こんにちは。最終皇帝です。
皆さんは小さい頃、将来どうなりたいと思っていましたか?
ちなみに私は街の弁当屋さんとか、電器屋さんになるのが夢でした。
とくに大きな理由はなく、近所の人に頼られる人になりたいと思っていただけです。
親は「税理士になれ」とか言ってたような気がしますが。
小さい頃の夢が大人になって実現している人ってどのくらいいるんでしょうね。。。
さて今回は、ナイトになることを夢見た少年のゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『ナイトクエスト』です。
価格
某有名レトロゲームショップにて、2,030円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
ナイトになるのを夢見る少年『ウィル』の物語。
彼は14歳の時に家を離れ、年に一度のお祭りの日に王国の王様に会いに行くことを決意しました。
どうにかお目通りを許された少年ではありましたが、会うや否や、王様から「お前がナイトに?」と首を傾げられてしまいます。
そこで、ナイトになるのにふさわしいかどうか試練を与えられることとなりました。
少年は無事試練を乗り越え、王国のナイトになることができるのでしょうか。
(オープニングより)
ゲームシステムなど
シンボルエンカウントを採用している、そこそこオーソドックスな作りのロールプレイングゲームです。
シナリオの進み方
王様から指示・指令を受け、そのクエストが完了すると、新たな指示が出される流れになっています。
基本的に一本道のシナリオなので、寄り道的な要素はほぼありません。
戦闘
フィールド上などでエンカウントすると、『ウィル 対 モンスター1匹』のターン制コマンドバトルとなります。
攻撃方法
攻撃の方法は『4種類の剣技を使った通常攻撃』と『魔法』の2種類となります。
【4種類の剣技を使った通常攻撃】
4種類の剣技は最初から会得されており、すぐに使い始めることができます。
剣技には回数制限はなく、ドラクエのようにMPを使用するといった仕様はありませんので、何度でも使うことができます。
4つの剣技のうち必ず1つが敵の弱点となっていますので、いかに早く弱点を見極め、その攻撃を繰り出し続けられるかが勝利へのカギとなります。
【魔法】
魔法は王国や村の道具屋で購入することができ、1回使い捨て制です。
アイテムの購入
ウィルの装備品は『剣』と『鎧』のみで、王国や旅先の村で購入することができます。
また、ポーションや魔法といったオプションアイテムも購入することができます。
セーブ
セーブする際は、ドラクエ2などと同じ『パスワード制』となっています。
文字数はそれほど多くなく15文字です。
プレイ時間
おそらく10時間弱程度でクリアできたと思います。
良い点・楽しい点
操作がシンプルで分かりやすい
直感的に操作できるシンプルなコマンドバトルと、余計な指示のないフィールド移動で、迷わずゲームを始められるところが良かったです。
説明書がなくてもどうにかなります。
開始時の所持金設定がある
タイトルのオプション画面で、ゲーム開始時の所持金の量を『少ない』、『多い』の2種類から選択することができます。
ウィルの初期装備がナマクラのため、その辺のザコ敵と戦うと瀕死まで追い込まれてしまうこともあり、開始当初に1段階上の装備品を揃えられるのは正直うれしいです。
無駄な苦労はせず『多い』を選択しておくことを、私はオススメします(笑)。
多彩なBGM
全体的にBGMの種類が多く、通常戦闘だけでも数種類用意されています。
また、種類が多いだけでなく、厚みのある良曲が多く、このゲーム独特の世界観が表現されていて良かったです。
悪い点・残念な点
ボリュームが軽い
グラフィックやBGMに力を入れすぎたのか、ストーリーのボリュームがかなり軽く、シナリオが短いです。
後述する戦闘アニメーションの長さが要因で、物語後半は戦闘がダルくなってくるため、早くエンディングを見れてよかったと思ったりしますが。。。
戦闘アニメーションが長い
戦闘で攻撃をするたびに長いアニメーションを見る必要があるため、だんだんイライラしてきます。
さらに、後半になると一定時間はレベル上げが必要になってくるので、やや苦痛を感じました。レトロフリークをお持ちの方であれば、倍速機能が使えるので、その点はかなり楽になると思います。
アニメーションスキップができれば。。。
個人的な評価
オススメ度
★★☆☆☆ (あまりオススメしません)
4つの剣技を使う部分を除けば、オーソドックスなRPGです。
ストーリーがわかりやすく、グラフィック・BGMもよく作り込まれており、1991年製のゲームと分かって、ちょっとびっくりしました。
さらに、操作性がシンプルで取っ付きやすく、説明書がなくてもすぐに遊び始められるところも好印象です。
ただ残念なことに『ゲームボリュームの軽さ』と『戦闘アニメーションの長さ』が足を引っ張り、評価はかなり下がってしまいました。
価格面については、2,000円はさすがに高すぎです。個人的には「500円ぐらいで見つけたら買う」ぐらいが妥当かと思います。
最後に
個人的に、マイナーなゲームをプレイすると知識が1つ増えたみたいで嬉しくなります。