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【SFC】クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲 ~今度のしんちゃんはヌルゲー中のヌルゲーだ!~

こんにちは。最終皇帝です。

そういえば、少し前にクレヨンしんちゃんの放送枠が移動したって話題になっていましたね。私もムダに大人になり、徐々にしんちゃん離れしていきましたが、完全に離れたのはいつごろだったでしょうか。

映画の『夕陽のカスカベボーイズ』とか『アッパレ戦国大合戦』あたりはなんとなく覚えていますが、もううろ覚えです。

うちの押入れのどっかにDVDが何本かあるから、たまには見てみようかな。

さて、今回はクレヨンしんちゃんのゲームを紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲』です。スーパーファミコンでは第2作目にあたりますね。

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クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲 Ⓒ臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日、ⒸBANDAI 1994

価格

HARD OFFにて、324円で購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。

あらすじ

突如として、宇宙から『ハイグレ魔王』の乗った宇宙船が現れた。

彼はしんのすけの友達を次々に誘拐して操り、傘下に加え、アクション仮面までも牢屋に閉じ込めてしまった。

しんのすけはアクション仮面と操られている友達を無事、解放することができるのであろうか。

(オープニングを要約)

ゲームシステムなど

前作と同じく、横スクロールのアクションゲームです。少しだけシューティングライクな要素もあります。

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プレイ中のイメージ(だいぶ端折りましたw)

www.retroboydiary.com

操作の変更点

キー操作

基本的には前作とかなり似ています。ただし、全く使用する必要の無かった『でんぐり返し攻撃』は本作では廃止されています。

また、方向キー2連打のやりにくいダッシュコマンドが『Yボタン長押し+方向キー』に変わったため、多少遊びやすくなっています。

アイテムの使用

前作では、アイテムカードというものを複数枚保持することができましたが、今回は全てのアイテムにおいて、枠が1つになりました。
(ゾウさんカードを持っている状態で、アクション仮面カードを取得すれば、ゾウさんカードが消失します。)

アイテムについては、下記の3種類が用意されています。

アイテム 効果

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「アロハオエ~イロハオエ~」的な

ダンスをし、画面上の敵を攻撃します。

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しんのすけの移動スピードが上がります。
効果は数秒で消えますが、消えるまでは
無敵の状態です。

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アクションビームを放つことができます。
効果は数秒で消えますが、消えるまでは
無敵の状態です。

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ゾウさんを丸出しにして威嚇し、
画面上の敵を攻撃します。
上に書いたアロハダンスとの効果の
違いが良く分かりません(笑)。

しんのすけのステータス

前作では、敵から3回攻撃を喰らうとゲームオーバーになっていましたが、本作では3回以上喰らってもやられません。設定がやさしくなっていますね。

ステージ構成

特定の範囲内での選択制になっており、好きなステージから始めることができます。

各ステージには中ボスが待ち構えており、彼らを倒すことで『コーワシストーン』をゲットすることができます。

プレイ時間

『優しい』は28分弱。『難しい』は操作に慣れてきたこともあり、24分でクリアしました。

良い点・楽しい点

横スクロールのシューティングみたいなステージがある

シューティングとは言い切れませんが、シューティングっぽいステージが用意されています。ステージ構成にバリエーションがあるのは良いですね。

悪い点・残念な点

ボリュームが異常に少ない

前作と比較すると、かなりボリュームが少ないです。プレイ時間を見ればお分かりかと思いますが、初見でプレイして30分程度でクリアできるレベルです。

エンディングが流れたときに「マジかよ!!」と声が出てしまいました。

個人的には、昔プレイした『おじゃる丸 ~月夜が池のたからもの』といい勝負でした。 

www.retroboydiary.com

ハイグレ魔王感がない

一応ストーリー上、初代映画のラスボス『ハイグレ魔王』が登場しますが、とにかく存在感がありません。

キャラゲーにはありがちなことですが、ハイグレ魔王を選ぶ意義は無かった気がします。

その他

とてつもないヌルゲー

操作が楽チンかつ、敵の攻撃がヌルいので相当簡単です。

一番難しかったのは、ステージ間に出てくるミニゲームの『神経衰弱』でした(笑)。

難易度設定

やさしいとむずかしいの2種類の難易度があります。が、どちらも一般のアクションゲームのレベルから見れば相当優しいです。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★☆☆☆☆ (オススメしません)

前作の雰囲気のまま、難易度とボリュームを一気に下げまくったようなアクションゲームになりました。また、ゲームシステムも前作より劣化したところがあり、急激にキャラゲー臭が強くなっています。

プレイ自体に支障が出るわけではないので、クソゲーとは言い切れませんが、発売当時に「このボリュームで数千円払っていた方がいた」と思うと、かなりゾッとします。

324円であれば、ギリギリ納得の値段です。

クレヨンしんちゃんのファンの方以外にはオススメできません。無念。

最後に

レトロゲームをプレイしていると、酸いも甘いもという言葉の意味を感じることが良くあります。今回は『酸い』でした(笑)。