あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【SFC】スターオーシャン ~いきなり話に登場する『魔王』ってどなた?~

こんにちは。最終皇帝です。

だいぶ冷え込んできましたが、皆さんどうお過ごしでしょうか。

最近は、ゲームコントローラを持つ手が冷たくなってしまい、わきの下やひざ裏に手を突っ込んだりしてなんとか凌いでいます。

早く春になりませんかねぇ。。。

さて、今回は次週『2019年12月5日』にリマスター版の発売が決まっている、あの作品を紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『スターオーシャン』です。

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スターオーシャン Ⓒtry-Ace Ltd. ・MEIMU・ENIX 1996

価格

HARD OFFにて、1,080円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていませんが、PSPのリメイク版が発売されています。

なお、2019年12月5日にPS4/Switchでのリマスター版発売が決定しています。

(PSPのリマスター版です。)

あらすじ

平和なときが続いているクラトスの町。

自警団に所属しているラティは、隣町に奇病が発生したという知らせを耳にした。

事態を知ったラティの幼馴染ミリーの父、法術医マルトスは早速現地へと赴いた。

しばらくして、マルトスから伝書鳩を通じて、手紙がラティたちに届いた。

手紙には「体が石化してしまう奇病で、マルトスも感染。絶対に町には近づくな」と書かれていた。

父の危機にいても立ってもいられないミリー。

彼女は一人で隣町へ向かい、それを見ていたラティと親友のドーンも、後を追って町を飛び出した。

これを機にラティたちは、無限に広がる星の海と、その中に渦巻く闇に飲み込まれてしまうのだった。

(オープニング、説明書より)

ゲームシステムなど

戦闘システムが特徴的なロールプレイングゲームです。

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フィールド移動のイメージ(本物は10000倍カッコイイ)

戦闘システム

フルモーション・アクティブバトルシステム

戦闘中は操作するキャラクターを選択し、プレイヤーが命令を与えます。

選択されていない各キャラクターは、選択されている『作戦』に従って自動的に攻撃・回復などを行います。

アイテムや呪文を選ぶとき以外は、戦闘がアクティブ状態(敵が攻撃してくる)になっているため、プレイヤーには『瞬時の状況判断』と『決断力』が求められます

リアルタイム性を追及した戦闘システムですね。

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戦闘のイメージ(ミリーだけやる気出して描いた気がする)

スキルアップシステム

キャラクターがレベルアップしたり、特定イベントを通過すると、スキルポイントというものを手に入れることができます。

スキルポイントは、キャラクターに割り当てることで、特技を習得することができます。

特技には、この後説明するアイテムクリエーションや、パラメータをアップされるもの、戦闘に役立つものなどが用意されています。

スキルポイントの振り分けは、プレイヤーのお好みでできます。

アイテムクリエーション

スキルアップをすることで、新たなアイテムを生み出す『アイテムクリエーション』を行うことができます。

アイテムクリエーションには種類があり、以下のようなことができます。

スキル名 詳細
細工 宝石類から装飾品(その他装備)アイテムを作成します。
調理 食材から食品アイテム類を作成します。
調合 2つの薬草を合成して回復アイテム類を作成します。
鑑定 名前の先頭に?と付く不確定品アイテムを識別します。
カスタマイズ 武器を自分流に改造してオリジナル武器を作成します。
アート 絵を描いたり、アイテムを模写して本物に変えたりします。
執筆 スキル習得のできる技能書アイテムを作成します。
錬金 鉄から貴重な宝石や鉱物アイテム類を作成します。
刀鍛冶 武器と鉱物を合成して武器アイテム類を作成します。

個性豊かなパーティー

尻尾の生えたフェルプール、地球育ちのヒューマン、翼の生えたフェザーフォルクなど、色々な種族を仲間にできます。

最大8人のパーティーを組むことができ、特定のキャラクター以外は、仲間にする/しないを自由に決めることができます。

プライベートアクション

街に到着すると、入り口でプライベートアクションという行動をすることができます。

この行動をすると、パーティーにいる仲間と街中で会話をしたり、特別なイベントを発生させることができます

必要がなければ実行しなくてもよいですが、仲間たちの心境などを伺うこともできるので、ストーリーへの理解を深めたい人にはオススメです。

プレイ時間

27時間ほどでスタッフロールを見ることができました。

(少々レベル上げ・金稼ぎ作業をしすぎました。普通にプレイすれば、20時間は切ると思います。)

良い点・楽しい点

サクサク進む戦闘システム

コマンド入力制のシステムでありながら、何もしないでいると、容赦なく敵が襲ってくるアクティブバトルになっています。そのため、戦闘はサクサク進みます。

個人的には、FFのアクティブバトルと聖剣伝説の戦闘が混ざったような印象でした。

サウンドへの自信

『果てしない宇宙』、『異文化の暮らし』、『神秘』といった雰囲気を存分に味わうことができる良曲が多かったです。

また、製作側に相当な自信があるのか、サウンドプレーヤーが用意されています。

悪い点・残念な点

話が急過ぎてついていけない

よくあるRPGは、ストーリーを進めている途中に黒幕と彼らの目的が徐々に分かってくるものです。

しかし、本作はそういったゆっくりした展開がなく、会話中に脈絡なく、黒幕がいきなり現れます。

(プレイ中、「あれ?こんな人登場してたっけ?」と考えさせられることがありました)

個人的には、もう少しジワジワした展開にしてほしかったです。

その他

最終パーティー

最終皇帝は下記の4人ばかり使っていました。

  • ラティ
  • シウス
  • フィア
  • ミリー

基本的に呪文攻撃に頼らず、白兵戦に持ち込む方が好みです。

このパーティーは全体的にHPが高く、危なくなったらミリーが全体回復・蘇生呪文を素早くかけてくれるので、結構やられにくいです。

石化だけがこわい

中ボスでも、ボスでも負けたことがないのに、全員石化されてゲームオーバーになることが相当ありました。

石化回復用のリキュールボトルや、キュアストーンは切らさないようにしましょう。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★☆☆ (普通です)

聖剣伝説3の戦闘がコマンドバトルになったようなゲームです。

グラフィックの具合がFF6や聖剣伝説3あたりの絵タッチに似ており、個人的には、ENIXの作品というよりも、スクウェアの作品をプレイしているような感覚でした。

戦闘の独創性、サウンド・グラフィックといった良い外堀があるにもかかわらず、肝心のストーリーが分かりづらかった点は残念です。

ストーリーの理解を深めるため、後日発売されるリマスター版をもう一度遊んでみようと思います。

最後に

仲間の1人に『マーヴェル・フローズン』という名前の女性がいます。

この名前にピクンと来た方は、なかなかのダンバイン好きかもしれません。