こんにちは。最終皇帝です。
小寒を過ぎてから、グンと寒くなりましたね。
さらにコタツから出ることができなくなってきました^^;
私の住んでいる地域は、毎年寒くても-1℃程度が最低だったのですが、今年は-5℃あたりまで下がっているようです。
小さい頃は寒くても外に出て、キャッキャはしゃいで喜んでいましたが、今は全く嬉しさを感じません。大人の階段を上ったのでしょう。キリッ。
そういえば以前、銭湯帰りに濡れたタオルを自転車のハンドルにたらしながら走っていたら、帰宅した時に凍っていました。シャレになりませんね。
さて今回は、手がかじかんでいると、絶対にミスして死ぬであろうアクションゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『バイオニックコマンドー』です。
価格
某有名レトロゲームショップにて、1,270円で購入しました。
バーチャルコンソールでも発売されているようです。
あらすじ
突如として現れた総統『ワイズマン』率いるドライゼ軍が、謎の『アルバトロス計画』とともに、全世界に攻撃を開始した。
連邦軍はアルバトロス計画の正体を突き止めるため、英雄『スーパージョー』をドライゼ公国に送り込むが彼からの連絡が途絶えてしまった。
FF(ダブルフォース)部隊最強バイオニックコマンドー『ラッド・スペンサー』。
彼はジョー救出の命令を受け、ドライゼ公国に侵入するのであった。
世界の運命をかけた戦いが今、始まった。。。
(オープニングより)
ゲームシステムなど
壁に吸着するワイヤーを駆使して障害物を超えていく、横スクロールのワイヤーアクションゲームです。
ゲームの流れ
基本的には、手持ちの銃とワイヤーを使用して、敵を倒しつつ障害物を乗り越えていく流れになります。
各ステージには情報端末が置いてある通信室があり、そこで味方と交信・敵の交信を傍受することで、先へ進むための扉が開きます。
各ステージの最終地点には、要塞の中枢とそれを守るボスが潜んでおり、彼らを撃破することでステージクリアとなります。
操作方法
操作は割とシンプルで、移動・ショットでの攻撃・ワイヤーの投げる以外にはありません。
一見、ロックマンに似ているところがありますが、ジャンプやスライディングをすることはできません。
ステージ構成
ステージセレクト制が採用されており、プレイヤーが遊びたいステージをある程度自由に選択できるようになっています。
(一部ステージは、特殊なアイテムを保持していないと入れないようになっています)
ステージは2種類あり、敵が潜んでいる拠点のステージと、情報やアイテムを分けてくれる中立軍のステージがあります。
中立軍のステージは、こちらから攻撃を仕掛けなければ、相手も攻撃してきません。
アイテム装備
敵拠点を破壊したり、中立軍のステージの倉庫に行くことで、装備用の特殊アイテムを取得することができます。
アイテムは各ステージの開始前もしくは、敵拠点内の端末室で装備することができます。
アイテムは全部で4種類の項目に分かれています。
- 武器アイテム
- 防具アイテム
- 補助アイテム
- 通信機
例えば、武器にはバルカンやグレネードランチャー、防具には敵の攻撃を特定回数無効化するアーマー、補助アイテムには体力を一度だけ満タンにするドリンクなどが揃えられています。
プレイ時間
15〜20時間程度はプレイしていたと思います(もっと多かったかも)。
ちなみに、最初はアドバンスSPを使ってプレイしていましたが、どうしてもクリアできないステージがあり、レトロフリークのセーブ機能を使って、ひたすら特訓していました。
これが無かったら下手すると、2倍以上の時間がかかっていたかもしれません。。。
特に最終ステージはヤバいです(笑)。
良い点・楽しい点
プレイヤーの上達を感じられるところが良い
開始当初はワイヤーの飛ばし方や、飛ばすタイミングが合わず、イライラすることが多いですが、数分すると操作に慣れてきて、徐々に面白くなってきます。
上手くなれば、下に落ちると即ゲームオーバーになる天井オンリーなステージも、ワイヤー操作一つでスイスイ移動できるようになります。
初見時のド下手な操作から、天井を悠々と移動できるようになるまでの違いをまじまじと感じられるところは、一種の優越感があり、良かったと思います。
オーソドックスな横スクロールアクションでは感じられない手探り感
スーパーマリオなどと異なり、床があるかではなく、ワイヤーでつたっていくための天井があるかを探りながら進んでいくところが特徴的で面白いです。
また、横スクロールアクションというと、必ずと言っていいほどジャンプができるようになっていますが、これが無い時の苦しさを味わうことができる変わったゲームです。
ひとたびミスると奈落へ落ちるハラハラ感
特に後半ステージでは、床を移動すること自体が少なくなり、天井をユラユラ漂うことが多くなってきます。
しかも、一度下に落ちると底なしだったり、針山があって徐々にライフを削られたり、移動するたびにハラハラさせられます。
地に足を付けられるゲームのありがたみがよく分かりますよ(笑)。
悪い点・残念な点
パーツの効力が分かりにくい
パーツの種類が豊富なのは非常に良いのですが、パーツ選択時に効果・性能に関する説明が全くないため、結構不親切です。
幸いなことに、ニンテンドーストアに説明書が公開されており、パーツの説明が細かく掲載されていました。ホッ。
説明書が無かったら、途中でやめていたかもしれません(笑)。
その他
要所要所がロックマンに似ている
サウンドの音源やリズムの取り方、ボスを倒すことでアイテムを取得できる仕様、パスワードの入力画面など、全体的にロックマンにかなり似ているところが多いです。
全く違うタイトルのゲームで、ここまでデジャブを感じるのも結構珍しいです。
(まぁ、同じカプコン製ですからね。)
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
ラブルセイバー2とロックマンを組み合わせたような作品です。
特にゲームシステム・サウンドがロックマンにインスパイアされた雰囲気がかなりあり、良い意味でのデジャブ感がありました。
全体的に難易度が高く、特に後半はプレイヤーを容赦なく失意のドン底へ叩き落とす高難度ステージが多く、集中力と忍耐力が求められます。
価格面ですが、1,270円と少々お高めでしたが、やりごたえがあり、もの珍しいゲームシステムを楽しめたので、特に後悔はありませんでした。
単にゲームプレイしたい方は、安価なバーチャルコンソール版の購入をオススメします。
最後に
どうやらPS3でも発売されているようですね。続編なのかな?
見かけたら買ってみます^^