こんにちは。最終皇帝です。
季節外れな話題ですが、皆さんは最近海に行かれましたか?
私はもう10年以上は行ってないと思います。
まぁ私の場合、泳ぎたいわけでもないですし、用がないだけですが。
さて、今回はそんな海の中で、驚愕の戦いをする潜水艦のゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『海底大戦争』です。名前からして既にカオスな臭いがプンプンします。
価格
近くのリサイクルショップにて、4,480円で購入しました。
あらすじ
地球の環境破壊を目的とする謎の組織『D.A.S.』が発動させた磁力兵器により、全世界のほとんどが水没した。
国際海洋警備隊は、D.A.S.の最終兵器『ユグスキューレ』が発動されるとの情報をキャッチし、新型潜水艇『グランビアフィメール号』の乗組員『高原麗』に緊急出動命令を打診した。
麗は夫の『高原仁』の『グランビアメール号』とともにD.A.S.の本拠地に向かうのであった。
果たして、彼らは『ユグスキューレ』を阻止することができるのであろうか。
(説明書を要約)
ゲームシステムなど
潜水艇を操作して進む、縦・横スクロールのシューティングゲームです。
操作方法
操作 | 詳細 |
---|---|
上下左右キー | 左右への移動、浮上、潜航します。 |
×ボタン | 魚雷を発射します。無制限なので撃ち放題です。 |
〇ボタン | 爆雷・ミサイルなどを発射します。 |
ステージ構成
複数ステージに分かれています。
ザコ敵を倒しつつ進行していき、最後に待ち構えるボスを倒します。
アイテム
進行中に現れるアイテムキャリアーを破壊することで、アイテムが現れます。
アイテムを取ると、ショットがパワーアップします。
協力プレイ
このゲームは2Pプレイを選択すると、2人で一緒に出撃することができます。
なお、クレジットは1P,2Pで別々に用意されるため、片方がゲームオーバーになっても、もう片方はそのままプレイを継続できます。
プレイ時間
EASYモード + クレジット(REST)を5に設定して、ひたすらプレイすること大体7,8時間、やっとクリアすることができました。
普通にプレイすると、第1ステージ~エンドロールまで40~50分程度かかります。
良い点・楽しい点
やかましいほどのサウンドエフェクト
魚雷の発射音から、障害物の破壊音まで、エフェクトが良い意味で過激に作られており、「ぶっ壊してやったわ!」という爽快感をひしひしと感じます。
高精細なグラフィック
背景画面の作り込みが非常に細かく、鮮やかです。
また、破壊された障害物が崩落する様子や、魚雷が進んでいくアニメーションなど、ゲームとは分かっているものの、リアルな感じが出ているところが良いです。
さらに、そんな芸の細かいグラフィックを盛り込んでいるにもかかわらず、描画遅延がほぼ無いところが素晴らしいです。
シンプルな操作
操作は至ってシンプルで、基本は◯と×ボタンしか使いません。買ったら説明書を読まなくても、さっさと始めることができます。
どちらかというと、操作よりも敵の攻撃を先読みしたり、回避する方が重要なゲームシステムになっています。
モード切り替え
難易度設定とアーケードモード・プレイステーションモードを切り替えられることにより、初心者から熟練者まで、身の丈にあった遊び方ができるところが良いです。
とりあえず、EASYモードでもヌルゲーマーの私にとっては相当難しいです。
悪い点・残念な点
画面がごちゃごちゃになる
ショット・潜水艦・アイテムなどの、いわゆる大量のオブジェクトが画面上を覆い尽くし、何がなんだか分からなくなります。
良くも悪くも、このゲームの特徴ですかね。
その他
サターン版とプレステ版
本作はプレステ版だけでなく、サターンでも発売されているのですが、サターン版には致命的なバグがあります。
(プレステ版では報告されていないようです)
バグ詳細
サターン版はハードのバージョンによって、動作しない(ディスクが読み込まれない)ようです。
実は私の友人がサターン版を買ったのですが、動作しませんでした。
彼はサターンを2台持っていて、片方は全く認識せず、もう片方は起動して読み込んだ直後、動かなくなったそうです。
ちなみに、後者のサターンはそれ以降、他のゲームも認識しなくなったそうです。
(ただのハードの劣化か、ソフトがハードを破壊したのかは不明です。)
結局、何故か筆者が持っていたサターンだけ、奇跡的に動作したため、交換してあげました(笑)。
動いたハードの型番
念のため、以下に動作した/しなかったハードの型番を書いておきます。
※ 型番があっているからといって、動作しない恐れもあります。購入の際は、自己責任でお願いいたします。
動作した型番 | 画像 |
---|---|
HST-3220 |
動作しなかった型番 | 画像 |
---|---|
HST-3200 | |
HST-3210 |
アケアカで発売
実は2019年11月21日にアーケードアーカイブスで発売されます。
アーケードアーカイブスなので、プレステモードみたいなものは無いかもしれません。
しかし、現状プレステ版もサターン版も高価ですので、単にプレイすることが目的であれば、アーカイブスの方が無難です。
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
海底という目のつけどころ・シンプルな操作・大迫力のサウンド・グラフィックが特徴的な新感覚のシューティングゲームです。
ノーマルモードにしては、アブノーマルな難易度。通り抜けたいのに、通る隙間が見当たらない弾幕。
高難度のシューティングを楽しみたい方にはもってこいです。
個人的には、メタルスラッグが水中戦になったような感覚でした。
最後に
ほぼ海底大戦争をプレイするために、サターンを2台購入した友人には感服します。
しかし、なぜプレステ版を持っている私のサターンだけ動作したのか、神様のイタズラにしては、ちょっとエゲツないですね。