こんにちは。最終皇帝です。
突然ですが、私が好きなドラゴンボールの必殺技は、「天空×字拳(てんくうぺけじけん)」です。ネーミングセンスといい、見た目のダサさといい、これ以上微妙な技は、なかなか無いでしょう(笑)。
今回紹介するゲーム
さて、今回は「ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!」です。以前紹介した「ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人」に続く作品です。
価格
小さい頃に定価で買ってもらったので、8,000円ぐらいしていたと思います。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
アニメ「ドラゴンボールZ」のフリーザ編(ナメック星編)で構成されています。
ゲームシステムなど
前作「ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人」と同様、フィールドの移動や戦闘等は全て、手元に引かれているカードで行うという、珍しいタイプのRPGです。
以下の点については、前作とほぼ変わらないため、割愛します。詳しくは下記、過去記事をご参照ください。本記事では、大きく変更された点、追加仕様を書きます。
- フィールド移動の基本部分
- 戦闘システムの基本部分
- カードの意味
- 戦闘のアニメーションの基本部分
- お助けカード
フィールド移動の変更点
移動後にカードを引く
特定のフィールド以外は、移動後、「運命の選択」という画面が現れ、カードを1枚選択することになります。選択したカードにより、イベントが発生します。例えば、
- 敵との戦闘
- 1回休みになる
- キャラクターの回復
などがあります。引いたカードによって、今後のシナリオが変わるといったことは無いため、気楽に引いて大丈夫です^^
キャラクターに関する変更点
前作では、シナリオ進行中にキャラクターが戦闘不能になると、復帰できませんでしたが、本作ではできます。
キャラクターが戦闘不能になると、HPが0になりますが、戦闘のターンや、マップの移動を重ねるに従って、HPが少しずつ回復していきます(回復しても戦闘不能状態)。そして、HPが最大まで回復すると、戦闘に復帰することができます。
上記のように、自然に回復させる以外にも、回復用のお助けカードを使うことで、復帰までの時間を短縮することができます。
また、発生条件は分かりませんが、戦闘中、仲間がピンチになると、戦闘不能だったはずのキャラクターが「仲間のピンチにかけつける」ため、急に復帰することがあります。
いや~、細かいところまで作りこまれていますね^^
戦闘システムの変更点
下記の2点が変更・追加されています。
全体攻撃の追加
前作では、キャラクターの「流派」が一致すると、戦闘力がアップする仕様でしたが、本作から仕様変更されました。
具体的には、カードを引くと、「ふくごうこうげき」と「ふくすうこうげき」のどちらかを選択させられます。
- ふくごうこうげき: おそらく前作と同じ仕様。
- ふくすうこうげき: 敵全員に通常攻撃をします。
ちなみにこの仕様は、敵も使用してくるので、注意が必要です。
全体攻撃の必殺技
前作は、キャラクター毎に用意されている必殺技は、敵1体への攻撃しか出来ませんでした。本作から、特定の必殺技は敵全体を攻撃することができます。例えば、クリリンの「かくさんエネルギーは」、べジータの「ばくはつは」などがあります^^
ちなみにこの仕様は、敵も使用してくるので、注意が必要です。
戦闘アニメーション
アニメーションの使用に関しては、前作と変わりませんが、グラフィックがだいぶ向上しています^^
プレイ時間
10時間弱程度でクリアできると思います。
良い点・楽しい点
前作の良い部分を残し、追加仕様を盛り込んでいる
連番作品の場合、より良いシステムにしようとして、結果的に前作より遊びにくくなってしまうことがありますが、本作はそういった点が見受けられません。前作のシステムをベースに、新たな仕様を追加し、より遊び易くなっています^^
戦闘1回にかかる時間
前作よりも戦闘アニメーションの時間が少し速くなりました。正確に言うと、「ムダなアニメーションは省き、グラフィックの質を上げ、アニメーション自体のスピードも少々上げた」と言うべきかもしれません。そのお陰で、前作よりは戦闘1回にかかる時間が減少し、レベル上げがし易くなりました^^
また、「ふくすうこうげき」や「全体攻撃の必殺技」が増えたことも、戦闘1回にかかる時間を大幅に短縮させています。
グラフィックの向上
前作よりも、戦闘時の「キャラ画や背景画」がかなり向上しているように見えます。例えば、前作のゴハンを見ると、戦闘時はまるで「肉団子」でしたが、本作ではだいぶスリムになっています。ゴハン好きの方、なんかスイマセン(笑)。
BGMの曲調
前作は、全体的に曲調が速く、明るいイメージの曲が多かったですが、本作は曲調が落ち着き、割と「低音」が多用されているため、少々暗めになっています。
ただ、暗めといっても、「未知の敵への恐れ」を表すようなイメージや、「知らない土地へ初めて足を踏み入れる時の心配」を感じさせる曲になっており、悪いわけでは無いです^^ というよりも、前作とは別物の良曲といった方が良いかもしれません。
悪い点・残念な点
いつまで育てれば良いのか分かりにくい
前作と同じく、いつまで育てれば、中ボスが倒し易くなるか、分かりにくいところがあります。敵(中ボス等)の戦闘力は、大体原作に沿っているため、アニメやマンガを見ていると、ある程度アタリを付け易いのでしょうが^^;
スーパーサイヤ人にはならない
ゲーム中は、ゴクウが「スーパーサイヤ人」化することは無いです。ちょっと残念^^;
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
RPG好きかつ、ドラゴンボール好きの方であれば、かなり楽しめる作品です^^ また、本作から追加された仕様のおかげで、サクサク進められるようになりました。前作からの継続ユーザの方も、初見の方も遊んで損は無いです(´∀`艸)♡
また、そこそこ有名で販売本数も多かったのか、中古価格があまり高くありませんので、コスパ面もかなり優秀です。
(BOOK OFFやHARD OFFでも、500円ぐらいで買える)
最後に
やはり、面白いゲームは新しかろうと、レトロだろうと、面白いですね^^