こんにちは。最終皇帝です。
本日は、私のハンドルネームのネタとなったゲームを紹介します^^
今回紹介するゲーム
さて、今回は「Romancing Sa・Ga2(ロマンシング サ・ガ2) 」です。シリーズ最高傑作とも名高い、ロマンシングサガシリーズの第2作目です。
まるでカレー粉をこすりつけたような風格が、レトロ感をしっかりと醸し出しています。
価格
高校の時の文化祭で、友達が出品していたのを見て、すかさず買いました(笑)。
確か100円だったような。今考えると良い買い物をしました^^
バーチャルコンソールでも発売されています。
あらすじ
世界が混沌に包まれるとき、人々の前に現れるという7人の英雄。愚かな人々は、分裂と闘争を繰り返し、その都度、七英雄の訪れを願い、その後平和が訪れると、彼らのことを忘れていった。
そして今、過去の経験を活かせない人間達の手により、世界にまた混沌が訪れた。人々は七英雄の存在を語り始め、、、そして、彼らは来た。
しかし。。。
ゲームシステムなど
前作「ロマンシング サ・ガ」と同様、進めていくシナリオをプレイヤー自身が決めていく、珍しいタイプのRPGです。
戦闘
ターン制のバトルが採用されています。
また、敵との遭遇はランダムエンカウントではなく、シンボルエンカウントとなっています。
戦闘の特徴
戦闘は、装備した武器で行いますが、そのキャラクターの武器の熟練度が上がると、まれに技を閃き、以降使用することができるようになります。
技は、武器毎に分かれており、多種多彩です。また、キャラクターを強化することで、強力な技を閃くことが可能です^^
閃く際、「チュイーン」という音と共に、頭上に電球のマークが表示されるエフェクトが、プレイヤーの間では結構人気だったりします^^
伝承法
「伝える者と受け継ぐ者に、強い意志があれば、志と能力を受け継ぐことができる」システムというのが謳い文句です。
簡単に言ってしまうと、前の皇帝の良いトコロを、後の皇帝が全て引き継ぐという意味です。また、パーティーに加える兵達の強さは、皇帝の強さに比例するので、皇帝をドンドン強化して行くコトになります。皇帝の強化は一つのやり込み要素ですね。
イベント
イベントは、固定イベントとフリーイベントの2つに分かれています。フリーイベントは、必ずしもプレイする必要は無いですが、クリアすることで、国の収入が上がったり、新しい種族(クラス)の仲間をパーティーに加えることができるようになります。
キャラクター(種族)
仲間にできるキャラクターは多種多様で、例えば以下のような種族(クラス)があります。下記は一例で、まだまだ大量のクラスがあります。
クラス名 | 特徴 |
---|---|
帝国重装歩兵 | 名前の通り重装歩兵。HPが高くなり易い。盾役。 |
帝国猟兵 | 弓が得意な軽装兵。あまり特徴が無い。 |
宮廷魔術師 | 術が得意なクラス。打たれ弱い。魔力が高い。 |
軍師 | 術が得意なクラス。宮廷魔術士級に打たれ弱いが、 魔力が相当高い。 |
イーストガード | オリエンタルな服装の剣士。腕力・素早さが高く。体術向き。 |
アマゾネス | 女戦士。バランスが良い。 |
陣形
キャラクターを仲間にすると、
陣形を選択することにより、キャラクターの素早さや、防御力を上げたり、
帝国の財政構築
帝国には、武器開発のチームが編成されていて、そこでは、新しい強力な武器の開発ができます。ただし、開発には資金が必要になります。
開発資金は、国の収入から賄うシステムとなっていて、モンスターとの戦闘を繰り返すことで、お金が貯まっていきます。
また、様々なフリーイベントをこなすことで、他の国や地域との繋がりができ、収入が上がっていきます。
フリーイベントをこなしつつ、収入を上げ、ラスボスに挑むための武器を開発していくところも、楽しめる要素の一つになっています^^
プレイ時間
途中何度かゲームオーバーでやり直しまくることがありましたが、大体30時間程度でクリアすることができました。
良い点・楽しい点
ストーリー
「世界各地の異変に対応、調和を守りながら、七英雄を退治する」という、目的がシンプルで分かり易いストーリーとなっています。
BGM
本作は、伊藤賢治さん担当ということもあり、名曲が数多く排出されています。特に「クジンシーとの戦い」や「ラストバトル」、「七英雄バトル」は、数ある戦闘曲の中でも、多くの人に愛されています。
私は、「ラストバトル」が一番好きです^^
多彩な武器
使用できる武器が多く、ゲームに慣れてくると、自分が使用していない武器の最強技が見たくなってきます。最終的に、皇帝の武器熟練度を限界まで上げる程のやり込みを、始めてしまう「さが(運命)」となります^^;
自分好みのパーティー編成が可能
仲間にできるキャラクターの種類が細かく分けられていて、
陣形の効果を組合せて、術重視、武器重視、バランス重視など、
この点が一番のやり込み要素になります。自分の中の最強パーティーを作り出し、ラスボスをボコボコにしてやりましょう^^
悪い点・残念な点
伝承法システムの分かりにくさ
伝承法システムは、分かってくるとドンドン面白くなっていくのですが、分かるまで少々時間がかかります。
その他
キャラクターの名前
パーティーに追加するキャラクター達には、固定の名前が付いていますが、なかなか特徴的です。
例えば、宮廷魔術師の女性であれば、「エメラルド」や「サファイア」といった宝石の名前。
イーストガードであれば、「ジュウベイ」や「ガンリュウ」、「ソウジ」といった歴史上の有名人物。
軍師であれば、「チュウタツ」や「モウトク」、「ハクゲン」といった三国志系の人物の字(あざな)が使われています。
七英雄の名前の由来
七英雄の名前の由来は、「東京の山手線の駅名」と言われているのは、有名な話。作者の「ちゃめっけ」が垣間見えますね^^
名前 | 由来の駅名 |
---|---|
クジンシー | 新宿 |
スービエ | 恵比寿 |
ノエル | 上野 |
ロックブーケ | 池袋 |
ダンターグ | 五反田 |
ボクオーン | (新)大久保 |
ワグナス | 品川 |
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
ストーリー・サウンド・グラフィック全てにおいて、目立った悪い点は無く、思い出に残るRPGの1つとなっています。
伝承法システムについては、最初慣れるまで、その利点とやり込み要素が分かりにくく、「死んでは新たな即位が繰り返されるだけ」と勘違いされてしまう可能性があります。最終的には、その面白さに気づかず、序盤でやめてしまうことも。
(実は、私は高校の頃、これが理由で一度やめました)
そういった点では、「遊びやすさ」の部分が満点とは言えませんでした。とはいえ、至高の作品です。レトロゲームマニアの方、必ずプレイしておいてくださいね^^
最後に
ちなみに、プレイ中の最終皇帝の名前を「ラストエンペラー」ではなく、何故か「ラストサムライ」にしていたことは内緒。