こんにちは。最終皇帝です。
最近、外国人観光客の方がかなり増えましたね。私のいる町はあまり都会ではないのですが、それでも外国人の方を多く見かけるようになりました。
いきつけのハードオフにも、時折熱心そうにスーパーファミコンソフトの吊り下げ品を熱心に見ている方がいます。海の向こうにも、レトロゲーム好きな方がいると思うと、なんだか嬉しいですね。
さて、今回はおなじみ『ポケットモンスター』のカードゲーム第2弾を紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『ポケモンカードGB2 GR団参上! 』です。
価格
HARD OFFにて、3,024円で購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
最終皇帝はポケモンカードを集めるのが大好きです。皇帝はこの島に伝わる伝説のポケモンカードをゲットするため、8人のクラブマスターと伝説のポケモンカードを守る4人のグランドマスターに挑戦したのでした。
そしてついには、グランドマスターを倒して4枚のポケモンカードをその手にゲットしたのです。
そんなある日、時間は起こりました。
突然謎の軍団が襲ってきたのです。その名は『GR団』。
グレートロケット団と言いました。
GR団はクラブを攻撃し、カードを奪っていったのです。
持っていたカードをGR団に奪われた皇帝はこのことを知らせるため、ポケモンカードの研究者であるDr.オーヤマのいる研究所へ向かったのでした。
皇帝はGR団を打ち破り、無事ポケモンカードを取り返すことができるのでしょうか。
ゲームシステムなど
いわゆるトレーディングカードゲームです。
基本的に前作をベースにした続編的な位置づけであり、カード対決の仕様・見た目は前作とほぼ同じです。
本記事では、前作と異なる箇所のみ記載します。ご了承ください。
条件付き対戦
前作では、カード対決をする際、デッキの中身はプレイヤーが好きなように組むことができましたが、本作ではそれができない場合があります。
本作では『条件付き対戦』というものがあり、その時は対戦相手が指定したデッキ構成でないと、戦うことができません。
例えば、デッキの中に『草エネルギー以外のエネルギーを入れてはいけない』とか、『ピカチュウを4枚入れなければならない』といったようなものです。
特別ルール
条件付き対戦のようなカードに対する条件以外に、『特別ルール』という対戦のローカルルールのようなものを指定してくる敵がいます。
例えば、『草ポケモンは毒・マヒ・混乱・眠りの状態にならない』といったルールが付加されます。
デッキ保存
前作はデッキを4つ以上保持できず、5つ目を作る場合は、4つのデッキのいずれかをリセットする必要がありました。
本作では、デッキの転送ができるようになり、お気に入りのデッキ構成を保存しておくことができるようになりました。
新しい種類の拡張パック
前作には無かった拡張パック(カード)が追加されています。特徴的なところでは『わるい○○○(※)』系のモンスターが追加されています。
※例えば『わるいカメール』とか『わるいオコリザル』など
コイン装備
クラブマスターなどからもらったコインを装備することができます。
ストーンクラブのゲンゾウが「使うコインを変えれば、運も変わるかもしれん。」と言っていたのですが、実際に変わるのかはよく分かりません。
ゲームセンター
シナリオを進めていくと、ゲームセンターに行くことができます。
ゲームセンターでは、チップを使ってカードやコインを手に入れることができます。
チップはゲームで勝利することで手に入れることができます。
ストーリー
前作は各クラブを回り、マスターを撃破してコインを集めていくストーリーでした。
本作は捕らえられたマスター達を解放していくストーリーとなります。
主人公の性別選択
前作は男の子固定でしたが、本作は男の子と女の子のいずれかを選択することができます。どちらを選んでもシナリオの進行に違いはないと思いますが。
プレイ時間
エンドロールを見た直後では、27時間程(※)でした。私の場合、結構負け戦が多かったので、上手い人はもっと早くクリアできるかもしれません。
※ セーブデータにプレイ時間が記録されていました。
良い点・楽しい点
基本的に前作を踏襲しているため、前作の良い点・悪い点は本作にも受け継がれていると思います。
あまり変えてないところが潔い
変に『見た目』を変えず、面白かった前作の仕様を継承して、シナリオとゲームシステムの追加だけにとどめたところは、私個人としては、潔い判断だと思います。
以前紹介した『もんすたあ★レース おかわり』もそうでしたが、前作を楽しんだ人へのサービス的な作品となっているところが良かったです。
長時間遊んでも飽きない
相手に合わせてデッキの構成を変えたり、カードの種類が豊富なため、戦い方にバリエーションができ、ゲームとして飽きにくい作りになっています。
(個人差はあると思いますが)
また、敵コンピュータのアタマが良く、適度に嫌がらせをしてきたり、戦い方のクセがあるので、撃破のための工夫をしていくのが面白いです。
レクチャーを受けなくてもよくなった
前作はニューゲームで始めた際、必ずレクチャーを受けなくてはなりませんでしたが、本作は受けずにすぐ進めることができます。
悪い点・残念な点
少々シナリオが強引
『GR団の突然の襲撃 & 巻き込まれる主人公』というシナリオがやや強引で、物語の主人公の気持ちになりきれなかったところがちょっと残念でした。
ただ、ポケモンカードゲームというゲーム自体が面白すぎて、シナリオ自体が頭に入らなくても相当楽しめましたが(笑)。
その他
前作のライバル
前作で闘いを繰り広げたライバルは、今回は主人公のサポート役になっています。
最終皇帝の好きな戦い方
私は先手必勝が結構好きです。
ヒトカゲやワンリキー、ブーバーといった、エネルギーが少なくても、ある程度攻撃力のある技を速攻で使えるモンスターを揃えます。
簡単に言うと、敵の体制が整う前にドンドン戦闘不能にし、相手の戦場のポケモンを無くして、勝利をもぎ取ります。
オススメカード
私の場合、すぐに攻撃に転じることができるカードが好みのため、やや偏りますが、以下のような感じです。
(なんか炎系カードが多いな。。。)
カード名 | 詳細 |
---|---|
ブーバー (レベル18) |
炎のカード1枚で、ダメージ20の『ほのおパンチ』、 2枚で毒の追加攻撃(コイントス)ができる『スモッグ』 が低コスト・高パフォーマンスです。 毒で攻撃しつつ、20ずつHPを削れるのが強力です。 |
ヒトカゲ (レベル9) |
炎のカード1枚で、ダメージ20の『ほのおのしっぽ』を 使えるのが良いです。 また、特殊能力の『ほのおをもらう』でエネルギーを 周囲からもぎ取ることができるため、リザードへの 進化準備も対応しやすいです。 逆にHPが40と低いのが難点です。 ヤバイ時はリザードに進化してしまった方が良いです。 |
ギャロップ (レベル33) |
コイントスにより、次ターンの敵攻撃を無効化する 『こうそくいどう』が強力です。 運がよければ、敵の攻撃をシャットアウトしつつ、 HPをゴリゴリ削っていくことができます。 |
プクリン (レベル36) |
その可愛い見た目とは裏腹に『ともだちのわ』という 強力な技をもっています。 HPも高く、場をかきまわすことができます。 反面、進化前のプリンがかなり弱いため、 プクリンカードが出るまでは、エネルギーをつけて リザーブで待機させておくのが良いです。 |
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
前作を楽しめた方は、画面構成もゲームシステムも同じなので、続きを楽しむことができます。
初めてプレイされる方は、先に本作をプレイするメリットがないため、まずは前作の『ポケモンカードGB』を先にプレイすることをオススメします。
バーチャルコンソールで発売されていないこともあってか、本作は前作に比べ、市場での中古価格がかなり高いです。
ゲーム自体が面白いことは間違いないのですが、3,024円払ってプレイするかは前作のハマり具合で決まると思います。
最後に
ポケモン関連のゲームはハズレが少なくて、買うときも割と安心です^^