あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【FC】ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人 ~アニメ派生作品にしては珍しく超良ゲー~

こんにちは。最終皇帝です。
みなさん、最近ドラゴンボールを見ていますか? 私は、小学生の当時に放送されていた「ドラゴンボールZ」以降、ほぼご無沙汰です。

最近、「ドラゴンボール超(スーパー?)」を見る機会があったのですが、なんだか凄いコトになっていますね(汗)。フリーザが金色になったり、人造人間17号が、とんでもなく強くなっていたり、33歳のオサ~ンにはちょっとついていけませんでした(笑)。

GTあたりから、DVDを買って、ちゃんと見直そうかな^^;

今回紹介するゲーム

さて、今回は「ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人」です。このゴツゴツしたカセットのフォルムが懐かしいです。意外とこういう溝に汚れが溜まるんだよなぁ。。。

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ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人 ©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映動画、©BANDAI 1990

価格

すごく小さい頃に定価で買ったはずなのですが、どこかに消えてしまって、先日、BOOK OFFにて、250円で再購入しました^^ バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。

あらすじ

アニメ「ドラゴンボールZ」のラディッツ編~べジータ編までの話で構成されています。

ゲームシステムなど

フィールドの移動や戦闘等は全て、手元に引かれているカードで行うという、珍しいタイプのRPGです。

フィールド移動

下図のように、グリッドが敷かれたフィールドを移動します。移動する際は、画面下に表示されたカードを選択します。カードの上側に表示された「・」の個数分、移動することができます。移動後、一定の確率で、敵とエンカウントします。

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フィールドのイメージ

キャラクター

ステージによって、使用できるキャラクターは異なりますが、全体を通して、「Z戦士全員」を使用することができます。一応下記の通りです。

  • ゴクウ
  • ゴハン
  • ピッコロ
  • クリリン
  • ヤムチャ
  • テンシンハン
  • チャオズ

各キャラクターには、HP, BP, BEというパラメータがあります。

  • HP: 俗に言うヒットポイントです。
  • BP: ドラゴンボールで言うところの戦闘力です。
  • BE: 必殺技を使う際に使用するエネルギーです。

戦闘システム

敵とエンカウントすると、下図のような戦闘画面に遷移します。戦闘はターン制のバトルとなっていて、カードの選択によって戦闘の詳細が決まります。

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戦闘準備画面のイメージ
カードの意味

カードには、それぞれ意味があり、下記のようになっています。

  • カード上部の★の数は攻撃力
  • カード下部の数値は防御力
  • 真ん中の漢字はそのカードの「流派」

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カードの意味

もう少し補足すると、各キャラクターには戦闘力があり、選んだカードの「・」や「数値の多さによって、その戦闘力が補正されるようなイメージとなっています。

なお、選択したカードの「流派」が、キャラクターの流派と一致すると、そのターンだけ、戦闘力がアップし、流派が「必」のカードを引くと、キャラクターごとの必殺技を使用できます。

戦闘開始

戦闘が開始されると、アニメーション画面が流れ、味方・敵へのダメージが表示されます。画が微妙すぎてすいません^^; これが私の限界です(笑)。

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戦闘のイメージ(ホンモノはこれの10000倍以上はカッコイイ)

お助けカード

フィールド移動時、戦闘時に所持している「お助けカード」を使用することができます。カードには、下記のようなものがあります。

  • かめせんにん: ある程度HPを回復
  • ミスターポポ: BEを完全回復
  • チチ: 選択したカードを必殺技カードに変更

カードは他にも、たくさん種類があります^^

ステージ

各フィールドには、中ボスを倒したり、修行をしたりと、目的があります。それらを達成することで、次のステージ(フィールド)に進むことができます^^

プレイ時間

大体10時間前後でクリアできると思います。

良い点・楽しい点

自分なりの戦略を考える

戦略を考えながら、各キャラクターに割り当てるカードを選択していき、強大な敵を撃破していくところが面白いです^^

例えば、

  • チャオズに超能力を使わせている間に、全員で総攻撃をかける
  • 相手の必殺技が来る可能性があるため、防御力の低いカードは、ゴクウやピッコロに割り当てる
  • 流派が一致するカードを、それぞれのキャラクターに割り当てる

などなど、戦闘の組み立て方・考え方を自分で決めることができます^^

歯切れの良いBGM

本作は、戦闘BGMがおそらく4,5個ほど用意されていますが、全てとてつもない良曲です(´∀`艸)♡

  • スピード感の溢れる曲
  • どことなく中華風なゆらぎと、神出鬼没な感じを表す曲
  • 一撃喰らったら死にそうな、絶望感いっぱいの曲  等

一度聴いたら、耳に残ります^^
ちなみに私は、ラディッツ・ナッパ戦の曲が一番のお気に入りです。ゲーム終盤を飾るにふさわしい、「強い中ボス」を想像させる良曲です。

戦闘時のアニメーション

敵と殴りあう交戦シーンや、各キャラクターお馴染みの必殺技を繰り出すシーンを、アニメさながらの戦闘アニメーションとして前面に押し出したゲームは、なかなかありません^^

私にとっては、テレビにかじりついてアニメを見ていた、当時を思い出すことができる良いシステムです Σd(≧ω≦*) グッ

悪い点・残念な点

いつまで育てれば良いのか分かりにくい

初めてプレイする人は、いつまでキャラクターを育てれば、そのエリアの中ボスを倒すことができるのか分からない。(一度戦ってみて、やられたら育てなおす方法しかない)

アニメーションが流れる時間がちょっと長い

まさにそのままです^^;

ザコ敵が大猿に変身

初回のマップに登場する「サイヤ人」のザコ敵「オニオン」が低い確率で大猿に変身します^^;

倒せないことはないですが、即死させられる可能性が高いため、変身したら速攻逃げましょう(笑)。ってかこんな理不尽な仕様が組み込まれているのか(´;Д;`)

コツ

一番最初のフィールド

なんだかんだ、一番最初のフィールドが一番苦労すると思います。

おそらく初見の方は、いつまでキャラクターを育てれば良いのか分からなくなり、諦めてしまうこともあると思います。
そんなときは、まずはピッコロが「まかんこうさっぽう」を使えるレベルまで育てましょう。その辺りがちょうどいいレベルです^^

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★★ (かなりオススメします)

アニメ作品をゲームに移植すると、大抵駄作になりますが、このゲームはそのジンクスを完全に覆しました^^
当時のドラゴンボールを思い出しながら、いつもとちょっと雰囲気の違うRPGを楽しめる良ゲーです。また、良曲づくしのため、レトロゲームの音源が好きな方にもオススメします^^

最後に

確か大猿に変身したオニオンを倒すと、経験値が大量にゲットできたような。。。