こんにちは。最終皇帝です。
新しい元号『令和』に変わりまして少々経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。
なんだかニュースを見ていたら、東京渋谷のスクランブル交差点に人が大量に集まったり、道頓堀で水に飛び込んだり、まるでお正月のようになっていましたね。
私といえば、友人と先日発売された『Earth Defender』をしこたまプレイしていて、5月1日になっていることに気づきませんでした^^;
思い思いの迎え方があるようですが、何にしても、良いことがたくさん起こる元号になると良いですね。
さて、令和一発目は『大工』で有名なあのゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『大工の源さん ゴーストビルディングカンパニー』です。
源さんシリーズは以前、1本紹介しましたが、スピンオフ的なクイズゲームでした。大工の源さんというと、横スクロールのアクションゲームが一般的かと思います。
価格
某有名レトロゲームショップにて、880円で購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
ある日、源さんと幼馴染のカンナちゃんが歩いていると、どこからともなく幽霊が現れ、カンナちゃんを連れ去ってしまった。
源さんは彼女を取り戻すため、火の中・水の中・空の上、どこまでも幽霊を追いかけていくのでありました。
(相当適当です。)
ゲームシステムなど
手に持っているハンマーで敵をバンバンなぎ倒していく、横スクロールのアクションゲームと、横スクロールのシューティングゲームの2つのジャンルにまたがっています。
操作方法
操作は割とシンプルで、左右の移動・ジャンプ・ハンマーによる攻撃のみです。
操作 | 詳細 |
---|---|
←→キー | 左右に移動します。 |
Aボタン | ジャンプします。 |
Bボタン | ハンマーを振って、前方の敵を攻撃します。 |
Bボタン + ↓キー | ハンマーを地面に叩きつけ、敵をスタンさせます。 (スタンしない敵もいます) |
Bボタン + ↑キー | ハンマーを振り上げて、頭上の敵を攻撃します。 |
ライフ性
キャラクター(源さん)にはライフが設定されており、最大5つのライフを所持することができます。敵から攻撃をくらえばライフが1つ減り、おにぎりを食べればライフが1つ増えます。
アイテム
ザコ敵を倒すと、たまにアイテムを落としていきます。プレイした限りでは、下表の4つのアイテムが用意されています。
アイテム名(仮) | 詳細 |
---|---|
鉄球型ハンマー |
標準装備されているハンマーが、鉄球型の大きなハンマーに変わります。 なお、敵の攻撃をくらうと元のハンマーに戻ってしまうので、注意が必要です。 |
ヘルメット |
敵の攻撃をくらっても、1回だけ無かったことにしてくれます。 |
おにぎり | ライフが1つ回復します。 |
1UP | 取得すると、残機数が+1されます。 |
ステージ構成
複数の章立てになっておりそれぞれ、通常の地上ステージ、水中ステージ、空中ステージ(シューティング)といった色々な種類のステージが用意されています。
プレイ時間
10時間程度はプレイしていたと思います。
途中セーブができないため、仕方なく「止めてはまた後でやり直す」を繰り返し、かなりの時間がかかってしまいました(涙)。
良い点・楽しい点
爽快感
ハンマーで叩いたときに聴こえるサウンドエフェクトや、敵の吹っ飛び方がなかなか豪快で、爽快感があります。チマチマしておらず、多少やりすぎ感のあるところが良いです。
芸が細かい
空中戦で飛行機に乗っている際、源さんが風にあおられるアニメーションを入れたり、敵にやられた際、源さんの生の声を入れたり、ハード的制約が多い中、ゲームを盛り上げるためにやれることをやりきっているところに好感を持ちます^^
また、全体的にグラフィックが細部まで作りこまれていて、豪華です。
アイレムさんのゲームは、作りに妥協を感じさせない作品が多いですね。
複数ジャンルのステージ
横スクロールアクションのステージと、シューティングゲームのようなステージが交互に現れたり、床をハンマーでバンバン叩いて破壊していくようなステージもあり、プレイしていて飽きが来ないところが良かったです。
悪い点・残念な点
セーブ機能が無い
このゲームはステージが長いかつ、高難度の割にセーブ機能が付いていません。
(パスワードによるコンティニュー機能もありません。)
そのため、エンディングを見るのであれば、最初から最後までぶっ通しでプレイするしかありません(涙)。
その他
かなりの高難度
序盤からザコ敵がやたらと多く、ジャンプした時にちょうどイヤらしいところに出現するといった辛さがあり、アクションが苦手な私にはなかなかハードでした。
特に第3ステージあたりから、複雑かつ、危なっかしいステージ構成となり、足を踏み外して、床下に転落といったことがたびたび発生。かなり精神を削られました(笑)。
終盤のステージなんてもう、ボスもめっちゃくちゃな動きをしてきますし、それを皮一枚で避けなければいけないので、画面の凝視を余儀なくさせられます。
コツ
敵が強かったり、大量の弾幕で身動きが取れなくなったり、こんなのムリだと思う場面が多いのですが、実はそういうときに限って、小さなコツ(抜け道)があったりします。
割とよく見かけるのは、下記のようなものです。
- 大量のショットをめちゃくちゃ撃ってくるけど、実は動かなければ当たらない
- 大量のショットをめちゃくちゃ撃ってくるけど、実は特定の場所に立って、『Bボタン + ↑キー』を押していれば、9割5分避けられる
- 大量のショットをめちゃくちゃ撃ってくるけど、ハンマーで地面を叩くと静かになる
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
アールタイプなどで有名なアイレム製ということもあって、なかなかの高難易度作品です。アクションが苦手分野の方には、多少心臓に悪い作りとなっていますので、ご注意ください。
逆に、ある程度ゲーム慣れしていて根気強い方であれば、かなり集中して楽しめる良作です。機会があれば、是非チャレンジしてみてください^^
なお、ちょっと毒を吐くとすれば、セーブ機能が無いため、ゲームボーイのお手軽さがやや失われており、少々残念でした。
最後に
王道の大工の源さんをプレイしたのは、今回が初めてでしたが、かなり楽しめました。
(精神もかなり削られましたが(笑))
中古ショップで他の作品を見つけたら、またチャレンジしてみたいと思います^^