あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【GB】もんすたあ★レース おかわり ~前作を楽しんだ人へのおかわり的作品~

こんにちは。最終皇帝です。
最近飯が旨くてしょうがないです。おかげさまで着々と0.1トンへの道を進んでおります。歯止めはかかることを知らず『大盛』、『おかわり』は日常茶飯事(笑)。

また昔のように、走りこみとなわとびをすれば、確実に痩せるのは経験済みですが、モチベが上がらないんですよ、モチベが。どうしたもんかな。

さて、今日はそんな『おかわり』というワードがタイトルに使われた、珍しいゲームボーイ作品を紹介したいと思います。

今回紹介するゲーム

今回は『もんすたあ★レース おかわり』です。独創的なネーミングセンスですね。

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もんすたあ★レース おかわり Ⓒ1998 KOEI CO., LTD.

価格

某有名レトロゲームショップにて、1,280円で購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。

あらすじ

第1回ベリーベストカップからちょうど100年の月日が経ちました。

今年も世界一を夢見て、多くの人々がパリスシティを目指します。

そんな中、世界中の大会で優勝して、世界の英雄になりたいという願望を持つ青年がいました。

彼の名は『バッチ』。彼は小さな頃に両親を亡くしており、2人の弟、妹を世話しています。

彼は、世界一のモンスターレーサーになることで、莫大な賞金を手に入れ、弟・妹をはじめ、多くの人々に夢と希望を与えることを目標としています。

果たしてその夢はかなうのでしょうか。

(やや適当です)

ゲームシステムなど

以前紹介した『もんすたあ★レース』とゲームシステムはほぼ同じです。本記事では、前作のゲームシステムにはあまり触れません。ご了承くださいm(_ _)m

www.retroboydiary.com

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レース中のイメージ(下が味方モンスター・上が敵モンスター)

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フィールド移動時のイメージ

システムの変更点

細かい点(※)は異なっていますが、大枠では、ゲームシステムの変更はほとんど無さそうです。

※ 例えば、あずかり所でのモンスターの入れ替え操作が簡易化した 等

プレイ時間

17時間程でスタッフロールを見ることができました。

良い点・楽しい点

戦略性

前作でも少し書きましたが、スピードの速そうなモンスターを闇雲に走らせても、レースに勝つことはできません。

モンスターの得意な地形と、残りの体力、コースの長さなどを考慮しつつ、最適なモンスターいれかえをする。いわゆる『采配』で9割型、勝敗が決まります。

そういった戦略を考えるのがこのゲームの醍醐味です。

悪い点・残念な点

レース後の選択がめんどう

この点については、前回も挙げましたが、ちょっと違った視点で。

モンスターとのレースが終了すると「戦ったモンスターを捕獲するかどうか」を毎回たずねられますが、この毎回行なう選択操作(※)がめんどうです。

できれば、「デフォルトの選択は何にするかを設定できる仕様」もしくは、「Bボタンを押すと、にがすを選択したことにする」といったようなものがあれば、嬉しかったです。

※ 毎回十字キーを操作して選択する必要があります。

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レース後に出てくる選択肢のイメージ

その他

前作のファン向けに作ったゲーム?

前作からゲームシステムをほぼそのまま継承し、ストーリーを新しく構成しなおしたような作品となっており、前作のファン向けのゲームに見えます。

プレイ時のコツ

色々ありますが、以下のようなものを挙げてみました。

とにかくバランスが重要

始めた頃は、ある地形が得意なモンスターばかり集め、「得意な地形で大きく差をつけ、苦手な地形の遅れをカバーする」という戦法でも勝てますが、中盤からはそうはいきません。

1モンスター/1地形』というぐらい、特定の地形は1匹のモンスターに任せたほうが良いです。

レベル上げのときは、預かり所のボックスを満タンにする

悪い点・残念な点の『レース後の選択がめんどう』で書いた、めんどうな選択操作は、実は『預かり所のボックスを満タン』にすることで、解消することができます。

ちなみに、ここでいう満タンは『50匹』です。

ボックスを満タンにした状態で、レースをすると、終了後のメッセージが「ボックスが満タンのため、(強制的に)モンスターをにがします」といったものに変わります。

この場合は、十字キーの操作が不要で、Aボタンを連打すれば、フィールド画面に戻ります。

「なんだこんだけ?」と思うかもしれませんが、100回,1000回となってくると、この連打のありがたみが分かるようになりますよ^^

特定の特技を持ったモンスターはレベルアップが簡単

特定の特技というのは『のろいのろい』、『ダッシュ』、『ていし』といった、使った瞬間に敵 or 味方の走行スピードに影響をあたえる特技のことを指しています。

これらの特技を持ったモンスターは、レースが始まった瞬間に特技を使えば、よほどのレベル差・スピード差がない限り、レースはすぐに終わります。

なかなかレースに勝てない方は、上の特技を持ったモンスターをレベルアップさせて戦ってみてください。

最終皇帝のパーティー

私が手塩にかけて育てたパーティーは以下のような感じでした。
(一部のモンスターは進化させています)

『ジャンプ』地形以外は、大体網羅できているバランス型のパーティーです。

なお、ほとんどのモンスターが『ダッシュ』や『いあつ』、『ていし』等、敵・味方の現在の走行スピードに影響をあたえる特技を持っています。

  • グモラン
  • マウロック
  • ヒノッコ
  • ワギャラ
  • フワワン
  • レギャック

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★☆ (オススメします)

レースとRPGを織り交ぜた、珍しいジャンルのゲームです。

モンスターの捕獲・育成に加え、彼らの特性を活かしたレース戦略を組みたてていくところに面白みがあります。

前作よりも少々中古価格が高いため、前作を先にプレイして、もし気に入ったら本作をプレイすることをオススメします。

最後に

先日、GBの『魔界塔士Sa・Ga(サガ1)』をプレイしたせいか、ゲーム内のキャラクター同士の会話が礼儀正しいと、違和感を感じてしまいます。

私も『河津節』のファンになってしまったのでしょうか。