こんにちは。最終皇帝です。
だいぶ涼しくなってきて、過ごしやすくなりましたね。
ここからは秋の夜長をゆったり楽しんでいきましょう。
さて今回は、ゲームボーイのクイズゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『カプコンクイズ ハテナ?の大冒険』です。
価格
以前遠出した際に、中古ゲームショップにて、280円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
主人公のハテナが、失われた知力の結晶である『水晶玉』を取り戻し、カプコン王国を救うというストーリーのようです。
ゲームシステムなど
すごろくと4択形式のクイズゲームが合わさったようなゲームです。
ゲームの流れ
プレイヤーにはターンが設けられており、1ターンごとに移動できるマス数を決めます。
決めた後、4択のクイズに答え、正解すると設定したマスの分、エリア上を移動することができます。
移動した先には、ボスにたどり着くためのアイテムや、クイズが2択になるマス、ライフが回復する宿屋などのポイントが用意されています。
エリアは複数に分かれており、最後に待ち受けるボスとのクイズバトルに勝利すると、ステージクリアとなります。
ライフ
プレイヤーには、ライフが用意されており、クイズに間違えるごとに1つ減っていきます。
ライフはマップ上にある宿屋に止まったり、中ボスに勝つことで、回復することができます。
ステージ
6ステージから好きなステージを1つずつ選んで進めていきます。
全てクリアすると、ラスボスへのステージが現れます。
プレイ時間
プレイヤーのウンチクレベルがモノを言いますので、人によってクリアまでの到達時間は相当変わります。
私の場合は、歴史や理科系の知識が疎かったため、暗記にかなり時間がかかりました。
相当ざっくりですが、エンディングを見るまで、15〜20時間ぐらいは触っていたかもしれません。
良い点・楽しい点
カプコン以外のゲームネタ
ゲーム系のジャンルは、カプコンクイズというからに、カプコンの内容に固執しているのかと思いきや、任天堂やスクウェア、エニックスなどのゲーム(※)のクイズも取り上げられています。
ネタ的に関係各社へ許可が必要だったかは分かりませんが、他社製の有名ゲームのクイズを潔く取り入れているところに好感を持ちました。
クイズの内容はかなり簡単でしたけどね(笑)。
※ 例えばFFやドラクエ、SaGaなど。
悪い点・残念な点
芸能・音楽ジャンルがしんどい
普通に仕方ないことですが、当ゲーム発売当時のドラマや芸能ネタが出てくると、30代の私にはまったく歯が立ちません。
また、歴史や80~90年代の海外音楽ネタが出てくると、暗記するのが精一杯です。
逆に言えば、現時点で40代~50代の方には、ドンピシャなネタが多いはずなので、結構楽しめたりするかもしれません。
カプコン製のキャラやゲームを使う理由
正直なところ、ひたすらクイズを解いていくゲームのため、要所要所に現れるカプコン製ゲームのキャラクターは特に必要なかった気がします。
『ゲームの内容よりも、キャラクターのインパクトを優先した』まさにキャラゲーの王道ですね。
その他
ライフが少ない
押さえなければいけないジャンル・知識幅が広いにもかかわらず、間違っても大丈夫なライフの回数がやたら少ないです。
ただひたすら暗記
クイズゲームの宿命ですが、かなり重箱の隅をつつくような、コアな問題が多いため、長時間の暗記は必須です。
知識が増えるという前向きな思考がないと、脳内ストレスで頭が爆発するかもしれません。
個人的な評価
オススメ度
★★☆☆☆ (あまりオススメしません)
私がこのゲームに感じたイメージは『自社製品を前面に押し出したクイズキャラゲー』といったところです。
クイズジャンルに関しては、偏りはあるものの、以前紹介したアメリカ横断ウルトラクイズとあまり違いはありませんでした。
どうせなら歴史や音楽といったジャンルは完全になくしてしまい、『カルトジャンプ』のように、カプコン系ゲームネタに特化したクイズゲームにしてしまった方が、良かったかもしれません。
(ユーザーはだいぶ絞られてしまいますがね)
最後に
会社として売り上げを伸ばさなければいけない関係上、クイズゲームはどうしても万人向けに作ろうとして、個性が出ないのが残念なところです。
上でも出ましたが、カルトジャンプみたいな『ジャンルがガチガチに狭い、コアユーザー向けのクイズゲーム』はないかしら。。。