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とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【GBC】ドラえもんカート2 ~敵のドライビングテクが異常~

こんにちは。最終皇帝です。
このブログを始めてからだいぶ経ちましたが、酸いも甘いも、色々なゲームに巡り合ってきました。若干「酸い」が優勢ですが。今回はそんな中から「特に酸っぱい」作品をお送りしたいと思います。是非お付き合いくださいませ。

今回紹介するゲーム

あの悪夢から約1ヶ月、今回は「ドラえもんカート2」です。
前回ご紹介した「ドラえもんカート」は悶絶レベルだったため、しばらく立ち直れませんでした。あれから何日か経って、友人から「ドラえもんカートって2もあるよ」と悪魔のささやきを受け、怖いもの見たさで買いに行きました。

「ありました。速攻見つかりました。」

値段といい、胡散臭さといい、買うときちょっと手が震えました。気になるのは発売時期。

「1999年だと?」

前回のドラえもんカートは確か1998年じゃなかったかな?あれだけクソゲーだったゲームが1年やそこらで、進化するものなのか。少なくともシステムエンジニアの端くれをやっている私としては、「1年程度で劇的なレベルアップをした開発チームは周囲で見たことが無い」です。この展開はマズイか。

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ドラえもんカート2 ©藤子プロ・小学館・テレビ朝日、©1999 EPOCH CO.,LTD.

 価格

「何? 864円だと?」
カラー化されていることもあり、前より高くなったのか。もう後戻りはできない。

あらすじ

ある日、のび太はいつものように、ドラえもんに何かをせがんでいました。聴くところによると、カートのできる星に行って、おもいっきり走り回りたいらしいのです。ドラえもんは仕方なく「宇宙救命ボート」を取り出し、カートのできる星へ向かいました。星に到着すると、カートの王様が現れ、のび太達は彼と楽しくレースを始めました。ところが、あまりにも速く走るカート王を嫌がったのか、のび太は「ひみつどうぐ」を使って、ぶっちぎりでゴールしました。それを見かねたカート王は怒り出し、「ひみつどうぐ」をカートの星全体にばら撒いてしまいました。ついでに国から追放されたドラえもん達は、しぶしぶ散らばった「ひみつどうぐ」を探しに出る旅に出るのでした。果たしてドラえもん達は、散らばった道具をかき集め、カート王に詫びの一つも入れられるのでしょうか。

ゲームシステムなど

後方視点から見渡すタイプのレーシングゲームです。基本的に、前作から大きく変わった点はありません。下記、前作と異なる点を並べていきます。前作につきましては、以下のリンクからどうぞ。

retroboy.hatenablog.com

モード選択

選択できるモードは前回と同じく3つ。シナリオモード、VSモード、タイムアタックの3つから選ぶことができます。どのモードで始めても、いつもの5人組から1人、キャラクターを選択します。

ほんの少しシナリオらしくなった

前作ではシナリオモードはあったものの、全くシナリオらしさを感じることがありませんでした。本作からは、レースを始める前に、キャラクターが出てきて、会話をするシーンがあります。大抵の場合は、「俺(私)に勝ったら、道具をやろう」しか言わないのですがね。

「ひみつどうぐ」をあらかじめ選択できる

シナリオ進行中に「ひみつどうぐ」を取得することができ、レース前の準備画面で選択することができます。「ひみつどうぐ」には、「攻撃・防御・パワー・ダウン」の4種類の特性を持ったものがあります。
ちなみに、道具の選択はできるものの、選択したからといって、レース中にすぐ使えるわけではないようです(笑)。確認した感じでは、道端におちているこんもりした物体に衝突した際、発動するルーレットの候補に追加されるアイテムを、この準備画面で選んでいるものと想定します、多分。

プレイ時間

すいません。30分で一旦辞めました。そのうちやる気が出たらまたやります、多分。

良い点・楽しい点

前作よりは画面が少し見易くなった

別に良い点では無いですが、前回に比べて、画面のチカチカは抑えられました。なお、カラーになった分、少しだけコースが見易くなりました。

悪い点・残念な点

見にくい視点

ドラえもんカート2をやって分かったのですが、プレイヤーの視点位置が良くないです。レース中は下図のように見えるのですが、どうも見通しが悪いです。あと少し高い位置からの視点にすれば、見易くなる気がしました。

前作からあまり進歩していない

「ひみつどうぐ」を集めて装備し、レース中に使用できるようになったようですが、他の部分は特に前作と変わっていません。

敵のスピードが速すぎる

このゲームは結構鬼畜で、一度でもスリップしたり、ブレーキをかけすぎたりすると、すぐに追い抜かれます。

コースが凸凹すぎる

「見にくい視点」の項に出ている画面のコースはまだ序の口です。もっとウネウネしたひどいコースがあり、プレイヤーを苦しめます。

その他

前作から変わらぬハードロックなタイトルBGM

タイトルが表示され、ゾッとしました。前作と全く同じ、ハードロックでドラえもんチックなBGMが流れ始めました。ドラえもん臭がするのは、最初の5秒程度ですがね。

BGMの不具合

スタート画面のオプション画面を選択すると、BGMのON, OFFを設定することができます。ただ、このオプションは少々イカれていまして、ONからOFFに切り替えると、オプション選択時に流れるBGMの音色がおかしくなります^^;しかも、その後ONに切り替えても元の状態に戻りません。BGMが消えるわけでもなく、OFFにすると、音がおかしくなるという謎仕様は、若輩者の私には到底理解できないです(笑)。
ちなみにこの設定は、「レース中のBGMを鳴らす/鳴らさないの設定」だったようです…

個人的な評価

まだ全面クリアしていないため、「ボリューム」は0としています。

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評価グラフ

オススメ度

☆☆☆☆☆ (オススメできません。)

すいません。ホントにオススメできません^^;

最後に

エポック社は本作を作る前に「ドラえもんカート」の評価について、消費者から感想を聞かなかったのか気になります。今後ドラえもんカート3が出ないことを切に願います。とかいいながら、出たら買います、怖いもの見たさで、もちろん中古で(笑)。