こんにちは。最終皇帝です。
最近だいぶ日が延びてきましたね。あとちょっとでまたコタツともお別れです。
さて、今回は私が中学生の頃に買って、長らく積みゲーになっていた良作をご紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『銃鋼戦記バレットバトラー』です。
当時、このゲームが欲しくて近所のゲームショップに行ったら、怖いおばさん店員に「そんなのありません!」って鬼の形相で返答されたのを思い出しました。
結局、近くの電気量販店で見つけて購入したのですが、今考えると接客って大事だなってホント思います(笑)。
価格
このゲームは定価で買ったので、4,000~5,000円程度はしたかもしれません。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
ちなみにこのゲームは、中古ゲームショップで1回も見かけたことがありません。
あらすじ
『アルハ・ラウス』と呼ばれる世界の物語。
この世界には、古代文明が作り出した鋼鉄の武装戦士『バトラー』と呼ばれる、武器や乗り物になる、生き物の形をしたマシンが存在している。
『リュート・エアフィード』。
本作の主人公である少年はバトラーを操り、世界中の秘宝を求めて旅をする『ハンター』を目指し、冒険に旅立とうとしていた。
ゲームシステムなど
データウェポンと呼ばれる戦士『バトラー』を使って戦う、ちょっと風変わりなロールプレイングゲームです。
バトラー
概要
バトラーは簡単に言ってしまうと、主人公が従える戦士です。
バトラーは街の外に出れば、どこでも生息しており、アクティブガンというものを使用して収集(捕獲)します。
収集したバトラーはプレイヤーが自由に育成することができ、従えて旅に出ることになります。
収集方法
バトラーを収集する際は、道具屋で売っている『吸収弾(きゅうしゅうだん)』というものを使用します。
フィールド移動中、敵(バトラー)に遭遇したら、そのバトラーに対して、吸収弾を使用します。吸収弾を使用すると、そのバトラーの一定の情報(データ)がアクティブガンの『バレット』に蓄積されます。
蓄積されたデータが100%になると、晴れてバトラーを入手することができます。
ちなみに、バレットには「1種類のバトラーのデータを入れなければいけない」という制約は無く、複数種類のバトラーのデータを混ぜて入れることができます。
ただし混ぜていれると、どんなバトラーが出現するかわからないので注意が必要です。
パーツ装備
バトラーには、特殊なパーツを装備させることができ、相性の良いパーツを装備させると、必殺技を使うことができるようになります。
「何が相性の良いパーツなのか」のヒントは、バトラーを保管しておく『バトラーハンガー』から『バトラーファイル』を閲覧することで確認できます。
ステータス
バトラーには『得意な属性(火とか水とか)』があります。
バトラーの得意な属性に関しては、バトラーを保管しておく『バトラーハンガー』から『バトラーファイル』を閲覧することで確認できます。
合体
バトラーとバトラーを組み合わせて、新たな1体を生成します。進化させるには『がったいディスク』というアイテムが必要です。
進化
『じゅうせんし』という種族のバトラーを進化させることができます。進化させるには『しんかディスク』というアイテムが必要です。
パーティー編成
プレイヤーは最大6体のバトラーを連れて行くことができます。
6体の内、戦闘に最大3体、控えに最大3体を配置することができます。
戦闘
ターン制のコマンドバトルです。コマンドはシンプルで、下記4つしかありません。
コマンド名 | 詳細 |
---|---|
アタック | 通常攻撃をします。 |
ウェポン | EPを消費して、装備された必殺技を使用します。 |
アイテム | アイテムを使用します。 |
にげる | 戦闘から離脱します。 |
プレイ時間
17時間程度でスタッフロールを見ることができました。途中レベル上げをしすぎたので、ちょっと多めになっています。従えるバトラーによっては、もっと早くクリアできると思います。
なお、このゲームは『クリア後にまた新たな冒険が始まるため、まだ終わりではありません。』。
※ 『』内をドラッグすると、中身が見えます。
良い点・楽しい点
バトラーの収集
バトラーの種類が多く、初めてのフィールドに足を踏み入れた際、新たなバトラーを収集するのが楽しいです。
また、データを収集する際、1種類の敵のデータだけでなく、複数種類の敵のデータを混ぜることで、何が産まれてくるか分からないドキドキ感を味わうこともできます。
バトラー育成のバリエーション
単にレベルを上げる以外に『パーツの付加』、『合体』、『進化』といった育成のバリエーションがあるところが楽しいです。
BGMが多い
全体的に良曲が揃っておりかつ、曲数がものすごく多いです。
サウンドテスト機能で確認した感じでは『60曲以上』収録されています。さすが音源に定評のあるKONAMIさんならでは、といったところでしょうか。
個人的には、開放感と爽やかさ前回のフィールド曲が一番のお気に入りです。
悪い点・残念な点
特に目立った悪い点は見つかりませんでした。
その他
細かい演出
ボス戦の際、主人公がバレットを放つ演出を入れたり、砂漠のステージでは、主人公のキャラ画がマントを羽織ったものになったり、結構細かく作りこまれています。
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
ゲームボーイカラーのRPG, アドベンチャー系ソフトは、グラフィックに力を入れすぎて、シナリオやゲームシステムがスカスカになる例を何度も見てきましたが、本作はそういったものには該当しません。
ややストーリーに強引さを感じますが、『複雑過ぎずかつ、淡白でないゲームシステム』、『ボリューム感』、『良質なサウンド・グラフィック』など、かなりバランスの取れた作品です。
『ポケットモンスター金・銀』と同時期に発売されていなかったら、もう少し日の目を見たかもしれません。個人的には『隠れた良作』です。
最後に
ポケモン金のおかげで積みゲーになっていた本作ですが本日、20年の時を超え、やっとスタッフロールを見ることができました^^