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【SFC】クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児 ~毒舌しんちゃんの全盛期を思い出せ~

こんにちは。最終皇帝です。
自分のブログ記事を読み返してふと思ったのですが、随分とおしとやかな文章を書いていますね。
実世界の私は、会社や友人の間では『毒舌』で有名なんですが。

さて、今回はアニメ業界でトップクラスの毒舌を持つ、クレヨンしんちゃんの作品を紹介します。

今回紹介するゲーム

今回は『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児』です。

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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児 Ⓒ臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日、ⒸBANDAI 1993

価格

中古で買ったのは覚えているのですが、価格も、いつ買ったかも、忘れてしまいました。HARD OFFの吊り下げ品コーナーで割とみかけます。

バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。

あらすじ

しんちゃんこと、野原しんのすけのドタバタかつ、ほのぼのとした日常が描かれています。

ゲームシステムなど

しんのすけを操りながら、ステージに用意された『目標のカード』を探す、横スクロールのアクションゲームです。

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ゲームプレイ中のイメージ

操作方法(アクションゲーム時)

キー操作 詳細
←→キー 左右への移動します(徒歩)。
素早く←← or →→

左もしくは右へ走り出す。

↑↓キー 奥もしくは手前へ移動します。
Xボタン ジャンプキックで敵を攻撃します。
Yボタン でんぐり返しで敵を攻撃します。
Bボタン 毛虫のような動きで、天井の低い場所をすり抜けます。

ステージ構成

ストーリーは章立てになっており、1つの章につき、5つのステージが用意されています。

お助けカード

ステージ上には、お助けカードが落ちており、拾うと好きなタイミングで使用することができます。

カード名 効果
アクション仮面カード 一定時間、無敵状態になります。
天使カード ダメージが全回復します。
ぞうさんカード フィールド上の敵が固まります。
(あまりのバカっぷりに引いているように見える)
シロカード 一定時間、フィールド上の敵を攻撃してくれます。

クリア条件

各ステージには、ストーリー上のカギとなるカードが隠されており、これを『取得する』もしくは『取得した後、目的の場所まで移動する』とステージクリアとなります。

ミニゲーム

ストーリーを進めていく途中、要所要所でミニゲームが用意されています。ミニゲームには下記の2種類があり、時にはプレイヤーを苦しめます。

  1. 成功/失敗にかかわらず、終了後、次のステージに進むことができるミニゲーム
  2. 成功するまで、次のステージに進むことができないミニゲーム
ゲーム名 詳細 ミニゲーム
の種類
ジャンケンおいかけっこ

追いかけてくる『みさえ』とジャンケンをして、
勝った方が規定の歩数、前に進むことができます。

みさえに追いつかれる前に、家まで到達すれば、
勝ちとなります。

1
カードさがし 『ひろし』から出題される頭文字のカードを探し出す
ゲームです。制限時間内に全てのカードを探し出せば、
勝ちとなります。
2
すいえいたいかい ボタンを連打し、3人のライバルよりも先にゴールを
目指すゲームです。
1
はたあげゲーム アクション仮面の掛け声に合わせて、両手に持っている
旗を正しく上げるゲームです。
2
きゅうしょくはこび 給食室から教室まで、3人で給食を運ぶゲームです。
Aボタンを押して前に進みつつ、前後を歩く風間君と
マサオ君に当たらないよう、教室を目指します。
2人にぶつからず、教室にゴールすれば勝ちです。
1
しんけいすいじゃく よくある神経衰弱です。
お手つきの回数を最初に決め、その回数を超える前に、
全てのカードのペアをめくれれば勝ちです。
2
しんちゃんをさがせ まつざか先生が決めたものと同じ図柄のしんちゃんを
広い公園の中から探すゲームです。
制限時間内に同じ図柄のしんちゃんを見つけられれば
勝ちとなります。
1
スライドパズル 順番を変えられた15枚のパズルを制限時間内に
元の並びに戻すゲームです。
2

プレイ時間

何度かゲームオーバーになりましたが、4時間弱程度でクリアすることができました。小さい頃にプレイしていたアドバンテージもありましたかね。

良い点・楽しい点

アニメ開始当初の雰囲気

良くも悪くも、現在のものとは違う、アニメ開始当初のクレヨンしんちゃんの雰囲気をしっかり味わうことができます。特に、全くオブラートに包まれていない『しんのすけの毒舌』加減を見ると、『子供に見せたくない番組』ランキングの上位にたびたび輝いていただけあるなぁと感心してしまいます(笑)。

私個人的には、こういう番組は見ても良いと思っていますけどね。反面教師という言葉もありますし、ユーモアも必要だと思います。

キャラクターボイス

ところどころにキャラクターボイスが仕込まれており、特に昔のしんのすけのねろ~っとした独特の声が、懐かしさを増幅させます。

悪い点・残念な点

ゲームバランス

通常のアクションゲームは、ステージを重ねていくにつれ、難易度が徐々に上がっていきますが、このゲームは急に下がることがあります。
(特に3章⇒4章)

セーブ機能が無い

割とシナリオは長いのですが、セーブ機能が無いため、ぶっ通しでプレイする必要があります。

その他

コツ

神経衰弱

おそらくこのゲームの最難関は、ミニゲームの『しんけいすいじゃく』です。

このミニゲームは『最大3回(※)のお手つきの間に、18枚のカードから9組のペアを当てなければならない』という凶悪ルールが定められています。初めてプレイする方は、その凶悪ルールをしれっと説明する『風間君』に、怒りがこみ上げてくるに違いありません。

そんな鬼畜な神経衰弱ですが、実はコツをつかむと、割と簡単にクリアできるようになります。そのコツは『カードの配置パターンの把握』です。

どうやらこの神経衰弱は、カードの配置位置がパターン化されているらしく、それを覚えてしまえば、どこにペアのカードがあるか分かってしまいます

何度かプレイした結果、下記6通りのパターンは把握できました。もしどうしても進めなくなってしまった方は、下図のパターンを参考にしてみてください。

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『しんけいすいじゃく』ゲームのカード並び順

※ 最初にお手つき可能な回数を決めます。場合によっては、1回しかお手つきできない状況にもなり得ます

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★☆☆ (普通です)

アクションゲームとしては、操作にクセがあり、楽しくなるまでに少し時間がかかるかもしれません。難易度はやたらと高いわけではなく「キャラゲーをのほほんとした気持ちで楽しもう」という方であれば、なかなか楽しめる作品です。

なんだかんだ、アクション部分よりもミニゲームの『神経衰弱』や『スライドパネル』の方がよほど苦戦するかもしれません。

古き良き時代のクレヨンしんちゃんを思い出したい方にオススメします。

最後に

クレヨンしんちゃんで使用されるEDテーマは良曲が多く、好きなものが多かったですね。私が特に好きだったのは『月灯りふんわり落ちてくる夜』と『BOYS BE BRAVE~少年よ勇気を持て~』という曲です。サントラを持っているので、後でゆっくり聴きながら寝ます^^