こんにちは。最終皇帝です。
最近は年末ということで割引セールが多いですね。ボーナスも出たことですし、「ここぞ!!」という時は一気に大人買いしたいと思います。う~、早く週末にならないかな。
今回紹介するゲーム
さて、今回は『ポケモンカードGB』です。言わずと知れた『ポケットモンスター』のカードゲームですね。ポケモンカードは私が中学生の頃、ものすごい流行っていまして、私もその流れに乗って、拡張パックを買いあさっていました^^
価格
発売直後に購入したため、ほぼ定価だったと思います。おそらく4,000円ぐらいですかね。バーチャルコンソールでも、発売されているようです。
※ バーチャルコンソールの場合、通信機能・拡張機能が利用できない旨、公式ページに記載されていますので、ご注意ください。
(通信対戦とカードポンができないということかな?)
あらすじ
ポケモンカード収集に明け暮れる『最終皇帝(仮)』はある日、「4人のグランドマスターが、彼らの持つ伝説のポケモンカードを受け継ぐものを探している」といううわさを耳にした。
ポケモンカードが大好きな最終皇帝は、どうしても伝説のポケモンカードが欲しい。
そこでまずは、ポケモンカードの研究者であるDr.オーヤマを尋ねるのであった。
果たして、彼はグランドマスターから伝説のポケモンカードを受け継ぐことができるのであろうか。
(めっさ端折っています)
ゲームシステムなど
いわゆるトレーディングカードゲームです。
遊び方
細かいところまで書くと、ものすごいことになるので触りだけ。
エネルギー
ポケモンが備えているワザを使ったり、他のポケモンに入れ替えをする場合、エネルギーというものが必要になります。エネルギーは『エネルギーカード』をポケモンに使用することで、付加することができ、1ターンに1枚しか使用できません。
簡単に言ってしまえば、何をするにもエネルギーが必要ということですね。
ワザを使う
エネルギーのところでも説明しましたが、ワザを使うには、エネルギーが必要です。例えば下図のように、『つのでつく』を使おうとする場合、水のエネルギーが1つ必要になります。現在トサキントには、2つの水エネルギーが付いているため、ワザを繰り出すことが可能です。なお特殊な攻撃でない限り、ワザを放った後、ポケモンに付いているエネルギーが消えることはないです。
ポケモンの進化
ポケモンカードには、土台となる種ポケモン(※1)、1進化(※2)、2進化(※3)の3つがあります。種ポケモンは、いつでも場に出すことができますが、1進化・2進化のポケモンを出すには、その進化前のポケモンが場に出ている必要があります。
(例: リザードを出すには、ヒトカゲが場にいないといけない。)
なお、進化させると進化前のポケモンは場から消えます(入れ替わります)。
※1: ヒトカゲなど
※2: リザードなど
※3: リザードンなど
特殊能力
ポケモンの中には、特殊能力を持っているものがいて、場に出すだけで効果が現れるものもいれば、使うことで効果が現れるものもいます。特殊能力を使う場合は『とくしゅ』コマンドを使用します。
勝敗の決まり方
対戦の勝敗は『サイドカード』というもので、大抵決まります。サイドカードは、相手のポケモンを気絶させたときに1枚引くことができます。サイドカードの枚数分、相手のポケモンを気絶させると勝利となります。
他にも、自分の番に山札からカードを引けなかったり(※)、場にポケモンが1匹もいなくなると負けになります。
※ 山札が0枚になってしまった場合
ライバル
ポケットモンスター赤や金と同じく、ライバルが登場します。相変わらず性格が結構悪いです(笑)。
クラブ
大陸には8個のクラブ(ポケモンで言うところのジム)があり、各クラブのマスターに勝利すると、メダルをもらうことができます。そして、8枚のメダルを手に入れると、ポケモンドームにいる4人のグランドマスターと対戦することができます。
プレイ時間
カードの集まり具合等で結構前後しますが、初見の方がプレイするのであれば、25~30時間ぐらいではないかと思います。
良い点・楽しい点
絶妙なゲームバランス
『デッキを組み立てる戦略性』に、『何を引き当てるか分からない運』という不確定要素のスパイスが加わり、絶妙なさじ加減(ゲームバランス)となっています。
また、ただ単にレアカードを大量に用意すれば簡単に勝てるわけではなく、だからといって、何のカードを使っても大体何とかなるというわけでもありません。
非常に奥が深いです。
親しみやすさと遊びやすさ
トレーディングカードゲームというと、『ルールが多く、初見の方が親しみにくい』というイメージがあり、購入を控えてしまうかたも多いのではないかと思います。私も実際にそうでした。
そのあたりの高い敷居を『ポケモン』という国民的キャラクター軍団を使用することで低くできているように見えます。実際にプレイしてみると、ルールは割りと単純で、当時初めてトレーディングカードゲームに手を出した私でも、凄く遊びやすかったです。
企画側の販売戦略が良いですね。
カードの種類が多彩
カードの種類が相当あり、各ポケモン固有の特徴・攻撃方法を見ながら、自分でデッキを組み立てられるところが面白いです。
カードの効果が表示される
対戦中、相手の攻撃の効力が画面に表示されるのが親切です。
BGM
全体的に良曲が多いです。
特に、オーヤマ研究所で流れるBGMは、特徴的なリズムを軸に、爽やかさ・伸びやかな雰囲気を兼ね備えた超良曲です。これから旅に出る始まりの曲としては、GB最高クラスの一曲です。
(上の公式YouTube動画の0:07~0:11あたりで、ほんの少し流れています)
悪い点・残念な点
操作スピード
カードゲーム独特の間合いみたいなものを再現しているのか、カードを引くスピード・引いたカードの表示、敵が攻撃するときのアニメーションなど、動作に時間のかかるところがあります。
ワクワク・ドキドキ感を掻き立てるという意味では良いのですが、遊ぶ時間が限られたプレイヤーにとっては、Aボタンを連打したくなるじれったさがあります。
再プレイ時のレクチャー
ルールを知っているプレイヤーも、一番最初のレクチャー(遊び方)を必ず受けないといけないのが、ちょっと面倒です。
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
最近私の中で根付いてしまった『ゲームボーイカラーソフトは駄作だらけ』という固定観念を一気に吹き飛ばす威力を持つ、確かな良ゲーでした。トレーディングカードゲームへ第一歩を踏み出したい方にオススメします。
バーチャルコンソールでかなりお安く遊べますし、それなりに時間のかかるゲームですので、年末の暇つぶしにはもってこいですよ^^
最後に
久しぶりに童心へ戻ってしまいました。
友達の家に電話して寒空の下、みんなで公園に集まり、カードポンやら通信対戦をして、駄菓子屋に遊びに行った思い出。
これからも忘れることは無いでしょう。
みんな元気にしてるかなぁ。