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とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【FC】ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間 ~オラの眼じゃあ、戦闘アニメーションが速過ぎて見えねっぞ~

こんにちは。最終皇帝です。
RPGをプレイしていると、レベル上げが凄く面倒になることがあります。面倒になる理由は、同じアニメーションを見たり、同じコマンドを入力したり、半ば作業ゲーになってしまうからです。私も、このシーンはスキップできないかなぁとか考えたりします。

今回は、「サクサク進むのはいいんだけど、ちょっと速すぎない?」と思ってしまったゲームを紹介します^^;

今回紹介するゲーム

さて、今回は「ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間」です。このブログで以前紹介した「強襲!サイヤ人」や「激神フリーザ!!」に続く作品になります。

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ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間 ©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映動画、©BANDAI 1992

価格

小さい頃に定価で買ってもらったので、8,000円ぐらいしていたと思います。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。

あらすじ

アニメ「ドラゴンボールZ」のフリーザ編末期~人造人間編初期で構成されています。

ゲームシステムなど

以前紹介した「強襲!サイヤ人」、「激神フリーザ!!」と同様、フィールドの移動や戦闘等は全て、手元に引かれているカードで行うという、珍しいタイプのRPGです。

これまでと同様のシステムの説明に関しては、割愛します。詳しくは下記、過去記事をご参照ください。本記事では、大きく変更された点、追加仕様を書きます。

www.retroboydiary.com

www.retroboydiary.com

キャラクターステータス

ステータスの変更

以前は、HP(体力)、BP(戦闘力)、BE(エネルギー)の3つがありましたが、本作から、BPが消え、BEがKIという名称に変更されました。

流派の複数化

一人のキャラクターが複数の流派を持つ仕様になりました^^

カードの変更点

カード自体の仕様変更

以前のカードは「攻撃力」、「流派」、「防御力」を表していましたが、本作から「防御力」が無くなり、「効果を発生させるマーク(正式名称不明)」となりました。

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カードの仕様

フィールド上の移動後や、戦闘時に全員のカード選択が終わった後、このマークに沿った効果が発生します^^ 例えば、上図のハートマークであれば、「かめせんにん」や「デンデ」のようなキャラクターが現れ、味方のキャラクターを回復してくれます。

ざっくり、下記のようなマーク・効果があります。あくまで一例です。

  • ハート: 主に回復系。大幅にHPを回復したり、KIを回復してくれる。
  • グーパンチ: 主に攻撃補助系。攻撃力を2倍にしたり、相手の動きを止めてくれる。
  • ダンベル: 移動後に修行してくれる。戦闘時は必ずスカする。
  • : 移動時に有利になる効果をもたらしてくれる。戦闘時は必ずスカする。
  • : 何が起こるか分からない。有利になったり、不利になったり、色々起こる。
必殺技カードの廃止

「必」の流派が廃止されました。その代わり、各キャラクターの流派に合致したカードを選択すると、必殺技が使えます。

例えば、「ゴハン」であれば、「魔」と「神」のカードを選択すれば、必殺技を使うことができます^^

戦闘システムの変更点

戦闘参加人数

前作までは、カードの枚数分のキャラクター(5人)が戦闘に参加できましたが、本作からは3人までとなりました。

戦闘形式

これまでは、ターン制のバトルのみでしたが、本作から2種類のバトルの切り替え(※)ができるようになりました。
※ フィールド移動中に、「START + SELECT」ボタンを同時押しすると、設定変更できます。

■3Dバトル

前々作、前作から続いているバトル形式です。

■2Dバトル

最初にカードを一枚選択し、後は決着がつくまで、自動的に戦い続けるモードになります。戦闘アニメーションも簡略化されます。上の設定変更をしていないと、敵とのレベル差がついた時、自動的にこのモードになります。

KIをねる

必殺技を使用する際、「KIをねる」というコマンドが追加されました。強力な必殺技を使うには、このコマンドを使い、1ターン待たないといけません

例えば、「ませんこう」とか「まかんこうさっぽう」等。

プレイ時間

6時間ぐらいで、クリアできました。レベルを上げすぎなければ、もっと早く終わるかもしれません。

良い点・楽しい点

戦闘のスピード感

ターン制バトルなのに、なんだか凄いスピード感を感じます。BGMの曲調もこれまでの2作品以上に速く、なんなら、戦闘アニメーションも異常に速いです(笑)。

私の中では、本作のBGMが、3作品の中で一番好きです(´∀`艸)♡ 

キーレスポンスが良い

これまでのファミコン2作品に比べ、画面操作時のキーレスポンスが良く、選択後の画面遷移も滑らかで、操作感が良好です^^

悪い点・残念な点

ボリューム不足

シナリオが以前のファミコン2作品に比べて、かなり短く感じます。また、サブタイトルが「烈戦人造人間」となっていますが、人造人間と戦闘するのは、終盤の一幕だけのため、若干シナリオのバランスも違和感があります^^;

本編には出てこなかった(映画に出てきた)アイツもシナリオに出てきますし。

戦闘アニメーションの速さ

サクサク進むのは良いのですが、あまりにも戦闘アニメーションが速すぎます^^;
正直、パンチやキックの連打をするアニメーションは、眼が全く追いつきません(笑)。
これについては、賛否があるかもしれませんね。

画面遷移時の音楽切り替え

フィールドや、戦闘時に「アイテム」や「ならべかえ」のコマンドを選択した際、BGMを最初に戻すのを、できれば止めて欲しかったです。切り替える度に、少々違和感を感じます。

その他

ドーレが強すぎる

この作品は映画版でしか出てきていない、クウラ編もシナリオとして組み込まれています。

そこで注目されるのが、クウラ機甲戦隊の緑色のオッサン『ドーレ』。

映画では、ピッコロの追跡エネルギー弾で一発チーンでしたが、本作では全く違います。

逆に彼が放つ、モヤっとボールみたいなエネルギー弾がめちゃめちゃ強く、レベル上げを怠っていると一撃しさせられます(笑)。

クウラを含めた4人との戦いの中で、一番苦労させられるはずです。

あぁ懐かしい。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★☆ (オススメします)

少々ボリューム感が足りない面があり、★5個とまではいきませんが、全体から見れば、「限りなく★5に近い★4」です^^ 全体的にスピード感があるため、シナリオ・レベル上げ共に、サクサク進めることができます。ドラゴンボールの原作を少しでも知っていれば、前作から継続の方も、初見の方も、楽しめる一品です(´∀`艸)♡ 

最後に

18号はやっぱキレイですわ^^ やるなクリリン!