームの特徴ということで、レベル(ステータス)上げにいそしんで下さい^^;

最後に

有名どころのゲームはどの部分を取っても良いことが多いため、評価の内容がミーハーな感じになりがちで少々書きにくいです(笑)。ただ、一つ言えるとすれば、「良作は良い点がそこそこ多く、悪い点が少ない」ですね。