最終皇帝です。今まで本当にありがとうございました。
今回紹介するゲーム
さて、今回は「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION」です。
価格
HARD OFFにて、324円で購入しました。
あらすじ
100年以上前、突如として地球に落下した2つの隕石により、人々に大きな被害と、混乱をもたらした。
新西暦179年。また突如として、3つ目の隕石『メテオ3』が地球に落下した。地球連邦政府調査団の調査結果によると、その隕石は人工物であることが判明。そこには、未知の物質・技術情報が封印されていた。
それらは『EOT』と呼称され、厳重な管理の下、調査が進められた。
EOT研究の代表者であるビアン・ゾルダーク博士は、研究結果から、地球外知的生命体による侵略の危機を、地球連邦政府や地球連邦軍に示唆。それを受けて人型機動兵器、通称『パーソナルトルーパー(PT)』の開発が開始されるのであった。
(プロローグより)
ゲームシステムなど
ゲームシステムは以前紹介した「スーパーロボット大戦R」に結構似ているため、当記事では、特徴や、大きく異なる箇所のみ記載します。なお、「箱無し・説明書無し」の中古品を購入しているため、見逃しているシステムが結構あるかもしれません。その点は、ご了承くださいm(_ _)m
主人公選択
本作では、主人公を下記の2名から選択します。オリジェネではお馴染みのATXチームと、SRXチームの主要キャラクターですね。
- リュウセイ・ダテ
- キョウスケ・ナンブ
ちなみに、選択した主人公毎に、ストーリー構成がかなり異なります。
熟練度
各ステージに、熟練度取得条件というものが設定されており、その条件を達成すると、熟練度を取得することができます。
私の知っている限りでは、一定以上熟練度を取得することで「あるシナリオが登場する/しない」という違いが出るのは知っていますが、他にどんな利点があるかは不明です。
※ 他のシリーズですと、取得できる機体が変化したりします。
ちなみに、スーパーロボット大戦αや、スーパーロボット大戦IMPACTでは、熟練度を取得するための条件が、作戦目的に表示されていませんでしたが、本作から表示されるようになった模様です。
(正直、この表示が無いと、何をしていいのかよく分かりません)
武器の換装
本作から、武装を追加することが出来るようになりました。追加できる武装は、シナリオを進めている途中で手に入ります。
なお、追加武装も改造し、攻撃力を上げることができます。
特殊兵器
本作から、敵のステータスに異常を与える武器が追加されました。例えば『アーマーブレイカー』という武器は、敵の装甲を低下させることができます。他にも、ENを吸収したり、移動力を低下させるような武器もあります。
武器の改造単位
スパロボRで、武器の改造単位が「1回の改造で、全ての武器の攻撃力が1段階上がる」仕様になっていましたが、またスパロボA以前の「1つの武器に対して、攻撃力が1段階上がる」仕様に戻りました。
パイロット養成
戦闘中に、敵ユニットを破壊すると、『パイロットポイント(PP)』を取得することができます。PPはマップ終了後のインターミッション時に、パイロットの養成に使用することができます。
具体的には『能力上昇』と『特殊技能修得』の2種類を行うことができます。
種類 | 詳細 |
---|---|
能力上昇 | 攻撃・防御・回避・技量といったスキルをそれぞれパワーアップさせる ことができます。 |
特殊技能修得 |
特殊技能を付加することができます。 |
アニメーションの向上
戦闘時、ロボットの腕や首といった稼動部のコマ送りが表示されるようになりました。個人的には、携帯機のアニメーション表示は、本作辺りが転換期になったように思います。
プレイ時間
キョウスケ編で大体40時間程度は費やしたと思います。
リュウセイ編はプレイ中です。
良い点・楽しい点
これまでのスパロボオリジナルキャラのストーリーが繋がる
これまでのスパロボ主人公は、「ある研究所から来たテストパイロット」とか、「〇〇の生き残り」といった、唐突な登場かつ、ストーリーがあまり明確にならず、エンディングを迎えてしまっていましたが、本作によって、ある程度の経緯、裏のストーリーが見えるようになります^^
パイロット養成
これまでは、特殊技能を付加することはできましたが、パイロットの基本ステータスをUPさせることができなかったため、どうしても強いパイロットを出撃させることになってしまいましたが、この仕様が増えたことで、ある程度自分のお気に入りのパイロットを、部隊のメインにすることが可能になりました^^
悪い点・残念な点
スパロボ初見のプレイヤーはストーリーが分かりにくい
「エアロゲイター」、「パーソナルトルーパー」、「魔装機神」等、初見のプレイヤーには分かりにくい内容が多く、最初、何のことかチンプンカンプンになると思います。
本作の内容をある程度理解した状態で始めたいのであれば、おそらく下記の3作をプレイしておく必要があります。
- スーパーロボット大戦α
- スーパーロボット大戦IMPACT (もしくはCOMPACT2全て)
- スーパーロボット大戦EX
とは言ったものの、上記の3作を一応プレイした私でも、本作のストーリーは複雑で、結構分かりづらかったです^^;
その他
序盤からストーリーが暗い
序盤から『裏切り』、『襲撃』、『壊滅』といった言葉が並ぶため、結構ストーリーは暗めです。
機体数が少ない
悪い点とは言いませんが、中盤辺りまで、登場する機体の数が相当少ないです。以前紹介した『スーパーロボット大戦COMPACT2』と同等レベルですね。例を挙げると、キョウスケで始めた場合、20話で9体しかいません。しかも主力は3,4機なので、1体やられると、かなり手痛いです。
全滅プレイ
この頃のスパロボでは、割と知られている『全滅プレイ』ができます。
『全滅プレイ』というのは、「敵をある程度倒した後、ワザと全滅する」ことを繰り返し、資金や経験値を溜めていくスパロボ特有のテクニックです。作品によっては、できないものもあったり、一度全滅すると、そのステージでの熟練度取得ができないものもあります。
本作はどちらかというと、優しく作られており、一度全滅しても熟練度の取得が可能です^^
1周目から熟練度MAXは厳しい
上記の『全滅プレイ』による資金稼ぎ等を行わず、1周目から全てのステージの熟練度を取得するのは、かなり難しいです。私はかなりのステージで、熟練度取得を諦めました^^; キョウスケ編の最終ステージで『34』ぐらいだったと思います。
オススメ機体
機体名 | 詳細 |
---|---|
グルンガスト |
リュウセイシナリオで、中盤から使用できるスーパーロボット。 武器改造する際は『計都羅喉剣・暗剣殺』よりも先に、 なお、初期パイロットのイルムが格闘向きで、精神コマンドも優秀であり、 |
ヴァイスリッター |
キョウスケシナリオの序盤から使用できる機体。 正直なところ、『アルトアイゼン』よりも使い易い。装甲が低いが、 オクスタンBは弾数が少ないため、オクスタンEを重点的に |
アルトアイゼン |
主人公『キョウスケ』が搭乗する機体。グルンガスト程ではないが、 リボルビングステーク、スクエアクレイモアの弾数が少ないのがややイタイ。 思い切って、追加武装で手に入る『シシオウブレード』を最強まで |
ヴァルシオン改 |
古き良きスパロボ作品から、ボス級の敵が愛用する機体の廉価版。 搭乗するパイロット次第で、使い易さに差が出易い。 装甲が高く、前線に送り込んで、仁王立ちさせる戦法がオススメである。 なお、主兵装のお馴染み『クロスマッシャー』の射程が2~9と |
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
『パイロット養成』や『特殊武器』といった仕様が増え、プレイ方法のバリエーションが広がった点が良いです^^ 難易度はスパロボAよりも、少々上を行っているため、そこそこスパロボを熟練した方にオススメします。
最後に
やっぱりスパロボオリジナル主人公のテーマと言えば『TIME TO COME』ですね。