あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【SFC】実況おしゃべりパロディウス ~どこまでも気の抜ける実況とパロディウスのコラボレーション~

こんにちは。最終皇帝です。
だんだん昼間の気温が少しずつ上がってきて、春も近づいてきた気がしますね。あと1ヶ月程度すれば、私もコタツから脱皮できるかもしれません。あ~、早く春一番吹いてくれ。

さて、今回はおバカの王道シューティングを紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『実況おしゃべりパロディウス』です。以前紹介した『極上パロディウス』の後継作です。

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実況おしゃべりパロディウス Ⓒ1995 KONAMI

価格

レシートを紛失してしまい、正確な額は答えられませんが、BOOK OFFにて、2,000円ぐらいで購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。

あらすじ

『コロニー落とし』ならぬ、『モアイ落とし』から一年。再び大いなる冒険の旅が始まろうとしている。『幻のタコヤキ』を求めて、パロディウス軍団が今、旅立とうとしている。
(ものすごい端折ってます)

ゲームシステムなど

横スクロールのシューティングゲームです。

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プレイ中のイメージ

キャラクターのパワーアップや、ベルの効果など、基本的な遊び方・ゲームシステムに関しては、以前紹介した『極上パロディウス』とほとんど同じです。当記事では、異なる部分のみ記載します。

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実況

プレイ中、『タコ(声優は八奈見乗児さん)』がひたすら実況します。たまにプレイヤーの役に立つ実況をしてくれますが、基本的には「危なーい!」とか「すごい威力!」など、目の前で起きていることを、思いっきりデカイ声で伝えるレポーター役に徹します。

この実況をうるさいと見るか、盛り上がる一つの要素と見るかは、ユーザー次第ですね。とりあえず、敵に撃墜された際、「だめだこりゃ!」と言われるとちょっとイラッとします(笑)。

操作キャラクター

操作可能なキャラクターは16名となっており、人数だけで言えば、前作『極上パロディウス』から5人増えています。ただし、本作から消えたキャラクターもいますし、新しく加わったキャラクターもいます

途中セーブ機能

プレイ時、PAUSEをしている最中にSELECTボタンを押すと、途中セーブをすることができます。ロード時は、セーブした場所ではなく、そのステージの特定の位置からのスタートになります。

BGM

前作『極上パロディウス』はクラシック音楽のリミックスがメインで使用されていましたが、本作は下記のような懐メロ(?)や、70年代あたりのヒットソングが多く使用されています。ってか私まだ産まれてないんじゃないかな。

  • ジュディオングさんの『魅せられて』
  • ベンチャーズの『Diamond Head
  • KC&ザ・サンシャイン・バンドの『That's the Way (I like it)』

プレイ時間

相当な回数撃墜されましたが、大体3時間弱程度でクリアできたと思います。

オプションで残機数を調整をすることができ、クレジットが9回分(※)あるため、バンバンやられてしまっても、諦めなければなんとかラスボスまで到達することができます。

※ アーケードで言うところの100円1枚分と言えばわかりやすいでしょうか。

良い点・楽しい点

パロディし過ぎてカオス

極上パロディウスの時と同様、『脈絡の無い極限のバカっぽさ』と『何もかも小バカにしたお笑い要素』は健在です。

なお、色々なアニメ・ゲーム作品からパロディ要素を取り入れ、挙句の果てには、極上パロディウスのパロディまで始まり、相当なカオスになっています(笑)。

全体的にめちゃくちゃなので、冗談の通じる方は結構笑えると思います。

難易度が高い

以前紹介した『エリア88』程ではないですが、全体的に難易度が高く、シューティングゲーム好きの方にとっては、なかなか歯ごたえのある作品です。

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途中セーブ

地味に良い機能です。出撃中にセーブできるシューティングは、割と珍しいのではないでしょうか。

悪い点・残念な点

序盤の難易度

序盤から段階を踏まず、いきなり難易度が高いため、初心者の方がプレイすると、すぐに挫折する可能性があります。第1ステージぐらいは手加減してくれても良かったのではないかと思います。

たまに動作が重くなる

画面上の敵や、ショットが多くなってくると、画面の描画処理がやや重くなります。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★☆ (オススメします)

前作と比較すると、かなり難易度が上がっており、ある程度シューティングゲーム慣れしている方にはオススメです。逆に、初心者の方は第1ステージから行き詰まる可能性があるので、まずは極上パロディウスから始めることをオススメします。

なお、前作からの続編的な色合いが強く、極パロを遊んだ方が本作をプレイすると、見覚えのある敵がたくさん出てきます。その点で初見の方よりも楽しめる要素が多いです。
(もちろん本作から始めても、十分楽しむことができます)

最後に

最近は据え置き型ゲーム機で、シューティングゲームをプレイすることがほとんど無くなりましたね~。縦・横のスクロールシューティングをプレイするだけで、なんとなくレトロな雰囲気を感じてしまうのは私だけでしょうか。