最終皇帝です。今まで本当にありがとうございました。
今回紹介するゲーム
さて、今回は「サバイバルキッズ2 脱出!!双子島!」です。ホントは第一作目の「サバイバルキッズ 孤島の冒険者」からプレイするつもりだったのですが、見つからなかったため、本作からプレイします^^;
価格
BOOK OFFにて、108円で購入しました。先日HARD OFFで1,000円近くで売っているのを見まして、ちょっと得した気分です^^
バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
ある日、キャンプに出かけようとしていた2人の兄弟、兄「ヤマト」と弟「ムサシ」。
冒険家にあこがれているムサシはふと、祖父が昔話していた「戦争中、南の島に遺された宝の話」を語りだした。ヤマトも聞いたことはあるようだが、半信半疑な様子。
そんな時、彼らの目の前に1台のヘリコプターが降りてきた。2人が見上げるとそこには、ハシゴにまたがった1人の女性がおり、2人の話を盗み聞きしていたのだ。
その女性は、国際的トレジャーハンター、BB団のリーダー「キリー」。彼女は、彼らの家を勝手にあさりだし、祖父が隠していた「宝の地図」を強奪し、さらに、2人も連れ去ってしまった。
2人は、BB団から逃げ出し、元の生活に戻ることができるのであろうか。
(オープニングの展開より解釈。そして適当)
ゲームシステムなど
アクションRPGとローグライクの一部が合わさったようなゲームです。
主人公選択
『兄』と『弟』を選択します。
全ての条件をプレイできていませんが、兄と弟どちらを選んでも、ストーリーが大きく変わることは無さそうです。
ヘリコプター内で暴れる/おとなしくする
連れ去られたヘリコプター内の道中、『暴れる』or『おとなしくしている』のうち、1つを選択することになり、その選択した内容によって、ストーリーが変わります。
選択肢 | 詳細 |
---|---|
暴れる | 暴れた結果、ヘリコプターから落下し、島の砂浜に着地します。 そして着地後、もう一方の兄弟を探すために探索を開始します。 (ヘリから落ちて、生きていることが奇跡(笑)。) |
おとなしくしている |
BB団のアジトに投獄されます。 |
フィールドイメージ
下記のように、『ゼルダの伝説』や『カエルの為に鐘は鳴る』のような、上空視点のフィールド移動となります。ちなみに、真ん中右下にある物体は『イノシシ』です(笑)。
ローグライク的要素
ステータス
このゲームには、下記のようなステータスが用意されています。まさにサバイバルに重要なステータスですね^^
名称 | 詳細 |
---|---|
ライフ | キャラクターのHPみたいなもので、獣と交戦することで、減少する。 寝たり、木の実を食べると回復する。ちなみに、この値が0になると、 ゲームオーバーとなる。 |
まんぷくど | その名の通り、おなかの空き具合を表す。 これが0%になると、動くたびにライフが減少していくので注意が必要。 木の実や、肉を食べることで回復する。 |
すいぶん | その名の通り、喉の渇き具合を表す。 『まんぷくど』と同じく、これが0%になると、動くたびにライフが 減少していくので注意が必要。水を飲むことで回復する。 |
げんき | スタミナみたいなもので、動くたびに減少する。 こちらも0%になると、動くたびにライフが減少していくので注意が必要。 小屋で寝たり、休むことで回復する。 |
戦闘システム
風来のシレンGBと同様、こちらが何か1つ行動すると、相手も1つ行動するようなターン制となっています。例えば、プレイヤーが1歩歩くと、敵も何か(攻撃したり、1歩近づいてきたり)します。
補足
ローグライクゲームでは通常、下記の要素がありますが、このゲームにはそういったものはありません。『ダンジョン構成は固定』で、『ライフが0になったら、以前セーブした地点からのやり直し』となります。
- 出現するダンジョン構成がランダム
- ライフが0になったら、全ての状態がクリアされ、最初からやり直し
冒頭で「ローグライクの一部」と紹介したのは、この部分がローグライクゲームの定義と異なるためです。
アイテム
このゲームは、無人島のサバイバルを題材にしているため、下記の2点を考えながら、冒険を進めていく必要があります。
- 手元にあるアイテムをいかに上手く使用していくか
- アイテムを使用すべき場所はどこか
アイテム取得
風来のシレンシリーズ等と同様、アイテムは基本的に、フィールド上に落ちており、これらを拾っていくことになります。アイテムを大別すると、回復用・攻撃用・イベント用等に分かれており、これらを上手く使いこなすことで、難所を克服していきます。
アイテムの種類 | 詳細 |
---|---|
回復用アイテム |
森の中に落ちているフルーツ・キノコ、獣を倒した際に取得できる肉等が |
攻撃用アイテム | ナイフや斧といったアイテムが該当し、獣を攻撃することができます。 また、攻撃以外にも、「ナイフであれば、クモの巣の除去」、 「オノであれば、木の除去」といったこともできます。 |
イベント用アイテム | イベント通過時に必要となるアイテムです。 |
アイテムの合成・分解
拾ったアイテム同士を合成したり、分解することができます。
複数エンディング
エンディングを見て分かりましたが、このゲームは、複数のエンディングが用意されているようです(確認した限りでは、6通り)。
プレイ時間
『弟 + 暴れる』をプレイしてから、『兄 + おとなしくしている』をプレイしました。
最初、弟でのプレイ時は、エンディングに到達する方法が分からなかったため、仕方なく、兄で再度始めました。ひとまず、
『弟 + 暴れる』で、兄を救出するところまでで、10時間強程度、
『兄 + おとなしくしている』で、エンディングを見るところまでで、5~6時間程度かかったと思います。
ゲームシステムに慣れていた分、兄編の方は、割と進め易かったです。
良い点・楽しい点
サバイバル的な考え方
ある障害・イベントを乗り越えるために、必ずアイテムが必要になりますが、そこで必要になるアイテムを、どのように用意するかを考えるのが面白いです^^
例えば、道をふさいでしまっている木を切り倒すために、何かしらの道具が必要となります。現在、手元に持っているアイテムが以下一式だった場合、みなさんだったらどうしますか。
⇒木の棒、ツタ、テグス、火薬、モーター、ヘルメット、とがった鉄片、石、ネジ
答えは『木の棒』と『とがった鉄片』を合成することで、『オノ』を作り出します。
これを使うことで、木を切り倒すことが出来ます。
(※ 『』の中をドラッグすることで、文字が見えます)
言い方を変えると、「あり合わせの道具を上手く組み合わせて、その場を乗り切る、サバイバル的な考え方を味わうこと」がこのゲームの醍醐味と言えます^^
悪い点・残念な点
アイテム合成の材料を探すのが大変
良い点で、アイテムを作り出す点が面白いと書きましたが、そのアイテムを作り出すための材料を探すのが、実は結構大変です。こればかりは、そこら中を荒らしまわって、アイテムを取り底ね無いようにするしかありません(><)
その他
コツ
この後どうしていいか分からなくなった時は、途中で仲間になる『パロ(鳥)』に話しかけてみるのも手です。たまに有益な情報を教えてくれます^^
個人的な評価
オススメ度
★★★☆☆ (普通です)
「あり合わせのアイテムを上手く利用して生き抜く」という、サバイバル的な感覚を楽しむのには良いゲームです^^ ただ、アイテム合成のクセがかなり強く、初見時、システムに慣れるのに苦労したため、操作性の部分は数値を落としています。なお、BGMはアドベンチャーっぽさが出ていて、なかなか私好みでした^^
最後に
私だったら、こんな島に落とされたら、3日は持ちません(笑)。