あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【GBC】ポケモンカードGB ~トレーディングカードゲームの火付け役がGBCに登場~

こんにちは。最終皇帝です。
最近は年末ということで割引セールが多いですね。ボーナスも出たことですし、「ここぞ!!」という時は一気に大人買いしたいと思います。う~、早く週末にならないかな。

今回紹介するゲーム

さて、今回は『ポケモンカードGB』です。言わずと知れた『ポケットモンスター』のカードゲームですね。ポケモンカードは私が中学生の頃、ものすごい流行っていまして、私もその流れに乗って、拡張パックを買いあさっていました^^

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ポケモンカードGB Ⓒ1998 NINTENDO, Ⓒ1998 Creatures Inc., Ⓒ1998 GAME FREAKS Inc.

価格

発売直後に購入したため、ほぼ定価だったと思います。おそらく4,000円ぐらいですかね。バーチャルコンソールでも、発売されているようです。
バーチャルコンソールの場合、通信機能・拡張機能が利用できない旨、公式ページに記載されていますので、ご注意ください。
(通信対戦とカードポンができないということかな?)

あらすじ

ポケモンカード収集に明け暮れる『最終皇帝(仮)』はある日、「4人のグランドマスターが、彼らの持つ伝説のポケモンカードを受け継ぐものを探している」といううわさを耳にした。

ポケモンカードが大好きな最終皇帝は、どうしても伝説のポケモンカードが欲しい。

そこでまずは、ポケモンカードの研究者であるDr.オーヤマを尋ねるのであった。

果たして、彼はグランドマスターから伝説のポケモンカードを受け継ぐことができるのであろうか。
(めっさ端折っています)

ゲームシステムなど

いわゆるトレーディングカードゲームです。

youtu.be

遊び方

細かいところまで書くと、ものすごいことになるので触りだけ。

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バトル開始前の画面イメージ

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バトル中のコマンド画面
エネルギー

ポケモンが備えているワザを使ったり、他のポケモンに入れ替えをする場合、エネルギーというものが必要になります。エネルギーは『エネルギーカード』をポケモンに使用することで、付加することができ、1ターンに1枚しか使用できません。

簡単に言ってしまえば、何をするにもエネルギーが必要ということですね。

ワザを使う

エネルギーのところでも説明しましたが、ワザを使うには、エネルギーが必要です。例えば下図のように、『つのでつく』を使おうとする場合、水のエネルギーが1つ必要になります。現在トサキントには、2つの水エネルギーが付いているため、ワザを繰り出すことが可能です。なお特殊な攻撃でない限り、ワザを放った後、ポケモンに付いているエネルギーが消えることはないです。

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エネルギーの制約イメージ
ポケモンの進化

ポケモンカードには、土台となる種ポケモン(※1)、1進化(※2)、2進化(※3)の3つがあります。種ポケモンは、いつでも場に出すことができますが、1進化・2進化のポケモンを出すには、その進化前のポケモンが場に出ている必要があります。
(例: リザードを出すには、ヒトカゲが場にいないといけない。)

なお、進化させると進化前のポケモンは場から消えます(入れ替わります)

※1: ヒトカゲなど
※2: リザードなど
※3: リザードンなど

特殊能力

ポケモンの中には、特殊能力を持っているものがいて、場に出すだけで効果が現れるものもいれば、使うことで効果が現れるものもいます。特殊能力を使う場合は『とくしゅ』コマンドを使用します。

勝敗の決まり方

対戦の勝敗は『サイドカード』というもので、大抵決まります。サイドカードは、相手のポケモンを気絶させたときに1枚引くことができます。サイドカードの枚数分、相手のポケモンを気絶させると勝利となります。

他にも、自分の番に山札からカードを引けなかったり(※)、場にポケモンが1匹もいなくなると負けになります。

※ 山札が0枚になってしまった場合

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サイドカードのイメージ

ライバル

ポケットモンスター赤や金と同じく、ライバルが登場します。相変わらず性格が結構悪いです(笑)。

クラブ

大陸には8個のクラブ(ポケモンで言うところのジム)があり、各クラブのマスターに勝利すると、メダルをもらうことができます。そして、8枚のメダルを手に入れると、ポケモンドームにいる4人のグランドマスターと対戦することができます。

プレイ時間

カードの集まり具合等で結構前後しますが、初見の方がプレイするのであれば、25~30時間ぐらいではないかと思います。

良い点・楽しい点

絶妙なゲームバランス

デッキを組み立てる戦略性』に、『何を引き当てるか分からない運』という不確定要素のスパイスが加わり、絶妙なさじ加減(ゲームバランス)となっています。

また、ただ単にレアカードを大量に用意すれば簡単に勝てるわけではなく、だからといって、何のカードを使っても大体何とかなるというわけでもありません。

非常に奥が深いです。

親しみやすさと遊びやすさ

トレーディングカードゲームというと、『ルールが多く、初見の方が親しみにくい』というイメージがあり、購入を控えてしまうかたも多いのではないかと思います。私も実際にそうでした。

そのあたりの高い敷居を『ポケモン』という国民的キャラクター軍団を使用することで低くできているように見えます。実際にプレイしてみると、ルールは割りと単純で、当時初めてトレーディングカードゲームに手を出した私でも、凄く遊びやすかったです。

企画側の販売戦略が良いですね。

カードの種類が多彩

カードの種類が相当あり、各ポケモン固有の特徴・攻撃方法を見ながら、自分でデッキを組み立てられるところが面白いです。

カードの効果が表示される

対戦中、相手の攻撃の効力が画面に表示されるのが親切です。

BGM

全体的に良曲が多いです。

特に、オーヤマ研究所で流れるBGMは、特徴的なリズムを軸に、爽やかさ・伸びやかな雰囲気を兼ね備えた超良曲です。これから旅に出る始まりの曲としては、GB最高クラスの一曲です。

(上の公式YouTube動画の0:07~0:11あたりで、ほんの少し流れています)

悪い点・残念な点

操作スピード

カードゲーム独特の間合いみたいなものを再現しているのか、カードを引くスピード・引いたカードの表示、敵が攻撃するときのアニメーションなど、動作に時間のかかるところがあります

ワクワク・ドキドキ感を掻き立てるという意味では良いのですが、遊ぶ時間が限られたプレイヤーにとっては、Aボタンを連打したくなるじれったさがあります。

再プレイ時のレクチャー

ルールを知っているプレイヤーも、一番最初のレクチャー(遊び方)を必ず受けないといけないのが、ちょっと面倒です。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★★ (かなりオススメします)

最近私の中で根付いてしまった『ゲームボーイカラーソフトは駄作だらけ』という固定観念を一気に吹き飛ばす威力を持つ、確かな良ゲーでした。トレーディングカードゲームへ第一歩を踏み出したい方にオススメします。

バーチャルコンソールでかなりお安く遊べますし、それなりに時間のかかるゲームですので、年末の暇つぶしにはもってこいですよ^^

最後に

久しぶりに童心へ戻ってしまいました。

友達の家に電話して寒空の下、みんなで公園に集まり、カードポンやら通信対戦をして、駄菓子屋に遊びに行った思い出。

これからも忘れることは無いでしょう。

みんな元気にしてるかなぁ。