あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【GBA】スーパーロボット大戦A ~GBA初のスパロボ作品~

こんにちは。最終皇帝です。
少し前に、DA PUMPの「U.S.A」という曲が流行っていたんですね。YouTubeとかで再生数が多いので、「何かな?」と思っていました^^;

私が知っているDA PUMPは「KEN」や「YUKINARI」、「SHINOBU」が居た頃の思い出が強く、最近はどうしているのか全く知りませんでした。

中学の頃かな?「We can't stop the music」あたりを紅白の白組一発目で唄っていたが懐かしい^^; その後も「Crazy Beat Goes On」とか「Purple the orion」等、曲が出る度に話題になっていました。ボーカルのISSAさんもお変わり無いようで(というよりもあの頃と、外見が全く変わって無い)、安心しました^^

今回紹介するゲーム

さて今回は、当ブログのGBA作品一発目、「スーパーロボット大戦A」です。発売からもう17年ぐらい経っているんですね^^;

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スーパーロボット大戦A ©ジーベック/ナデシコ製作委員会、©創通エージェンシー・サンライズ、©ダイナミック企画、©東映、©BANPRESTO 2001

価格

相当昔に中古で購入したため、忘れてしまいました。すいません^^;

あらすじ

宇宙世紀0XXX年。

数々の大戦が繰り広げられた地球圏も、復興・発展が急速に進められた。だがそんな時、ある転機となる事件が起こる。

「バーム星人との和平決裂」

「ギガノス帝国の地球連邦政府への宣戦布告」

「なりを潜めていた百鬼帝国の進行」

こうして、地球圏は再び戦火の炎に彩られることとなった。

ゲームシステムなど

ゲームシステムは以前紹介した「スーパーロボット大戦COMPACT2」に結構似ているため、当記事では、特徴や、大きく異なる箇所のみ記載します。なお、「箱無し・説明書無し」の中古品を購入しているため、見逃しているシステムが結構あるかもしれません。その点は、ご了承くださいm(_ _)m

www.retroboydiary.com

主人公を選択

本作は、プレイ開始時に2人のうち、主人公となるキャラクターを1人決めます。
ちなみに、選択しなかったもう一方のキャラクターは、敵として現れます

主人公の機体選択

まずは、スーパーロボット系 or リアルロボット系を選択します。

機体については、スーパー・リアル共に、2体のうち、1体を選択できるようになっています。ちなみに、スーパーロボット系だけは、各主人公キャラクター固定の機体(ソウルゲイン、アンジュルグ)が用意されています。

(機体の詳細は、下記「その他 - 主人公の機体」をご参照ください^^)

サポートアタック・サポートガード

スーパーロボット大戦COMPACT2から採用された「援護(※)」も健在です。

ただ、COMPACT2と異なるところがあります。それは、援護攻撃・防御の回数がパイロットの能力画面に表示されない点です。私も未だにプレイしていて分かりません。

また、全てを確認したわけではないですが、サポートを全くしないパイロットはいないようです。

※ 本作のPSP版の公式サイトを拝見した限りでは、GBA版は「サポートアタック・サポートガード」という名前のようですね。確かに、COMPACT2のシステムと少し違います。

引用元:SYSTEM | スーパーロボット大戦A PORTABLE

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戦闘前のコマンド選択画面

シールドHP(正式名称不明)

これまで紹介したスパロボでは、シールドは敵の攻撃を軽減させる効果が発動されましたが、本作では、仕様が異なります。

具体的には、シールドにHPが設けられています。効果ですが、「シールドが無くて、機体が受けるはずだったダメージ」をシールドが受けてくれます^^

例えば、ガンダムのHPが3,000で、シールドHPが2,000だとすると、実質、HPが5,000あるのと、ほぼ同義となります。なお、シールドは武器の弾と同様、戦艦に着艦すると、回復します。

上の画像を例にすると、ドラグナーのENの下のゲージがそれにあたります。
(2,200と書いてあるヤツです)

戦闘アニメーションで、ロボットの手足は動かない

戦闘アニメーションでロボットの手足が動くシステムを取り入れた、「スーパーロボット大戦α」が本作の少し前に、発売されましたが、本作へは受け継がれていません(手足は動きません)。

携帯ゲーム機で、手足が動くようになるのは、まだ先です^^;

戦闘アニメーションのスキップ不可

「スーパーロボット大戦α」で初めて採用された戦闘スキップは、本作へは受け継がれていません。

プレイ時間

大体25~30時間はかかると思います。20話の大御所対策のため、じっくり育てたことと、後半の増援が多いこともあり、本作はかなりの時間がかかりました。
(厳密に計測していません。あくまで感覚です^^;)

良い点・楽しい点

ゲームシステムに大きな仕様変更は無い

パイロットステータスの仕様や、サポートシステムといった新要素はありますが、
根本のゲームシステムは第4次やCOMPACTと、さほど違いがありません。

これまでのスパロボをプレイされていた方には、なじみ易い作品になっています^^

中級者向け難易度

勝手な主観ですが、難易度は中級者向けです。

理由としては、下記の点が挙げられます。

  • 各マップに登場するボスが「HP〇〇%以下」になると、
    逃げてしまうことが多い(特に序盤)ため、強化パーツが集まりにくい
  • 取得資金が少なく、その割に改造資金が高い
  • 拠点防衛・特定機体の防衛・ターン制限ミッションが割と多い
  • サポートシステムをちゃんと使わないと、後半撃沈する

また、簡単なマップ・難しめなマップの強弱があり、私としては、ちょうどいい難易度のスパロボとなっています^^

BGM

GBの時代よりも、音に厚み(音のチャンネル数が増えた?)が出ており、さらに歯切れと、高音域の伸びやかさが向上したように感じます。

また、リズムやテンポは変わっていないものの、原曲の雰囲気とは、少々曲調が異なるものもあり、アニソンの生歌を聴いているのと、少々違った雰囲気を味わうことができます。とりあえず、全体的にベースが強めな気がします。

私のオススメは「ドラグナー」の『夢色チェイサー』と主人公「ラミア・ラヴレス」の『Ash To Ash』ですね。夢色チェイサー辺りは、強めのベースと、「うるさい」と「心地よい」の境目あたりをギリギリ攻めた主旋律が素晴らしいです^^

悪い点・残念な点

戦闘アニメーションのスキップ

上で少し触れましたが、本作はアニメーションのスキップができません。私としては、その前に発売されていた「スパロボα」で導入されていたシステムなので、こちらにも組み込んで欲しかったのが本音です^^;

その他

主人公の機体

主人公が使用できる機体は、全部で5体(※)ですが、明らかに使い易さに差があります。最終局面に近づくに連れ、主人公機の違いで、難易度が変わってくるため、特に初心者の方は、注意が必要です。

一応、「アクセル + ソウルゲイン」、「ラミア + アシュセイヴァー」は全クリ、他の機体では、使ったことはあるものの、まだ全クリに至っていません。下表はその前提で書いています。ご了承くださいませm(_ _)m

機体名 詳細
ソウルゲイン

スーパーロボット系のアクセルの機体の1つ。

とにかく殴る・蹴る・真空波動拳を発射といった近距離攻撃が得意。
全機体の中で、一番装甲が高く、特殊能力に「HP回復」が付くという、
素晴らしい仕様。

近距離攻撃に特化しているため、遠距離射撃をされると、やや厄介。
とは言ったものの、待ち伏せるわけにもいかないので、
一気に敵陣に突っ込ませるしかない。装甲はガンガン上げておきましょう。

P武器(射程1~3)の玄武剛弾の使い勝手が異常に良い^^

アンジュルグ

スーパーロボット系のラミアの機体の1つ。

遠距離攻撃を得意としている。その割には装甲が高い。
ただ、運動性が低いため、装甲を厚くして、前へ突っ込ませ、
盾にするのが良い。

ビームコート分身が付いているため、気力が上がれば、運よく避けたり、
ビームを防いだりもできる。

自軍ターンより、敵軍ターンでの反撃時に、本領が発揮されることが多い

ヴァイサーガ

スーパーロボット系。スーパーロボットであることが悔やまれる機体。
下手すると最弱。

射程が短く、装甲もラーズアングリフと同様のため、
スーパーロボットの割に、前に出ると、簡単にやられてしまうこともある。

問題は運動性で、こちらもラーズアングリフと同等のため、
前に出たくても出られず、後列に陣取ると、射程が足りなくなり、戦いづらい。

1つ光る点は「分身」が使えること。ただし、気力が130必要なため、
発動するまでの道のりが遠い。

アシュセイヴァー

リアルロボット系。本作最大の凶悪兵器

レベル20から使用できる、ソードブレイカーが特に凶悪^^;

機動性が高く、射程が長く、遠距離向きですが、ガンレイピアや、
ファイアダガー等、射程1から使用できる射撃武器もあるため、
近接戦闘も特に気にならない

おまけにビームコートやら、ジャマーまで付いて、単機突進できる、
最強の機体。

レーザーブレード以外は、全てMAX改造して問題ない^^

ラーズアングリフ

リアルロボット系。おそらく主人公機の中で、1,2位で使いにくい機体

アシュセイヴァーと異なり、移動後に攻撃できるP武器が、
射程1で武装の中で最弱のシザースナイフしかないため、
凄く使いづらい。

また、ビームコートとジャマーが付いているので、アンジュルグと同様の
戦い方をさせるのが無難な気がする。

正直、私はまだコイツを上手く使えた試しが無い。

記憶喪失のアクセル

スパロボのオリジナルジェネレーションをアニメで観たり、ゲームでプレイした方は、本作の主人公を「アクセル」にすると、拍子抜けします。

というのも、開始時のアクセルは記憶喪失に陥っており、アニメ版等で私達が知っている、硬派な彼の存在は無く、チャラい兄ちゃん化しています。

一時期、ネット上で「アホセル」と呼ばれていたのが懐かしい。

資金上限

上限は999,999ではないです。最初プレイした時、999,999かと勝手に思って、色々な機体を改造してしまいましたが、もったいなかった^^;

2周目

2周目のボーナスがあります。ひとまず確認できているのは、全ユニットの強化パーツスロットが4つになります。他にも何かあったかな??

オススメ機体

本作は、主人公機の存在感が強く、オススメ機体の選定が結構難しいです^^

機体名 詳細
ボルトガンダム

序盤から登場する、Gガンダムのハンマーを投げるヤツです^^

見かけどおり装甲が高く、ザコ敵であれば、意外と避けます。
武装は「グラビトンハンマー」の使い勝手が良く、敵陣に突っ込ませれば、
HPの多い敵もゴリゴリ削ってくれます。

「装甲⇒EN⇒グラビトンハンマー⇒HP」の優先順位で改造していくと良いです。
主人公機の隣に配置させておきたい機体です。
(ボルトではなく、ドラゴンガンダムを推す方が多いですが、
こちらの方が私は使い易いです)

ドラグナー(3機)

いつも一緒の仲良し3機体です^^

1体ずつでは、あまり強くないですが、3人で行う合体攻撃
「Dフォーメーションアタック」、「恐怖のトリプルアタック」を上手く
使いこなすと、敵側のサポートアタックを無視して攻撃できるため、
敵軍大将に直接攻撃を行いたい場合、重宝します。

基本は全員、運動性を上げて回避率を良くし、ENはMAXまで上げておきます。
武器は、後に追加される「光子バズーカ砲」をできるだけ上げておきましょう。

ほとんど「Dフォーメーションアタック」での攻撃になるはずなので、
戦うときは、3人が隣接した状態をキープしてください。
誰か一人がやられただけで、戦力がガタ落ちします。

特に、ライトがこの中でも一番やられ易いので、注視しておきましょう。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★☆ (オススメします)

難易度が高すぎず、低すぎずな作品なので、スパロボのゲームシステムを好きになれる方であれば、楽しくプレイできます^^
(「初心者は多少冷や汗」をかき、「中級者は歯ごたえのある戦いを楽しめる」レベルといったところでしょうか。)

また、参戦作品もレアなロボットが少なく、逆に親しみ易いです。

後に発売されたORIGINAL GENERATIONシリーズへの伏線にもなるため、今後プレイしようと思っている方にはオススメです^^

最後に

やっぱり「ラミア + アシュセイヴァー」が一番キャラ的にも、機体スペック的にも良かったです^^;