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【SFC】SDガンダム外伝2 円卓の騎士 ~最大13人のターン制バトルがしんどい~

こんにちは。最終皇帝です。
最近、ブログと仕事で忙しいため、身体を動かす時間が取れません^^;

というわけで、少し前に流行った「キュウリダイエット」を始めました。ただ単に、飯の前にキュウリを1本食うだけですがね。夏場は冷たいモノを食べすぎて、さらに太り易いので、このあたりで歯止めをかけたいところです^^;

今回紹介するゲーム

さて、今回は「SDガンダム外伝2 円卓の騎士」です。以前紹介した「SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産」の後継作ですね。

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SDガンダム外伝2 円卓の騎士 ©創通エージェンシー・サンライズ、©YUTAKA 1992

価格

リサイクルショップにて、500円で購入しました。ダウンロード配信版等では、発売されていないようですね。

あらすじ

ここは、スダ・ドアカ・ワールド。

その昔、モビルスーツの王「キングガンダム」が治めるブリティスという王国があった。ブリティスには、王国の強き騎士団が存在し、彼らが集まるときは、丸いテーブルを囲んだため、いつしか「円卓の騎士」と呼ばれるようになった。

そして、長い平和が続き、彼らはそれぞれの旅へと出て行った。

そんな時、騎士団のいなくなったブリティスを狙って、ザビロニア帝国が進行してきた。ザビロニアは、圧倒的な武力により、ブリティスを包囲するのであった。

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ザビロニアのブリティス進行より7年の月日が流れた。

ここは、ベルファストの村。今日も賢者アントニオにより、剣のけいこをつけられる、若きガンダムがいた。彼の名は「皇騎士ガンダム」。ブリティス王国のキングガンダムの血を引く王子なり。

彼はザビロニアにより混沌となった「スダ・ドアカ」を、平和な世に戻すことができるのであろうか。

ゲームシステムなど 

フィールドを歩き回り、待ち構える困難を1つずつ解決し、真の悪に近づいていく、王道のRPGです。

ある程度の部分は、前作に結構似ています。本記事では、前作と大きく異なる点のみを書いていきます。ご了承くださいませm(_ _)m

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最大13人のパーティー

旅を進めていく中で、特定の仲間を「勧誘」することができ、パーティーに加えることができます。仲間にできるキャラクターは全部で「30人」程度で、一度に最大13人(主人公含む)のパーティーを組むことができます(笑)。

※「」内をドラッグすると、中身が見えます。

キャラクターのレベル

このゲームは、各キャラクターのレベルという概念がありませんパーティーに仲間を加えることで、チームとしてのレベルが上がっていきます^^

なお、パーティーから仲間が抜けても、上がったレベルは元に戻りません。

動かなくてもエンカウント

通常のRPGは、フィールド上を歩き回ることで、敵とエンカウントしますが、このゲームは、フィールド上で棒立ちしていても、敵とエンカウントします(笑)。

少しトイレに行ってこようものなら、普通に戻ってくると、敵との戦闘が始まって居ます^^;

戦闘

戦闘は、ターン制のバトルとなっており、下図のようなイメージです。
下の真ん中に居るのが「主人公」で、周りにいる12人が、仲間のキャラクターです。
(さすがにガンダムを描くのは、まだ厳しい。ちなみに、顔の上に書いてある数値は、
 HPを表しています。)

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戦闘イメージ(ダサくてマジすいません(笑))

もうお気づきかもしれませんが、最大13人を戦闘に参加させることができます^^;

武器のオーダー

本作は、武器屋でお金を払うことにより、自分だけの武器を開発することができます。開発する際は、武器の名前・片手/両手の選択・武器の性質調整等が細かくできるようになっています。

ちなみに、私も両手剣で「妖刀カマイタチ*1」という名前の武器を作りましたが、金をすこぶる賭けた割には、クッソ弱かったため、それ以降開発するのを止めました(笑)。

多分何らかの法則性があって、上手くやれば、強い武器が作れるはずです^^;

プレイ時間

25時間前後はかかったと思います。もっと早く、戦闘が無意味なことが分かっていたら、逃げまくって、もう少し早くクリア出来ていたかもしれません^^;

良い点・楽しい点

良くも悪くも、システム豊富

  • 最大13人で、敵をタコ殴りにできる戦闘システム
  • 立ち止まっていても、エンカウントする鬼畜システム
  • 個々人のレベルという概念が無く、パーティー単位のレベルアップシステム

などなど、良くも悪くも、普通のRPGではお目にかかれない、珍しいシステムが豊富に取り揃えられています^^;

BGM

全体的に「電子音になったホルン」のような音源(主旋律)が特徴のBGMとなっています。こういう音を聴いていると、時代がレトロゲームのピコピコ音から、一段別の領域に足を踏み入れたように感じます^^

曲調は神秘的かつ、ファンタジー感が前面に出た良曲となっています^^ 勝手な主観ですが、FF5に少々似ている気が。。。
レトロゲーム音源が好きな方は、聴いておいて損はないですよ!

悪い点・残念な点

味方が増えるほど、戦闘がダルい

仲間が増えてくると、戦闘時のコマンド選択が徐々に面倒くさくなってきます(笑)。
冒険開始直後は、2,3人での旅なので、1ターンのコマンド選択回数は気になりませんが、6人程度になってくると、戦闘が開始されるまでの時間がやたらとかかり、物凄くダルくなってきます^^;

ある意味、独創的な仕様といえますが【゚Д゚】ハァ?! 

特殊なエンカウント

フィールド上で棒立ちしていても、敵とエンカウントするため、少し立ち止まって考える際は、STARTボタンを押してPAUSEしたり、ステータス画面に切り替えなければいけません。慣れるまで結構この作業を忘れます^^;

その他

ザコ敵と戦う意味

本作は、個々のキャラクターのレベルというものが存在しないため、敵と戦うことで得られる「経験値」というものが存在しません。そういう意味では、フィールドを歩いている際に出てくる、ザコ敵を倒す利点は、「敵が落とすアイテムを拾う」、「お金を儲ける」以外にほぼ無い様に見えます^^;

なんだか以前、プレイした「少年アシベ ゆうえんちパニック」の戦闘を思い出してしまいました。アレは、お金の上限値がMAXになると、戦闘をすること自体が無意味でしたが(*`▽´*)ウヒョヒョ 

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意味不明な合言葉

冒険を進めていくと、あるレジスタンスの町を訪れます。その際、彼らの合言葉が何故か、
ふかやのねぎ!」。

他にも、「仕事でも?」という問いに対して、「したくねえよな」(笑)。

一度、このゲームの開発者さんと呑みに行ってみたい。

とにもかくにも、前作といい、本作といい、相変わらず文章にクセがあります(笑)。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★☆☆ (普通です)

おかしな仕様が盛りだくさんのゲームであり、初めて見たときはケラケラ笑ってしまいます。ただ、戦闘時のコマンド選択が面倒くさい点が、ゲーム進行を妨げます(笑)。戦闘をしないで「逃げる」という手もありますが、最終的には、逃げるのもダルくなります。

ストーリー性・BGM・グラフィックはかなり良い出来栄えなので、かなりもったいないです^^; プレイする際は、できればレトロフリークを使用した方が良いです。

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最後に

SDガンダム系のゲームは、どれをプレイしても、必ず1つは突っ込みどころがあるので、ある意味楽しいです^^;

*1:風来のシレンに出てくる武器。