あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【SS】スーパーロボット大戦F ~やられる前にやらないと時間がかかるスパロボ!前編!〜

こんにちは。最終皇帝です。

最近、色々なスパロボをプレイすることがあるのですが、1作品につき1つは、胸に響く曲がありますね。ここ最近の私のお気に入りは、

  • 第3次スーパーロボット大戦の『THE UNIVERSE』
  • 第2次スーパーロボット大戦αの『クロスボーンガンダム』
  • 第2次スーパーロボット大戦OGの『フリッケライ・ガイスト』
  • 第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇の『トップレス』

あたりですね。
どれも胸アツな良曲です。機会があれば是非聴いてみてください。

さて、今回は私のスパロボプレイ全盛期の作品を紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『スーパーロボット大戦F』です。私と同世代のスパロボファンの方は、話したいことがいっぱいあるのではないでしょうか。

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スーパーロボット大戦F ©葦プロ、ⒸGAINAX/Project Eva・テレビ東京・NAS、Ⓒサンライズ・東急エージェンシー・テレビ東京、Ⓒ創通エージェンシー・サンライズ、Ⓒダイナミック企画、Ⓒ東映、ⒸBANDAI・VICTOR・GAINAX、ⒸBANPRESTO 1997

価格

小さい頃に定価で購入していたのですが、どこかに行ってしまいました。
というわけでHARD OFFにて 、324円で再購入しました。

「安!!」

あらすじ

第3次スーパーロボット大戦後のストーリーが描かれています。

ストーリーの大枠の流れは、『第4次スーパーロボット大戦』とオーバーラップしており、感覚としては、第4次のストーリーをボリュームアップし、新規参戦作品のストーリーを追加したようなイメージです。

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インスペクター事件より4ヵ月後。

『ラ・ギアス事件』により長期不在となっていた『ブライト=ノア』率いる『ロンド=ベル』隊は上層部より規模を縮小され、これまで活躍していたロボットや、そのパイロットたちも隊を離れ、散り散りになってしまった。

連邦軍は『ロンド=ベル』に代わる治安維持部隊として、ジャミトフ中将が提唱する『ティターンズ』を認可し、彼が司令官となる。

ティターンズの強圧的な行動は、宇宙コロニーの態度を硬化させ、地球圏を不穏な空気に変えていった。

そんな最中、地球に新たな脅威が訪れようとしていた。

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(オープニングより要約)

ゲームシステムなど

基本的な部分は、以前紹介した「第4次スーパーロボット大戦とかなり似ています。

www.retroboydiary.com

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一応戦闘シーン(本物はこれの3億倍はカッコイイ)

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ステータス画面のイメージ(ブースターだらけ)

新規参戦作品

Fにおいては『新世紀エヴァンゲリオン』のみのようです。
(今の今まで、新機動戦記ガンダムWも新規参戦かと思っていましたが、違っていたようです。修正いたしました。コメント大変感謝ですm(_ _)m)

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エヴァ初号機のステータスイメージ(あれ?地形適応こんなによかったっけ?)

2部作品の前編

スーパーロボット大戦Fは、本作と後に発売されたF完結編の2部構成となっており、本作は前編となります。

本作のクリアデータは完結編へ継承することができます

プレイステーション版

本作は後にプレイステーション版でも発売されています。

が、BGMの雰囲気がだいぶ変わってしまっていて、ファンの中では、あまり評価がよくありません。
(私もセガサターン版の方が好きです。)

フルボイス

戦闘シーンにて敵・味方含め、フルボイスとなりました。ザコからボスまで全員しゃべります。

特殊誕生日の廃止

第4次スーパーロボット大戦の主人公編集画面にて、特殊な誕生日を入力すると、精神コマンドが変化する仕様がありましたが、本作ではなくなりました。

プレイ時間

かなりざっくりですが、大体20~25時間程度でクリアできたと思います。

良い点・楽しい点

参戦作品

私の感覚では、F、F完結編の参戦作品は、コレまでのスパロボの中で、一番話題性が高かったと思います。
中でも目立ったのは『新世紀エヴァンゲリオン』でしょう。
原作同様、ATフィールドが用意されており、しかも敵の攻撃に4000耐えられるぜいたくバリア。装甲を思いっきり上げて、前線に配置した方も少なくない思います。
また、本作では操作はできません(続編のF完結編では、条件付きで操作可能)が、『新機動戦記ガンダムW』あたりは、スパロボ好きが多かった私の周りが、相当ザワザワしていたのをよく覚えています。

豪華な声優陣

各アニメの主人公キャラクターはもちろん、主人公キャラクターに起用されている声優さんもかなりの実力派ぞろいです。

例えば、『タッチの南ちゃんで有名な日高のり子さん』、『ダイの大冒険のポップで有名な難波圭一さん(というか上杉カッチャンもだった)』、『幽☆遊☆白書の蔵馬で有名な緒方恵美さん』などです。

ってか全主人公が有名どころの声優さんを起用しています。

おそらく他の主演キャラクターを演じるついでにレコーディングしてもらったのではないかと思います。
(日高のり子さんであれば、タカヤ・ノリコを演じるついでにとか。)

タッチの南ちゃんが、

計都羅睺剣・暗・殺・剣・・・・じゃなかった、暗・剣・殺!!

って言ってるって考えるとちょっと可愛い。是非、金属バットでやって頂きたい。

悪い点・残念な点

戦闘シーンが長い!長い!!長ーい!!!

CDのローディング、キャラクターフルボイスが相まったため、1回の戦闘シーンにかかる時間が必然的に長くなりました。
現代のスパロボをメインにプレイされている方がプレイすると、あまりの長さにイライラしてしまうかもしれません。
なお、今ではスタンダードとなった戦闘シーンOFF機能はこの頃はまだありません

味方のマップ兵器がかなり少ない

とにかく味方のマップ兵器が少ないです。把握できている限りでは、下記の3つしかありません。

  • アーガマのハイパーメガ粒子砲
  • ゴラオンのオーラノバ砲
  • 最終ステージで登場するクワトロ(百式)のメカバズーカランチャー

そのため、敵との戦闘シーンを見なければならなくなる機会が多く、1ステージをクリアするのにかなり時間がかかります。

強力な機体は少なめ

本作はF全体から見て前半部分のため、強力な機体があまり登場しません。

その割には、敵のパラメータが高く、厳しい戦いを強いられることが多いです。

ドモン以外のシャッフル同盟は出ない

ドモンがひたすら強くかつ、目立つゲームになっている割には、Gガンダムの脇役キャラクターがほぼ出ません。ちょっと残念。

アルゴとか、サイ・サイシーあたりは出て欲しかったです。

ポセイダルとの戦いがやたら多い

とにかくやたらとポセイダル軍との戦いが多いです。「あ、今回はいない!」と思ったら、増援でまた出てきたり、結構うんざりさせられます。

彼らの機体はビームコートが付いてるから、厄介なんですよ。。。

その他

オススメユニット

前編のため、強力な機体は少ないですが、そんな中でも、一際異彩を放つユニットはいます。

ユニット名 詳細
ビルバイン

本作最強のユニット
それを物語っているのか、強化パーツが1つしか付けられません
とりあえず『ファティマ』を付けるのが常套手段。
運動性・EN・限界と、『オーラソードライフル』、
『ハイパーオーラ斬り』をフル改造しておけば、
単機特攻しても避けまくって、なかなかやられません。

ゲッタードラゴン ボス級ユニットを破壊するには、やはりこのユニット。
一撃必殺の『シャインスパーク』をフル改造して、
『熱血+必中+ひらめき』を使って突っ込ませましょう。
Zガンダム

射程6の『ハイパーメガランチャー』が強力。
本作のモビルスーツの中でも最強クラスのパワーを誇ります。
運動性・EN・ハイパーメガランチャーをフル改造すれば、
簡単には当たり負けしません。

ダンクーガ

登場が後半なのが残念ですが、即戦力になります。
断空剣・断空砲と運動性・装甲・ENをフル強化して前線に
配置しておけば、大体のやつらを破壊して帰ってきます。
燃費がやや悪いので、ボスボロットを近くに置いておきましょう。

ダンクーガチームは全員、熱血と気合が使えるため、
気力マネージメントに困らないところも良いです。

ゴーショーグン

燃費は悪いですが、遠距離砲の『ゴーフラッシャー』が
なかなか使えます。
パイロットのレミーが脱力、キリーが挑発を覚えるので、
ボス戦の嫌がらせ要員としても活躍できます。

ビルバインがとにかく強い

スパロボFに関しては、ビルバイン(ショウ)の一騎当千状態です。

Fは地上戦が多く、宇宙での戦いが少ないため、地上向きの地形適応となっているオーラバトラーに地の利があります。

第4次スーパーロボット大戦の時と異なり、ハイパーオーラ斬りやオーラ斬りの際に、エネルギーを消費する仕様になりましたが、ほとんど気になりません。

コツ

主力をガンガン改造したほうが良い

ハッキリ言って、マップ兵器の少ない本作は長い戦闘がかったるいです。

そのため、さっさとFは終わらせて、F完結編に行くことをオススメします。

というわけで、資金を主力ロボットにつぎ込んでバンバン改造していき、チャチャっと蹴散らしましょう。

「資金が後で無くなってしまう」と心配な方は、完結編に行ってから無限コンティニューで金稼ぎすればOKです。

ブライト(アーガマ)を育てるのもアリ

マップ兵器が少ない中、長いアニメーションを見て一体ずつ撃退していくのもダルいので、いっそのことアーガマを改造し、『ハイパーメガ粒子砲』を撃ちまくるのも手です。

クイックロードが便利

大技が敵に回避されてしまった場合など、なにかとリセットすることが多いと思いますが、その時に本体のリセットボタンを押すのは、かなり非効率です。

そんな時に役立つのがクイックロード(START+A+B+C を同時押し後、STARTを押し続ける)です。

これをやると、大体10秒以内でコンティニューができます。

自爆隊結成

分かる人には分かるネタですが、強大な敵を倒すためには、自爆が便利です。

ボスボロット、エヴァ零号機、バーニィを乗せたリ・ガズィにチョバムアーマー、ハイブリッドアーマーを装着、HPをフル改造し、敵にまとわりついて、集団自爆なんてのはよくやりました。

特にバーニィ + リ・ガズィは、2回連続自爆ができるので効果絶大

エヴァ零号機は修理費がバカ高いので、よほどの時だけにしましょう。

F完結編からプレイしないほうがいい(かも)

スパロボFは本作と、完結編の2作品にまたがっていますが、完結編からプレイし始めることも可能です。ただし、本作から始めたほうが少しばかり利点があります。

Fから始めた方が取得資金が多い

F完結編から始めると、最初から1,000,000の資金が手に入りますが、総合的に見ると、Fから始めた方が使える資金は明らかに多いです。

主要なキャラクターのレベルが低い時がある

F完結編から始めると、プレイ開始時にアムロやカミーユといった主要キャラクターよりも、モンドやビーチャといった前線で役に立たないキャラクターの方がレベルが高くなることがあります。

ミノフスキークラフトが最大3つ手に入る

空を飛べないロボットが多いため、本作ではミノフスキークラフトが重宝します。

ただ、完結編からプレイすると、最大でも初期ボーナスで2個しか手に入りません。

2個は『シャイニングガンダム』や『エヴァ初号機』への装着でほぼ確定するため、早いうちに3個目を取得しておきたいところです。

トッドを仲間にするチャンスがある

やや完結編のネタバレになりますが、聖戦士スキルの付いたパイロットは『トッド・ギネス』を抜くと、ショウとマーベルのみになります。第4次に登場していた『ガラリア』がいません。

また、完結編ではある裏技を使用することで、『ビルバインを2台に増殖することができます』。その際、2台目に乗るパイロットがマーベルだと、結構弱いです。

2台目をムダにしないためにも、トッドは仲間に(説得)しておいたほうが無難です。
(Fで説得しなかった場合、完結編で仲間になりません)

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★☆☆ (普通です)

前編ということで、各アニメ作品の終盤に登場する機体が少なく、威力的にも、迫力的にも若干物足りない感じが否めません。

この後の完結編に繋がるストーリーになるため、シナリオをある程度重視する方は、是非プレイしておくことをオススメします。

なお、フルボイスが採用されたため、戦闘アニメーションが長く、『1ステージに1時間以上』なんてのはザラにあります。

言い方は変ですが、片手間で何か他のことをしながら、プレイするのもアリです。

価格面については、300〜500円程度であれば、結構安い気がします。

最後に

次回『スーパーロボット大戦F 完結編』をお楽しみに!それでは皆さん!

「ガンダムファイト!レディ!ゴー!!」

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