こんにちは。最終皇帝です。
うちの部屋にはボクシンググラブと、練習用のミットがあります。
少し前は友人と休日の朝、公園に集まって叩きまくっていましたが、いつしか飽きてやめてしまいました。
同じことを楽しみながら続けるって大変なことなんですね。
さて今回は、ボクシングに関係するゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『さるパンチャー』です。
価格
某有名レトロゲームショップにて、380円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
幼くして母親をなくしたスミレとケンタは昔、猿ボクシング界の名トレーナーとして名を馳せた父『カツジロウ』と共に3人で暮らしていた。
ところがある日、猿ボクシング界に暗躍する組織『モンキーズ』により、カツジロウとケンタがさらわれてしまった。
彼らは名トレーナーのカツジロウを洗脳し、仲間に組み入れようとたくらんでいた。
2人を助け出すため、スミレは猿ボクシングトレーナーとなり、モンキーズが開催しているという闇のトーナメント『サル1グランプリ』への出場を目指すのだった。
(男の子にすると、スミレがケンタになります)
ゲームシステムなど
猿を育成し、ボクシングの大会を勝ち抜いていくゲームです。主人公はボクサーのトレーナーとなり、猿を勝たせるため、死力を尽くします。
育成方法
トレーニング
飼い主がやったことを猿に真似させて育成します。
例えば、縄跳びの訓練であれば、スミレ(プレイヤー)がまず飛び方の上手いお手本を見せて、それに続くように、猿が縄跳びをするといった流れになります。
お手本がヘタクソであれば、猿は真似をしないので、プレイヤーが頑張るしかありません。
技の本
物語が進むと、技の本というものが登場し、それを猿に読ませると、必殺パンチ(正式名称を忘れました)を繰り出すことができます。
ちなみに技の本は、『サルにまかせる』モードでおつかいに行かせると、まれに持って帰ってきてくれます。
猿の購入
物語が進むと、モンキーショップにて新しい猿を購入することができます。
猿は全部で3匹保持することができ、不要になった猿は『引退』させることで、保持枠を空けることができます。
猿のお見合い
猿同士をお見合い(配合)させることで、新しい猿を生み出すことができます。
配合には猿同士の相性があるため、より強い猿を手に入れるには、その辺りを見極めなければなりません。
相性に関しては、配合前にステータスの傾向を見ることができるので、そこで判断することができます。
なお、配合すると元となった猿は消えてしまうので注意が必要です。
試合
3日に1回、試合のオファーが来るので、そこで対戦相手を指定します。
試合に関しては、プレイヤーは作戦指示と、セコンドとしての役割を担います。試合中はサルがオートで戦うため、操作はありません。
作戦指示
各ラウンドごとに作戦をサルに伝えます。例えば以下のような作戦があります。
- ガンガンうっていこう!
- がっちりかためていこう!
- すばやくうごいていこう!
- バランスよくいこう!
トレーナーとしての作業
セコンド(プレイヤー)は下記のようなことを行い、ボクサーのスタミナ回復、ダメージコントロールをします。はじめの一歩の鴨川会長みたいですね。
- 応急処置で回復だ!
- 深呼吸してリラックスだ!
- 水スポンジで気分爽快!
プレイ時間
おそらく15時間程度はプレイしていた気がします。(相当概算です)
なお、『クリアすると、ワールドクラスの敵と戦うことができるようになります。まだ私はプレイしていません。』
(『』の中をドラッグすると、中身が見えます)
良い点・楽しい点
育成ゲームにしては割と暇にならない
育成系のゲームは、パートナーが寝てしまったり、飯を食っては、ウン○をするだけの展開が多く、暇になることが多いです。
このゲームは、ひたすらトレーニングして、パワーアップを図る必要があるため、休んでいる暇はありません。
また、試合に勝つと、ボクサーランキングも上がるため、プレイするモチベーションも少し上がります。
猿の成長が楽しい
腹筋でも、サンドバッグ打ちでも、猿が少しずつ自己最高回数を更新していき、ステータスがグングン上がっていくのが、素直に楽しかったです。
悪い点・残念な点
やはり作業ゲー感は消えない
育成ゲームの宿命ですが、日々トレーニングと試合漬けになるため、多少の作業ゲー感を感じてしまいます。
待ち時間が長い
試合や、トレーニング中の猿の動作を見る時間が、全体的に長いです。
レトロフリークの倍速機能が使えれば、問題ないのですが。
個人的な評価
オススメ度
★★★☆☆ (普通です)
育成ゲームにしては、最後までモチベーションがあまり下がらず、楽しくプレイできました。
少々作業ゲー臭が否めないですが、少しずつ成長していく猿が試合で勝つのを見ると、なんだか手を止められなくなりました。
なお、猿のトレーニングや試合のアニメーションを見る時間がかなり長いため、かなり気長にプレイできる方や、レトロフリーク(倍速機能を使用)をお持ちの方にオススメします。
380円であれば、安かったと思います。
最後に
最後に会えるオヤジの顔が、めっちゃ普通のオッサンで盛大に吹きました。