こんにちは。最終皇帝です。
みなさんはマクロス系のアニメをご覧になったことはありますか?
私が真面目に全話観たのは『マクロスフロンティア』だけです。
本家『マクロス』や『マクロス7』など観たいのですが、話数が多いため、なかなか気合がノリません。う~む。
さて今回は、そんな『マクロス』を題材にしたゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『超時空要塞マクロス スクランブルバルキリー』です。
価格
HARD OFFにて、8,800円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
伝説はまだ終わらない。
これは歌と戦争の物語。
バルキリーを発進させ、戦うのだ。
(すごいざっくりですが、こんな感じです。)
ゲームシステムなど
変形機構・ザコ敵の引き入れが特徴的な、横スクロールシューティングです。
変形機構
マクロスの戦闘機VFは『ファイター』、『ガウォーク』、『バトロイド』の3形態の変形機構が付いています。
(ちなみに、上の画像は『ファイター』の状態です)
詳細 | |
---|---|
ファイター |
移動速度は3形態で最速。 攻撃方法は直線的なものが多い。 |
ガウォーク |
ファイターとバトロイドの中間の状態。 移動速度と攻撃力のバランスを重視。 |
バトロイド |
速度を犠牲にして、威力と範囲攻撃を重視。 |
各形態で使える武器については、選択するキャラクターによって異なります。
なお、本作は以前紹介したファミコン版の『超時空要塞マクロス』とは異なり、ファイターだとスクロール速度が速くなったり、バトロイドだと遅くなったりはしません。
スクロール速度は常に固定です。
キャラクターセレクト
スタートすると、まず最初にパイロット(機体)を選択します。
輝 |
本作の主人公。 ファイターモードのレーザーが ガウォーク・バトロイドに変形することで、 他のゲームで例えると、 |
マックス |
頭脳明晰なパイロット。ミリアの旦那。 特徴的なのは、ガウォークモードの また唯一、バトロイドモードにおいて |
ミリア |
マックスの奥さんでゼントラーディ。 前方への攻撃力は、 特徴的なのは、ガウォークモードの 極上パロディウスのヒカルちゃんが |
敵の引き寄せ
ショットを放つのをやめて2,3秒待つと、自機の周りにバリアのようなものが張られます。
この状態で特定の敵に接触すると、その敵が仲間になり、他の敵を攻撃したり、自機を守ってくれます。
(もしかしたら、コックピットで『ミンメイ』が歌っているのかもしれません(笑))
なお、引き寄せた敵にはライフの概念がないため、他の敵を引き寄せるまで、ずっと味方でいてくれます。
武装のパワーアップ
ザコ敵を倒すと、パワーアップ用のアイテムを落とします。
パワーアップアイテムを拾うと、現在の形態の武装が1段階アップし、上限は最大3段階となっています。
なお、敵からの攻撃を受けると、パワーが1つダウンします。
先日紹介した『機動装甲ダイオン』が似たようなシステムを採用していますね。
プレイ時間
EASYモードでプレイしたところ、1時間程度でスタッフロールを見ることができました。現在NORMALでプレイしていますが、第3ステージあたりで撃沈します(笑)。
良い点・楽しい点
第1ステージの導入部が良い
スピード感のあるBGMと、高精細なグラフィック、宇宙船のワープによる画面フェードインなど、第1ステージから、プレイヤーへ『面白そう』と感じさせる雰囲気がしっかり滲み出ているところが良いです。
おそらく、私が今までプレイしたシューティングの中で一番、『開始20秒のワクワク感』が強い作品でした。
遅延が少ない滑らかなグラフィック
画面上のオブジェクトが多く、細かいアニメーションやエフェクトを含んでいる割に、描画遅延が少ないです。
スーパーアレスタまではいきませんが、近いレベルです。
変形機構
変形することで、移動力と攻撃力のアップダウンが生じ、絶妙なリスクとアドバンテージ(ゲームバランス)を生んでいます。
マクロス戦闘機の特徴をうまくゲームに活かせています。
敵の引き寄せ
色々な種類の敵を味方に引き寄せていくのが、単純に面白いです。
気になる敵は、すぐに引き寄せてみましょう。
悪い点・残念な点
特に悪い点は見当たりませんでした。
その他
リアリティ
最初のステージは、デブリ帯での戦闘ですが、よく見ると、背景に多数の息絶えたパイロットが浮遊しており、なかなかリアリティがあります。
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
マクロスの変形機構と、ミンメイの歌(?)を仕様にうまく取り入れた、特徴的なシューティングゲームです。完成度が非常に高いです。
難易度が高く、初見でプレイした際、30秒ぐらいで撃墜され、速攻タイトル画面に戻った時は盛大に笑いました。
優しいメロディの『シャオパイロン』がBGMになっていたファミコン版とはだいぶ異なり、かなりスピード感のある曲が多く、モチベーションがグイグイ上がっていきます。
価格が8,800円と非常に高かったですが、個人的には横スクロールシューティングの中で、トップクラスに面白く、購入して後悔していません。駿河屋さんや、Amazonさんの中古価格を見ても、7,000円は越えているので、まぁまぁな価格で買えましたかね。
最後に
「難しかったなぁ。」と浸っていると、『Programmed by WINKY SOFT』という文字が。
なるほど、彼らが絡むゲームは大体ムズイ。でも面白かった!