こんにちは。最終皇帝です。
最近花粉症になり始めたのか、ちょっと外に出ただけで鼻がムズムズします。なんか遠くを見ると、空が黄色くなっていることもあるし、なんか嫌な予感。
先週は残業だらけだったこともあるし、今日は家の中でゆっくりしていようかしら。
さて、今日はドラゴンボールの作品を1つ紹介したいと思います^^
今回紹介するゲーム
今回は『ドラゴンボールZ 悟空激闘伝』です。一応だいぶ前に紹介させてもらった『ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝』の後継作品という位置づけかと思います。
価格
たしか中学生の頃、近くの中古ゲームショップで購入したのですが、価格は忘れてしまいました。2,000円はしなかったと思います。
バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
いわゆるドラゴンボールZの『ナメック星編』が描かれており、ゴハン・クリリンがナメック星に降り立つ場面から物語が始まります。
ゲームシステムなど
タクティカルバトルと、アクションゲームが融合したようなゲームシステムです。
フィールド移動
前作と異なり、フィールド移動の要素が追加されました。フィールドを移動することでイベントが発生したり、ザコ敵とのエンカウントが発生したりします。
戦闘システム
前作で採用されていたタクティカルバトルに、アクション要素が追加されています。
コマンド選択
戦闘が始まると、まず下のような画面が出てきて、コマンドを選択します。選択できるコマンドの個数は、レベルが上がると増えます。
バトル開始
コマンドを選択し終えると、バトルが始まります。プレイヤーは画面下に見えている味方のアイコンを上下キーで操作し、敵との間合いを取ります。
攻撃
敵との間合いが取れたら攻撃をします。
くりだす攻撃は、コマンド選択画面で選択した順番になります。例えば『パンチ⇒キック⇒エネルギー波⇒パワー溜め』の順で選んでいれば、まず最初にパンチを放てるようになっています。
自分が次にくりだすワザが何かは、画面左下のマークで確認できます。
敵との間合い
くりだすワザによっては、近距離・遠距離の間合いを気にしなければなりません。
例えば、パンチやキックは近距離でなければ当たりませんし、エネルギー波や必殺技は遠くからでも当てることができます。
セーブデータ
内蔵メモリによるセーブができるようになっており、3つのデータを保存することができます。
プレイ時間
ドドリアに何度もボコボコにされ、相当な回数ゲームオーバーになりましたが、大体10時間弱程度でクリアすることができました。
良い点・楽しい点
タクティカルとアクション
今までそこそこな本数のレトロゲームをプレイしましたが、タクティカルバトルとアクションゲームの要素を合わせたものは見たことがありません。
小さい頃プレイしたときは思いませんでしたが、今考えてみるとなかなか秀逸なシステムに見えます。
原作マンガのカットイン
戦闘中、パンチやキック、必殺技などを使用すると、画面上部の枠に原作マンガさながらのカットイン画像が表示されるところが良かったです。
「あ~、こんな感じの場面あったかも。」と、昔のドラゴンボールの懐かしい1コマを思い出させてくれます。
悪い点・残念な点
最初の1時間は我慢
20年ほど前にプレイしたときも、同じことを感じていましたが、戦闘時の操作性があまり良くありません。感覚を掴むまでに1時間はかかると思ったほうが良いです。
タクティカルバトルにしては戦略性が必要ない
コマンドは色々とありますが、結局のところ、遠距離攻撃コマンドだけ選べばどうにかなってしまいます。(パンチやキックすら不要)
私の場合、終盤の戦闘では、全コマンドで必殺技(『カメハメ波』や『ギャリック砲』)を選んでいました(笑)。
敵のHPが多すぎる
レベル上げをせず、普通にプレイしていると、途中で現れる中ボスのHPの高さに驚きます。おそらく自分の操作しているキャラクターの約2~3倍はあります。
そのため中ボス戦は、敵のHPをひたすら削る長時間バトルになり、結構疲れます。
その他
コツ
勝てないときはレベルをちょっと上げてみる
大抵の場合、中ボス戦は苦労します。
そういう時は、まずはザコ敵を倒して、キャラクターのレベルを1,2レベル上げてみましょう。1レベルでもHPと攻撃力は結構上がるため、戦況がいきなり変わったりします。
必殺技はゲージ少なめで放つ
『ませんこう』や『ギャリック砲』といった必殺技・エネルギー波系のワザは、溜めゲージを半分以上にして放つと、かなりのエネルギーを消費します。そして、エネルギーゲージの少ない状態で放った場合、最悪、しばらく動けない(スタン)状態に陥るリスクがあります。
そのため、私個人としては、必殺技は溜めゲージ少なめで放つことをオススメします。こうすると、攻撃力はやや下がりますが、必殺技の連発が可能になります。
スタン中にボコボコに殴られて、勝てない人は是非試してみてください^^
回避より防御
このゲームは防御が成功すると、ダメージが0になるため、タイミングを覚えてしまえば、ほぼ攻撃を受けずに戦うことも可能になります。
逃げ回るのもアリですが、終盤は一撃のダメージが大きくなってくるため、早い段階から防御の仕方に慣れておいたほうが良いです。
『戦闘力が高い ≠ 強い』
キャラクターのステータスに『戦闘力』というパラメータがありますが、どうもこのパラメータは、キャラクターの強さに結びついていないような気がします。
例えば、戦闘力が段違いの『ゴハンとフリーザ』で戦闘をしても、互角に戦えます。
個人的な評価
オススメ度
★★★☆☆ (普通です)
タクティカルとアクションをくっつけたゲームシステムは珍しく、キャラゲーの割にはなかなか楽しめます。ただ、戦略性がウリのタクティカルにしてはあまり戦略性を感じず、プレイ中盤辺りから作業ゲー感が出てきます。
個人的には、もしドラゴンボールのGBゲームを買おうと思っているのであれば、前作『悟空飛翔伝』をオススメします。
最後に
どうでもいい話ですが、悟空が空中の敵に向かって『カメハメ波』を放つときの体勢がめっちゃかっこよくて好きです^^