こんにちは。最終皇帝です。
まだまだ暑い日が続きますね。残暑お見舞い申し上げます。
私は少し前まで、アイス枕を利用していました。基本的には、枕としてではなく、ヒザや首の回りに巻くような感じで使っています。なかなか経済的で良いですよ^^
今回紹介するゲーム
さて、今回は「風のクロノア ムーンライトミュージアム」です。私は今回初プレイでしたが、昔から名前は有名ですね^^
価格
HARD OFFにて、2,160円で購入しました。なかなかレア度が高いのでしょうか^^;
あらすじ
ある日、暗い夜道で女の子が泣いていた。
話を聞くと、『お月さまのかけら』を無くしてしまったらしい。このかけらが無いと、お月さまが真っ黒のままになり、月夜を明るく照らすことができない。そして、このかけらは近くで『不思議の美術館』を営む、おかしな芸術家が持っていってしまったとのこと。
クロノアと友達のヒューポーは、『お月さまのかけら』を取り返しに、不思議の美術館へ向かうのであった。
ゲームシステムなど
横スクロールのアクションゲームです。
プレイ中イメージ
画面イメージは、下図のような感じです。見た目は『ロックマン』や『スーパーマリオ』に結構似ていますね。
(横スクロールのアクションだと、大体こうなりますが^^;)
縦持ち・横持ち
このゲームは、ワンダースワン特有の機能である、縦持ち・横持ちモードがステージによって切り替わります^^
操作方法
キー配置は下表のような感じです。特筆すべき点は、Bボタンがジャンプで、Aボタンがショット(攻撃)であるところです。このキー配置は、以前紹介した『ドラえもん 対決ひみつ道具!!』と結構似ています。
キー操作 | 詳細 |
---|---|
←→キー | 左右への移動。 |
Aボタン |
ショット(正式名称は風玉)を放つ。 ショットが敵に当たると、敵やハコを持ち上げて、運ぶことができる。 敵やハコを持ち上げた状態で、再度Aボタンを押すと、それらを投げる ことができる。 |
Bボタン (縦持ち時 はXの↑or↓) |
ジャンプする。 敵やハコを持ち上げた状態で、ジャンプ中に、Bボタンを押すと、 それらを踏み台にして、2段ジャンプができる。 なお、敵やハコを持ち上げていない状態で、ジャンプ中、 Bボタンを押し続けると、ほんの少しだけ、滞空時間を稼ぐ ことができる。 |
遊び方
ステージ(VISION)を通過するには、いくつかの障害物を乗り越えなければなりません。
パズルのピース(正式名称不明)
各ステージ(VISION)には、30個の画のピースが落ちており、これらを全て収集すると、全てのVISIONが終った時に、1枚の画が完成します。
(完成したからといって何か起こるのかはよく分からないです^^;)
下図の赤枠内のモノがピースです。
月のかけらの収集
1ステージ(VISION)に3つの『月のかけら』が落ちており、これらを収集することで、ゴールへの扉が開きます。
下図の青枠内のモノが月のかけらです。
カギ付きの扉を開く
ステージには、カギのマークが付いた扉があり、ステージ上に落ちているカギを拾わないと開けることができません。
様々な障害物
各ステージ毎に、様々な障害物が配置されており、これらを自在に使うことで、難所を乗り越えて行きます。
ボス
どのステージにもボスはいません。
セーブ機能あり
各ステージクリア時に、セーブをすることができるため、途中で休むことが可能です^^
(ってか、このゲームはセーブ機能が無かったら、とんでもない鬼畜です(笑)。)
プレイ時間
おそらく、スタッフロールを見るまでに、10時間以上はかかったと思います。WORLD4あたりから、途中のからくりが解けず、相当な時間、立ち往生しました^^;
良い点・楽しい点
縦持ち・横持ち
本作はステージ毎に『縦持ちでプレイするステージ』、『横持ちでプレイするステージ』に分かれています。こういった仕様は、ワンダースワンでしか、味わうことができませんね^^
障害物の仕組み
障害物の種類が多く、それぞれに特性・効果が細かく設定されていて、プレイヤーを飽きさせません^^
例えば、
- 爆弾を使って壁を破壊
- 強風をさえぎる効果のあるハコ
- 風玉で掴むことはできないが、押すことができるハコ
など、各ステージを進むたびに、新たな障害物が現れるところが良いです^^ なお、ステージ上の立て札を見ることで、各障害物の使い方が分かるので、迷うことはありません。この辺りも親切設計ですね。
グラフィックがキレイ
白黒と言えど、かなり細部まで描かれていて、キレイです^^
BGM
各ステージ毎に1曲用意されていますが、どれもファンタジー感があふれ、落ち着きと、閉鎖的なイメージの出ている良曲です^^
音のチャネル数が少ない割には、深みを感じます。
悪い点・残念な点
キー配置
本作は、ジャンプがAボタンではなく、Bボタンになっているため、『マリオ慣れ』しているプレイヤーの方々は、操作に慣れるのに、少々時間がかかります。私もそうでした^^;
簡易マップが欲しい
中盤辺りから、1ステージのフィールドがかなり広くなるため、次にどこへ行ってよいか、結構迷いました。できれば、STARTボタンを押して、PAUSE状態になったところで、そのステージの全体マップの簡易版みたいなものが表示されると嬉しかったです^^;
(すいません。物覚えが悪いモンで^^;)
その他
難易度は相当高い
WORLD1はそれほどではないですが、WORLD2辺りから、考えて工夫しないと、なかなか進めないステージが増えてきました。
私はこういう分類のゲームは、割と苦手科目なので、WORLD2辺りから、1ステージにかかる時間が激増しました^^;
謎解きアクションも色々ありますが、その中でも、かなり難易度の高い部類に入ります。クリアするには、それなりの気合と根性が必要です^^;
設計者の頭の柔軟さに感心する
WORLD5辺りまで行くと、とんでもなく複雑なステージになっていて、『からくり箱』を開けようとしているかの如く、悩まされます^^;
もう少し言うと、障害物を配置する場所、配置するタイミングが間違うと、先に進むことができません。
こんな複雑な仕様を考えた、設計者さんの頭の柔軟さに感心しました。
全クリしたと思ったら。。。
スタッフロールまで見て、「あー、終わったー」と思ったら。。。
「エクストラステージとかいうモノがありました。しかもタイムアタックみたいになってる。とりあえず、私まだ1ステージもクリアできていません^^;」
すげぇな、このゲーム。
※ 「」内をドラッグすると、中身が見れます。
個人的な評価
ボリュームに関しては、ひとまず暫定としています。
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
ステージ上に散りばめられた障害物や仕組みが多彩で、プレイヤーを飽きさせない仕組みが出来ています^^ ただし、横スクロールアクションの中では、かなり難易度の高い部類に入るため、ジャンル慣れしている方でないと、途中で止めてしまう恐れがあります。私の精神状態もギリギリでした(笑)。
謎解き + 横スクロールアクションが好きな方には、オススメします^^
最後に
おそらく、私が今までプレイしたアクションゲームの中で、一番頭を悩ませ、一番イライラした作品だったかもしれません(笑)。その代わり、スタッフロールを見た時の『やり切った』感はもの凄かったですが^^;