こんにちは。最終皇帝です。
皆さんはお気に入りのRPGはありますか。今日は、私のこれまでの人生で一番、クリア回数の多いRPGを紹介させて頂きます^^
今回紹介するゲーム
さて、今回は「Romancing Sa・Ga3(ロマンシング サ・ガ3)」、通称ロマサガ3です。
価格
確か小学校6年生の頃に、中古ショップで購入しました。確か3,000~4,000円ぐらいで買ったような気がします。バーチャルコンソールはWiiUでのみ、発売されているようですね。
【2018/9/20 追記】
ロマサガ3リマスター版の公式ページが久しぶりに更新されていました^^
どうやら、発売は2019年の初頭のようで、対応プラットフォームも増えていました!
PlayStationⓇ4/Nintendo Switch™/
Xbox One/WindowsⓇ10/SteamⓇ/PlaystationⓇVita/iOS/Android公式サイト様より引用
(http://www.jp.square-enix.com/romasaga3/)
元々はVitaとスマホ版のみだったと思いますが、ここに来て、プラットフォームが大幅に追加されましたね^^ 私的な意見としては、本作は発売されれば、ほぼ確実にヒットするでしょうから、英断だと考えます。
とにもかくにも、発売日程が粗方決まったことで、楽しみが増えました。
スクエニさん、楽しみにしてますよー!
【2019/08/31 追記】
正式な発売日が確定したようですね。
『2019/11/11』
発売日が確定したので、あとは待つばかりですね!!
なお、リマスター版で追加されそうな要素を予想してみました^^
あらすじ
『死星』という300年に一度、太陽を覆い隠す星があった。そして、その年に生まれた者は、人でも魔物でも、全て死んでしまうため、人々はそれを『死食』と呼び、恐れていた。
しかし、ある死食の年に、1人の赤ん坊が生き残った。その子は成長して『魔王』となり、魔界の貴族達を呼び寄せ、人々を恐怖に陥れた。その後、魔王は去ったが、魔界の貴族達は残った。
次の死食の年、また赤ん坊が1人生き残ったが、人々は彼が魔王になることを恐れ、殺そうとした。しかし、死を乗り越えたその子は、聖王となり、仲間達と共に、魔界の貴族達を魔界へ追い返したのであった。
そして今から数十年前の死食の年、やはり赤ん坊が生き残ったらしい。人々はその子を『宿命の子』と呼び、行く末を見守っていた。
果たして、宿命の子は『魔王』となるのか、『聖王」となるのか。。。
(オープニングより)
ゲームシステムなど
『ロマンシング サ・ガ』、『ロマンシング サ・ガ2』と同様、進めていくシナリオをプレイヤー自身が決めていく、珍しいタイプのRPGです。
主人公選択
以前紹介した「ロマンシング サ・ガ」と同じく、8人のキャラクターから主人公を選択することができます。
キャラクター名 | 性格等を簡単に説明(筆者の勝手なコメントです(笑)) |
---|---|
ユリアン |
正義感たっぷりの好青年。緑色の髪型に、オレンジのジャケット、 |
トーマス | 頭が良くて、気遣いが上手な大人。メガネをかけて結構なインテリさん。 何でもそつなくこなす、器用なキャラクター。口数が少なめ。 開拓民の一人。 |
ミカエル |
ロアーヌの侯爵。モニカの兄。 |
ハリード | ある国の王族であったが、現在は流浪のナイスミドル。 腰に携えている「三日月刀」を、伝説の曲刀と同名の「カムシーン」と名づけ、 やや陶酔している。たまに優しい面を見せるところが、カッコイイ。 ちなみに、筆者と同年齢(笑)。スイマセン。 |
エレン | 腕っぷしの強い美少女。ボーイッシュな姿、ポニーテールでユリアンを魅了。 サバサバした性格で、頼りがいがある。妹のサラを大事に思うあまり、 やや母ちゃんオーラを出し始めている。 ソーシャルゲームの「Imperial SaGa」では、結構美人に描かれており、 優遇感がハンパない。 |
サラ |
おとなしくて、多感な年頃の女の子。時に姉のエレンを振り切って、 詳細は言わないが、初プレイの方は使わないほうが良い。 |
モニカ | ミカエルの妹。 オープニングにて、猛スピードで馬をかっ飛ばすところを見ると、 かなりの馬術センスを持っている。 だが残念ながら、馬術が関係してくるシナリオは、無い(笑)。 ユリアンに好意を持っている。 |
カタリナ |
モニカの護衛兼、侍女。妖艶さ漂う大人の女性。 彼女だけは、主人公を他のキャラクターにした場合、仲間にすることができない。 |
パーティー
登場キャラクター
仲間・操作できるキャラクターは全部で「30人」程度と、かなり多いです。
自分のお気に入りのキャラクターを揃えたパーティーを作ることができます^^
パーティー編成
パーティーは6人連れて行くことができ、戦闘に出せるのは、5人となっています。
(1人はリザーブ)
戦闘システム
エンカウント
モンスターとのエンカウントは、ロマサガ2と同様、シンボルエンカウントです。
陣形
前作にもありましたが、特定のキャラクターを仲間にすると、
例えば下図のような陣形があります。
武器
全部で8種類の武器が用意されており、それぞれ個性があります。
本来は、キャラクターのパラメータ(腕力・器用さ・素早さ等)を見て、最大限の攻撃力が出る組み合わせを選ぶべきなのですが、私はほぼ無視しています(笑)。見た目・かっこよさ・使い易さ重視です(笑)。
そのため、本作を極めようとしている方には、下記のコメントは意味がないかもしれません。悪しからず。
武器名 | 筆者の勝手なコメント |
---|---|
剣 |
片手持ちの武器。何を使って良いか、わからなければ、コレを使えば問題なし。 聖王遺物「七星剣」を使えば、攻撃力は申し分無い。 |
大剣 |
両手持ちの武器。力でゴリ押しといったイメージではあるものの、 「地ずり残月」、「乱れ雪月花」、「逆風の太刀」等、ちょっと和風というか、 強力な大剣武器は、敵が落とすことが多いため、集めるのが大変である。 |
斧 |
片手持ちの武器。 技のエフェクトは力強いものが多く、気持ちが良い。 どちらかというと武器固有技(※)に強力な技が多い。 |
棍棒 |
片手持ちの武器。筆者はあまり使ってません^^; 「仕込み杖」の固有技「抜刀ツバメ返し」が結構カッコ良く、強力であるが、 他にも「生命の杖」の固有技「パワーヒール」や「シャッタースタッフ」による回復、 誰か上手く使う方法を知っていたら、教えてくださいm(_ _)m |
小剣 |
片手持ちの武器。個人的に1番使い方が難しい武器。筆者はほぼ使っていません。 最強技「ファイナルレター」は強力かつ、見た目はカッコいいが、 棍棒と同じく、誰か上手く使う方法を知っていたら、教えてくださいm(_ _)m |
槍 |
両手持ちの武器。 ただし、全体的にコスパが悪い気がする。 「竜槍スマウグ」という武器の固有技かつ最強技である「ラウンドスライサー」を |
弓 |
両手持ちの武器。後列の敵を攻撃できる。 近接攻撃ばかりの中、唯一、遠距離攻撃するエフェクトが楽しめる武器。 |
体術 |
素手で戦う。 少々、技のコスパが悪いのが残念。 |
※ ある武器を装備している時しか使用できない技。
技の閃き
戦闘中、敵を攻撃しようとする際、たまに使用している武器固有の技を閃きます。閃くと、その後の戦闘で、その技を使うことができます。また、その技を何度も使用すると、たまに戦闘後に「技の極意」というものを手に入れることができます^^
「技の極意」を手に入れると、今まで使用していたキャラクターだけでなく、他のキャラクターにその技を覚えさせることができるようになります。
ちなみに、技を閃くときは、戦闘中に「キュイーン」という音と共に、そのキャラクターの頭上に「電球」マークが表示されます^^
(下図参照)
術
ロマサガ2では、術は1人で唱えるものでしたが、本作では複数人で唱える「合成術」というものが登場します。(もちろん1人で唱える術もたくさんあります)
合成術は、2人で唱える「スペルフュージョン」と、3人で唱える「陣形固有術」があります。ただし、これらの術は、「コマンダーモード」と呼ばれる、主人公がリザーブ(控え)に下がった状態でないと使えません。
イベントシステム
前作と同様、必ず通過する必要のある固有のイベントとフリーイベントの2つに分かれています。フリーイベントをこなすと、強力なアイテムが手に入ったり、技を閃くための強敵*1が隠れていたり、仲間になるキャラクターが現れたりと、利点が多く存在します^^
マスコンバット
本作は、RPGの要素以外に、戦争シミュレーション、通称「マスコンバット」で遊ぶことができます。マスコンバットは、下図のように2つの国が軍を率いて、リアルタイムの戦争を行います。
操作するプレイヤーは、自軍の指揮官となり、軍隊の行動を決定します。
下図の戦闘時のコマンドはカスタマイズ可能で、戦闘前の準備画面で変更することができます。コマンド自体は、ミカエルの施政イベントで開発したり、戦闘勝利後に取得することができます。
例えば、下図の「速攻前進」を選択すると、軍隊がすごい勢いで、前進していきます。
トレード(企業買収)
イベントで、企業買収のシミュレーションをすることができます。ルールは簡単で、自社に協力している企業から資金を募り、世界中の企業を買収していきます。最終的な目標(例えば、特定企業の買収や、総資産額が目標値を上回る等)をクリアすると終了となります。
プレイ時間
今回やり直してはいないですが、大体35~40時間程度が妥当だと思います。
私の場合、始めると熟練度を上げたりで、割とやりこんでしまうため、50~60時間ぐらいはかかってしまいます^^;
良い点・楽しい点
RPG以外の要素
RPGの垣根を超え、戦争シミュレーションや、企業経営シミュレーション等を楽しめるところが良いです。ボリューム的にも、基本のRPG部分を害することが無く、それらを遊んだ後、「あ~、もう少し遊びたかったな~」と感じる、少々余韻が残る程度であるところが憎いです^^
マスコンバットだけを大量に遊べる『ロマサガ3 ミカエルの戦争譚』とか、トレードを大量に遊べる『ロマサガ3 フルブライトの憂鬱』とかを作ってくれたら、間違いなく買います(笑)。
BGM・サウンドエフェクト
BGM
お馴染み『伊藤賢治』氏が担当していることもあり、超良曲のオンパレードです^^
紹介したい曲が多すぎますが、厳選すると、下記の4曲ですかね。とりあえず、サウンドトラックは昔、購入済です。今でも高頻度で聴きたくなります^^
四魔貴族バトル1,2は中ボス戦で流れる曲です。ボスと戦うことよりも、BGMを聞くことの方が重要に思えてくるほど素晴らしい曲です。個人的な話ですが、この2曲と拮抗するほどの戦闘曲は、数えるほどしかありません。
海底奥底の神秘的な感じが表れていますね。冒頭のコーラス部隊みたいな音が結構好きです^^
『聖王廟』とどちらを選ぼうか迷いましたが、日常聴いている頻度から、こちらを選びました。心を落ち着かせたい時に、よく聴いています。私的には、ヒーリング曲を聴くよりも、こちらを聴いていた方が心身を回復できます^^
サウンドエフェクト
技を繰り出す際の、切れ味を表す歯切れの良い音や、強風を表す音、龍の叫び声等、エフェクトにかなりのこだわりが出ているように感じます。
そんな中でも、ユーザーの心を掴んで離さないのが、『技閃き時のサウンド』です。
電球が頭の上に出るだけで、何故あんなにキレイな「キュイーン」という音が流れるのでしょうか^^
非常に中毒性が高く、一度聴くと、さらに聴きたくなるため、ひたすら色々な技を覚えようと努力してしまいます(笑)。
携帯の着信音にしたいぐらい好きです(変態)。
多彩なキャラクター
ロマサガ2の時も、パーティーの編成が自由にできましたが、それぞれのキャラクターにストーリー性が無く、機械的に強いキャラクターを選んでしまっていました。
本作は、深くは語られないものの、それぞれのキャラクターに性格・人生の背景があり、それらを想像し・楽しみながら、お気に入りのキャラクターを選定することができます。
- 『深窓の令嬢』が世界を救う
- 『最果ての島に住むロブスター』が世界を救う
- 『家出娘』が世界を救う
こんなことを考えながら、RPGを進めていくのって、楽しいと思いませんか^^
悪い点・残念な点
お目にかかるのが難しいイベント
必ずしも、悪い点とは言えませんが、攻略本やサイトを見ないと、初見ではたどり着けなかったり、お目にかかれないイベントがあります。例えば、
- 「海賊ブラック入手」
- 「オーロラの道」
- 「アウナス戦の『ゆきだるま』の捨て身攻撃」
などです。ただ、このゲームは1周では満足できない中毒性があるため、最初はとにかく自由にプレイし、2周目・3周目の楽しみとして、これらを温存しておくのも良いかもしれません^^
※「」内をドラッグすると、中身が見えます。
見えないパラメータ
技を使ったことによる、パラメータの上下が、戦闘中に表示されないため、分かりにくいです。ドラクエみたいに「~の防御力が下がった!」とか表示されると嬉しかったです。
(ただし、メッセージ表示により、戦闘スピードが落ちるため、サクサク感が無くなるかもしれませんが)
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
「ストーリー性」、「音楽」、「グラフィック」等、全ての要素において、文句ありません。個人的な評価の「ボリューム」は5としていますが、正直面白すぎて「もっと遊びたかった。。。」と感じてしまうほどです。贅沢な話です^^;
まだ、プレイしたことが無い方は、是非遊んでみてください^^
最後に
PSVitaのリマスター版が発売されることが、ほぼ決定しておりますし、楽しみです!
追加のシナリオとか、キャラクターが出てくるのかな~^^
*1:アスラ道場とか