こんにちは。最終皇帝です。
本日は初めてのスーパーファミコンシリーズの紹介となります。今までゲームボーイがメインだったのですが、「少し趣向を変えてみたいな」と思い、まずは1記事書いてみました。お楽しみ頂ければ幸いで~す^^
今回紹介するゲーム
さて、今回は絶対に実世界で真似をしてはいけないゲーム「ファイナルファイトガイ」を紹介します。本作はなかなかアウトローというかアナーキーなゲームとして有名です。なお、タイトル前の「CAPCOM」という表記が出た時に「下+R+上+L+Y+B+X+A*1」を押してしまう(練習してしまう)人が多かったのではないでしょうか。
価格
小さい頃、兄弟と一緒に、親にせがんで買ってもらいました。発売当時に新品で購入したので、10,000円前後は普通にしていたと思います。こんな暴力ゲームをせがんでいる私って。なお、このゲームはゲームセンターに行くと、アーケードゲームとして遊べました。あー、懐かしい。
ちなみに、バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
メトロシティという超犯罪都市の市長を勤めている「マイク・ハガー(以下、ハガーと呼称)」は町の平和のため、マッドギアという犯罪組織へ圧力を加え続けていた。
そんなある日、市長室に1本の電話が入る。マッドギアの幹部からの電話であった。電話の内容は、マッドギアへの圧力をかけた仕返しにハガーの娘、ジェシカを誘拐し、人質にしたというものだった。マッドギアの要求はこれ以上、警察を介入させないこと。逆鱗に触れられたハガーは、己の拳と、吊りパン一丁でマッドギアの総本山に殴り込みをかけるのであった。
普通に考えて、市長が警察を使わず、敵の総本山に素手で殴りこみに行くとかマズいかと。こんな市長はすぐに辞職せい。なお、ハガーは昔ストリートファイターだったようである。ストリートファイター上がりの市長、とんでもない都市だな。(適当)
ゲームシステムなど
迫り来る敵を殴りつつ、街中を進み、各ステージ(全5ステージ)ごとに用意されたボスを殴り倒していくゲームです。
www.youtube.com※ すいません。上のYouTubeの動画は、初代「ファイナルファイト」であり、「ファイナルファイトガイ」ではありません。そのため、ガイではなく、コーディーというジーパンの兄ちゃんが出ています。シナリオは変わりませんので、イメージだけ掴んでもらうために貼り付けています。
キャラクター
キャラクターは、市長の「マイク・ハガー」と、武道家「ガイ」のいずれかを選択できます。ハガーは完全なパワー重視です。隙はかなり大きいですが、その有り余るパワーで敵をなぎ倒していきます。ガイは間合いを取りながら、小気味良く敵を攻撃するスピード重視です。隙は少ないですが、攻撃力がハガーに比べるとかなり低いです。簡単に言ってしまうと、ハガーは明らかなプロレスラー、ガイは柔道や空手等の使い手です。
戦い方
基本的には、Yボタンを連打することで、殴る・蹴るを繰り返し、その間にタイミングよく十字キーを横方向に向けることで、バックドロップや背負い投げのコンボ技につなげることができます。また、敵に近づくことで相手を掴み、パイルドライバーや頭突き、膝蹴り等を食らわせることもできます。
アイテム
ステージを進んでいると、たまにドラム缶や木箱などがあり、様々なアイテムを使うことができます。敵を倒したりしても、アイテムは出ません。アイテムの種類を大別すると、以下の3つです。
- 攻撃用アイテム(ナイフ、剣、鉄パイプ)
- 回復アイテム(七面鳥、ピザ、ハンバーガー 等)
- ポイントアイテム(ゴールドバー、時計 等)
・攻撃用アイテム
攻撃用アイテムをとると、その武器を持って攻撃します。例えば、ナイフであればそのまま敵に投げますし、剣・鉄パイプであれば、そのまま持って相手を殴り付けます。なれてくると、これらの武器を使わずに殴ったほうが効率が良かったりします。
・回復アイテム
回復アイテムはそれぞれ回復量が異なり、例えば、七面鳥であればほぼ全快、ピザであれば半分程度回復します。
・ポイントアイテム
ポイントアイテムも残機UPのために、結構重要な役割を果たします。通常設定だと、100,000ポイントで1UP、そこからは200,000おきに1UPします。慣れていないと各ステージでのボス戦で残機数をかなり削られるため、落ちているのを見かけたら必ず拾うようにしてください。
プレイ時間
大体1.5時間~2時間でクリアすることができます。途中残機が0になっても、3回まで(だったような)はゲームのコンティニューをすることができます。
良い点・楽しい点
ストレス解消にはもってこい
私の場合は、小学生時代からこのゲームをやっていますが、クリアすると凄くスカッとします。おそらくプレイ中はゲームに集中せざるを得ない状況(※)にあるからだと感じます(集中して物事に打ち込むとストレス解消になるというヤツです)。おそらくクリアした時、かなりの時間が経過していることに気づかされるでしょう。私の場合は、迫り来る敵に「ボディブロー2発 + バックドロップ」を執拗に繰り返すことでストレスを発散しています(筆者の精神は結構歪んでいます(笑))。
※ このゲームは他のことに気をとられると、すぐに敵にやられます。
操作が単純
基本的にYボタン(攻撃)とBボタン(ジャンプ)、十字キーぐらいしか使わないので、初心者でもすぐに始められます。
悪い点・残念な点
特に思いつきません。
ネタ
警官がペッと捨てたガムを食べると回復
3面のボス(警官)が戦闘前に、食べていたチューインガムを地面に捨てます。そして、ハガー達はそのガムを拾って食べることが出来ます^^; しかも、食べると体力がかなり回復します。友人と「ファイナルファイトあるある」について話始めたら、間違いなく出てくる話題でしょう。ムキムキ系ヒーローの考えることはよく分かりません(笑)。
ハガーの吊りパン
お気づきでしょうか。
ハガーの吊りパンは左を向くと左肩、右を向くと右肩にかかります(笑)。昔、小さい頃にこの現象を父ちゃんに話したら、爆笑していました。
その他
オプション設定
このゲームはオプション設定をする際、タイトル画面で特殊なコマンドを打ち込まないといけません。当画面表示中に、「L+R+SELECT+START」同時押しすると、下の画面が出てきますので、難易度設定や、初期の残機数を変更できます。裏技なのかそれとも、ただ作るのを忘れていて後付けしたのか分かりませんが、凄く分かりにくいです。
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
格闘ゲームがお好きな方にはもってこいです。今までやった格闘ゲームの中で一番時間を費やしたものかもしれません。今や「カプコン ≒ モンスターハンター」となりましたが、私の中ではまだ、ファイナルファイトの印象が強いです。いっそのこと、「リオレウスをハガーがパイプで倒す」ようなゲームを作っていただけないでしょうか。
最後に
良い子のみんなは絶対、こんな市長さんの真似をしちゃダメですよ(笑)。
*1:ストリートファイター2の裏技をするときのコマンド