こんにちは。最終皇帝です。
毎週毎週「金欠だ~」とか言っている割に、ゲームを買い続けています。もうブログを始めてから、いくらゲームにお金を費やしたか分かりません^^;
今度キリのいいところで、これまで使った額を集計してみましょうかね。
今回紹介するゲーム
さて、今回は「第3次スーパーロボット大戦」です。これまでのスパロボ記事でも、何度か本作の名前が登場しましたが、やっと紹介できます。とにかく難易度が群を抜いて高く、私も幾度と無く、精神的に撃墜されました。
価格
確か中学生の頃辺りに購入したのですが、値段を忘れてしまいました。中古で買ったので、2,000円はしていなかったと思います。
あらすじ
第2次スーパーロボット大戦(DC戦争)から半年、世界は平和を取り戻した。しかし、一度は分裂したと思われた「DC(ディバイン・クルセイダーズ)」が「ザビ家」の力を借りて、勢力を取り戻しつつあった。
前大戦で活躍を見せたロボット達は独立部隊「ロンド=ベル」として、各国の治安を維持していたが、おバカさんな政治家の圧力もあり、なかなか部隊としての勢力を整えられずにいた。
こうした残念な情勢の中、「プレイヤーの思いのままに敵への反撃が出来ない」正直しんどい大戦が幕を開けようとしていた(笑)
(中盤から文章に緊張感無し。)
ゲームシステムなど
基本的なシステムは、これまで紹介して来たスパロボと同様です。「遊び方」については、過去記事をご参照いただければと思います^^
(こちらの記事では、異なる箇所のみ説明します。)
武器の改造が出来ない
本作は、インターミッション中に武器の改造をすることができません。ちなみに、改造できるのは、下記の4種類のみです。
- HP: 攻撃を受けてもよい数値。
- 装甲: ロボットの固さ。高いほどダメージ量が減る。
- EN: エネルギー。武器使用時や、飛行・宇宙移動時に消費する。
- 反応: ロボットの限界値。パイロットとロボットのスペックを引き出すための値。
パイロットの「攻撃」パラメータ
本作には、各パイロットに「攻撃」というパラメータが存在します。名前の通り、このパラメータが高いほど、攻撃の威力が増します。最近のスパロボをプレイしている方には、「格闘」とか「射撃」のパラメータの代わり、と考えてもらえると分かり易いと思います。
気力
この頃のスーパーロボット大戦は気力の限界値が「200」です。最近のスーパーロボット大戦は「150」ですので、だいぶ違いますね。
裏で働いている方程式がどんなものかは分かりませんが、おそらく「気力150 = 攻撃補正1.5倍」、つまり「気力200 = 攻撃補正2.0倍」になる想定です。
反撃時に行動を選択できない
敵から攻撃を受ける際、現在のスパロボでは、「反撃をするか」、「回避・防御をするか」を自由に選択することが出来ますが、本作ではそれが出来ません。
正確に言うと、出来ないのではなくて、あらかじめ命令をしておく必要があり、各ユニットはその命令に従って行動します。命令は下記の4つの中から指定できます。
- 必ず反撃せよ!
⇒撃墜されるのが確実であろうと、反撃します - 積極的にいけ!
⇒敵の攻撃により、撃墜される可能性があるユニット以外は、反撃します - 無理はするな!
⇒HPが50%以下のユニットは回避か防御、それ以上のユニットは、反撃します - 必ず回避か防御せよ!
⇒回避能力が高ければ回避、防御能力が高ければ防御します
私は命令があまり得意では無いため、最初の頃は大抵「積極的にいけ!」にしていました(笑)。結果、積極的に破壊されていましたが。
プレイ時間
ひたすらリセットボタンを押していたせいか、物凄い時間がかかりました。おそらく40時間はかかったと思います^^;
良い点・楽しい点
容赦ない敵軍
こちらの攻撃には当たってくれない癖に、あちらからの攻撃はジャンジャン当ててきます^^; 頼みの精神コマンド「集中」や「ひらめき」もポイント使用量が多く、贅沢に使用することができません。オマケに敵軍のHPがやたらと高く、気を抜くと全滅させられます。
それゆえに、1マップ毎に相当な努力と、真面目なユニット配置を強いられます。言い方を変えれば、本気のスパロボを楽しむことができます。
生優しいスパロボに飽きた皆様、Mな皆様にはかなりオススメします。
オリジナル曲
この頃のスパロボに流れていた、マップBGMは良曲揃いです。中でも宇宙BGMで流れる「The Universe」は宇宙の暗く先の見えない恐ろしさと、これから始まる戦火の悲しみが入り混じるような良曲です。
ちなみに、第4次スパロボ以降に宇宙BGMで流れる「100光年の勇気」は「The Universe」とは曲調が反し、広がる宇宙の希望と勇気を感じさせる一曲となっています。
今でもたまに聴きますが、なんだか力が湧いてきます^^
(下記の「The Universe」はスーファミ版では無いため、音源が異なります)
悪い点・残念な点
一見さんに優しくない
これから初めてスパロボをプレイする方が、絶対最初に買ってはいけない作品です。
とにかく敵が強いため、初心者の方がプレイすると、すぐにイライラして多分ギブアップすることになります。
初めての方は、「第4次スーパーロボット大戦」か「第2次スーパーロボット大戦G」をオススメします(*´ω`)
その他
プロトゲッター
第1話から出てくるゲッターロボのプロトタイプ版「プロトゲッター」がとにかく弱い!あまりの弱さから来るストレスで泣きそう。。。
ただし、ゲッターロボ(プロトじゃないやつ)が出た後は、ゲッター2が物凄く使えるようになるため、そこまで我慢すれば大丈夫です。
おそらく、全スパロボシリーズの中で「ゲッター2が一番輝いた作品」ではないかというぐらい活躍しました。私の場合、5話終了時に隼人のレベルが24になっていました(笑)。
ちなみに、後半はゲッタードラゴンが最強です♪
裏ボス
このゲームは、最終話までの総ターン数が一定以下になると、裏ボス「ネオグランゾン」(※)が登場するステージ「ラグナロク」に行くことができます。ってかこの難易度で、ターン数も考慮しなきゃいけないとか、しんどすぎて草生えます(笑)。
※ ドラッグすると見えます^^
迷わずリセットボタンを押せ!
このゲームはおそらく、リセットボタン無しには、思い通りに進めることは出来ません。敵に攻撃が当たらなくても、めげずにリセットボタンを押しまくって、当たるまでやり直しましょう!!
精神コマンド『幸運』のコスパ
この頃の『幸運』は最近のスパロボ(※)と違い、経験値と取得金額が2倍になる優れものです。しかも精神ポイントを『20』しか使用しない超良コスパ。
かなりの大盤振る舞いのため、ZZや百式に幸運持ちパイロットを乗せて、一気にレベル上げをする方も多かったのではないでしょうか。
私の場合、他のシリーズでは日の目を見ない『ルー・ルカ』、『レコア』、『カツ』あたりが最終戦手前でレベル65ぐらいあったりすることもしばしば。
※ 最近は『幸運』と『努力』に分かれていて、前者は取得金額が2倍、後者は経験値2倍になります。
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
今時のサクサク進むスパロボを期待されている方はやめたほうが良いです。ただ、私にとっては、これが本来のスパロボだと思っています。
スパロボが大好きな方、古き良き時代のスパロボを知りたい方にはオススメします。気になる方は是非、一度楽しんでみてください!
最後に
昔のスパロボはホントに容赦が無いですね。これほどリセットボタンを押したゲームはそうないです。