こんにちは。最終皇帝です。
昔は週末になると、『金曜ロードショー』や『日曜洋画劇場』といった映画専門の番組が放送されていましたね。時代が変わったのか、徐々にこれらの番組も消えていき、映画に触れる機会もだいぶ減りました。
ランボーとか沈黙シリーズとか懐かしいなぁ。
さて、今回は『怒りのアフガン』でもなく『沈黙の要塞』でもない、アクションゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『怒りの要塞』です。パッケージの兄ちゃんが『ランボー』と『シュワちゃん』と『ターちゃん』を足して3で割ったような人物ですね(笑)。
価格
BOOK OFFにて、950円で購入しました。バーチャルコンソールでも発売されているようです。
あらすじ
ムキムキの男性とグラマラスな女性がタッグを組み、上層部から言い渡された『巨大な要塞をボコボコにするミッション』を遂行します。
(下記、リンク先の取扱説明書の内容を参考にさせて頂きました。)
ゲームシステムなど
決められた区画内に潜んでいる要塞を探し出して撃破する、アクションゲームです。
パートナー
男性(MASATO)と女性(MIZUKI)のいずれかを、操作キャラクターとして切り替え、それぞれの特性を見極めながら、交代しつつ先へ進んでいきます。
片方がやられてしまっても、もう片方が生きていればプレイを続けることができます。
男性(MASATO)
銃の連射性能が高く、フィールドに落ちている特殊武器を拾って使うことができます。
ただし、女性よりも移動が遅いです。
なお、ゲーム内のMASATOは、ソフトのパッケージに描かれているものよりイケメンです(笑)。
女性(MIZUKI)
銃の連射性能が低く、フィールドに落ちている特殊武器を拾うことができません。
ただし、男性よりも移動が早く、特殊武器が使えない代わりにジャンプによる移動が可能です。ジャンプを使うと、フィールド上に仕掛けられた障害を飛び越えることができます。
なお、ゲーム内のMIZUKIは、ソフトのパッケージに描かれているものとはだいぶ異なり、シティーハンターの『槇村 香(まきむら かおり)』っぽいです(笑)。
アイテム
特殊武器(男性のみ保持可能)
ステージを進めていくと、たまにオプションの特殊武器を拾うことができます。
(下表は一例です。)
武器名称(正式名称不明) | 詳細 |
---|---|
火炎放射器 | 高出力の火炎放射により敵を攻撃。 放射できる回数は少ない。 |
マシンガン |
Bボタン一押しで3発の弾を発射できる。 |
その他のアイテム
武器以外にも、回復用のアイテムや体力UP(HPの上限アップ)用のアイテムなどの補助的アイテムも拾うことができます。
ステージ構成
『要塞』というからには、色々な仕掛け(ギミック)が用意されています。
基本的には各ステージには、仕掛けを壊したり、カギがないと開けられない扉が用意されており、それらのカラクリを探し出して、ボスの元へ到達する流れになります。
割と仕掛けを探すのが難儀で、床に写っている影や、壁の絵柄が変な場所などを注意深く見ることが重要です。
サウンドプレイヤー
このゲームには、プレイ時にかかるBGMやエフェクトの音を再生するためのサウンドプレイヤー(サウンドボーイ)が用意されています。
サウンドを聴く機能が搭載されているゲームは割と見かけますが、このゲームのプレイヤーは少々凝って作られています。
例えば、リピート再生できたり、流れる曲順を自分で決めたりすることができます。
プレイ時間
何度もゲームオーバーにされましたが、大体3~4時間程度でクリアすることができました。
良い点・楽しい点
パートナーの切り替え
フィールドの状況に応じて、パートナーを切り替えて、自分の戦いやすい方法を探るところはちょっと面白かったですね。
私の場合は、男性はボス戦になるべく温存し、通常の移動・ザコ敵退治は身軽な女性を多用していました^^
サウンドへのこだわり
全体的にサウンドが良く、そのサウンドを聴かせる仕組み(サウンドプレイヤー)にも力が入っており、開発者の自信が伺えました。
悪い点・残念な点
ややボリューム不足
プレイヤーによって異なるかもしれませんが、ステージ数がやや少なく、ボリューム不足でした。
その他
当たり判定が厳しい
このゲームは敵味方問わず、ショットの当たり判定が広めなので、避けるときはしっかり避けないと、地味に攻撃を食らいます。
個人的な評価
オススメ度
★★★☆☆ (普通です)
要塞といっても、プレイヤーを過度に惑わせてイライラさせるような嫌がらせはなく、割と気軽に楽しむことができます。今回はぶっ通しでプレイしてしまいましたが、パスワードを覚えておけば、好きなステージから開始することもできます。
カセットはややプレミアが付いているようなので、プレイ目的の方はバーチャルコンソールをオススメします。
最後に
このゲームはGB2作目や、スーパーファミコンでも発売されているようなので、今度探してみたいと思います^^