こんにちは。最終皇帝です。
むむむ、コレを読みたいのに、まとまった時間が取れない(T T)
ライトノベルは一気に読みたいのですが、なかなか人生ってのは、上手く行かないものです(笑)。ちなみに、12巻も読めていないです。もう笑うしかない^^
今回紹介するゲーム
さて、今回は「ドラゴンクエスト6 幻の大地」です。押入れをかき回したら出てきたので、昔を思い出しつつ、書いてみたいと思います^^
価格
確か親にせがんで、発売日近くに買ってもらったため、定価だったと思います。おそらく10,000円以上は普通にしたはずです。
あらすじ
悪い夢を見ていたようだ。自分が魔王「ムドー」という怪物と戦い、石にされてしまう夢だ。そんな嫌な夢を見て、うなされていたのか、ベッドから転げ落ちていた。嫌にリアルな夢だった気がする。
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ここは、山頂の村「ライフコッド」。
数日後に控えた『村まつり』のおかげで、村人達はやや慌しい。そんな中、村長に呼ばれた最終皇帝(仮)は、山のふもとにある町「シエーナ」の職人から、『精霊の冠』を買ってきて欲しいと依頼される。
山のふもとへ降り、冠を買いに行ったが、職人が外出してから帰ってこない。心配で近くを見に行くと、巨大な穴に落ちそうになっている職人を発見。救出しようと試みた。しかし、運命のいたずらか、職人は助かったが、最終皇帝が穴に落ちてしまった。
穴を落ちると、見慣れない町。驚いたコトに自分の体が透明になって、他の人に見えないのだ。その後、不思議な井戸に飛び込むと、元の世界に戻ることはできた。あの町はいったいなんだったのか。
助かった職人から冠を受け取り、村に戻ると、まつりが始まり、精霊の儀式が執り行われ始めた。しかし、その儀式の最中、信じられないことが起きた。まさに精霊というべき姿をした女性が現れたのだ。彼女は、
「あなたは不思議な運命を背負い、生まれてきた者であり、やがて世界が闇に覆われるとき、力が必要になる。そのときが来る前に閉ざされた謎、自身の本当の姿を解き開かせ。」
と語りかけ、すぐに旅に出るよう促した。
そして、村まつりの翌日、彼女の助言を頼りに、最終皇帝は旅に出るのだった。
(結構適当です^^;)
ゲームシステムなど
下のスクエニさん公式動画は、スマホ版ですのでグラフィックがだいぶ違いますが、雰囲気はつかめると思います。
(SFC版の動画はさすがに公開されていませんね^^;)
基本的な部分は、前作「ドラゴンクエスト5」と似ているため、本記事では特徴・大きく異なる箇所のみ、書いていきます。ご了承くださいませm(_ _)m
モンスターを仲間にする
ドラゴンクエスト5で採用された、モンスターを仲間にする仕様は、本作にも導入されています^^
ただし、仲間にする際は、パーティーに職業が「まものつかい」のキャラクターを入れておく必要があります。また前作よりは、仲間になるモンスターの種類(数)が少ないです。
転職システム
ドラゴンクエスト3で話題になった、転職システムが久しぶりに帰ってきました。下記、ドラクエ3と異なる箇所がいくつかあります。
(基本)職種の増加
下記の職種が追加されました。
- 魔物使い
- 踊り子
- 盗賊(スーファミ版ドラクエ3よりも前に登場)
上位職の追加
ドラクエ6では、基本職種を複数、マスター(※)することにより、さらに上位の職種に転職できるようになります。上位の職種は、下記の通りです。
- バトルマスター
- パラディン
- 魔法戦士
- 賢者
- レンジャー
- スーパースター
- 勇者
※ 熟練度という仕様が追加され、強い敵と戦うことによって、その職種のレベルが上がります。職種のレベルは8段階まであり、8段階に到達すると、マスターとなります。
悟りの書による職種
旅を続けていると、「〇〇のさとり」というアイテムが手に入ります。このアイテムを持っていると、「〇〇」に転職することができます。
「じゅもん」、「とくぎ」コマンド
前作では、人間は「じゅもん」、モンスターは「とくぎ」として、コマンドが固定されていましたが、本作では、種族に関係なく、「じゅもん」、「とくぎ」の両方がコマンドとして用意されています。
じゅもん | 「ホイミ」や「メラ」のように、純粋な呪文を使うコマンド。 |
とくぎ |
呪文とは異なり、職業毎に覚える必殺技のようなものを使うコマンド。 |
おそらく本作で、特技の種類が結構増えたため、コマンドを分けたんだと思います。
(例えば、全部まとめて「とくぎ」の中に集約してしまうと、戦闘の際、選びたいコマンドを探すのに、ページが多すぎてダルくなってしまう恐れがあります。)
ステータス「かっこよさ」の追加
ステータスに「かっこよさ」という要素が追加されました。普段は特に役に立ちませんが、あるイベントをこなす際に必要となります。
かっこよさは、各キャラクターの基本パラメータの他、武器・防具にも設定されており、かっこいい武器・防具を装備することで、ステータスを上げることができます^^
簡単に言えば、服のコーディネートをしている感覚ですね。
「ふくろ」
本作から、アイテムが多くなりすぎた際、『預かり所』に行く手間が無くなりました。具体的には道具選択時に、「ふくろ」という選択肢が用意され、この中にアイテムを無尽蔵に溜め込んでおくことができます^^
(簡単に言えば、移動式の預かり所)
これでもう「特定の扉を開けるときしか役立たないカギ」を、頑張って持つ必要が無くなりますね(笑)。
「おもいだす」コマンド
人と会話した後、Xボタンを押すと、その会話を記憶することができます。記憶した会話は、「じゅもん」コマンドの「おもいだす」を使用することで、思い出すことができます^^
プレイ時間
今回はプレイし直していないため、完全な記憶頼みですが、大体30~40時間でクリアできると思います。ただし「裏ボスのダークドレアムを倒すのであれば、もう少し必要」です^^;
※ 「」内をドラッグすると、中身が見えます。
良い点・楽しい点
特殊なストーリー
過去や未来を題材にしたものはよく見ますが、
過去作品の踏襲
本作は、過去のドラクエの良い部分を少しずつ、踏襲しており、好感を持ちました^^
例えば、下記の点が良かったです。
内容 | 関連作品 |
---|---|
ストーリー進行中の仲間の増加 | ドラクエ2, 4, 5 |
転職システム | ドラクエ3 |
モンスターを仲間にできる | ドラクエ5 |
BGM
やはりドラクエは良曲が多いです。私的には、
- 底抜けに明るい「木漏れ日の中で」
- 勇ましさ全開の
「敢然と立ち向かう」 - 先の見えない大海原を行く「エーゲ海に船出して」
- 脱力感全開の「もう一つの世界」
あたりが大好きです^^
(下のiTunesさんの曲は、オーケストラ版なのでだいぶ違いますが、よろしければ。)
なお、少々珍しく感じたのが、「敢然と立ち向かう」です。今までのドラクエのボス戦闘曲は、敵の威圧感が全面に押し出され、
(あくまで個人的な意見ですが)
BGMのみに限れば、歴代ドラクエの中で、本作が一番好きです^^
町・ダンジョン内の移動スピード
細かい点ですが、町中やダンジョン内を歩くときだけ、移動速度が上がります。
(FF5のダッシュみたいな感覚)
これが地味に良いです^^ ちなみに、ゆっくり歩くことはできません(笑)。
悪い点・残念な点
キャラクターの役割の希薄化
本作はストーリー進行中に仲間が増え、
例えば、ドラクエ4を例にすると、アリーナは呪文は全く使えませんが、
個人的には、こういったキャラクターの「個性」、「役割」がパーティー編成を楽しくしていたと考えています。今更の話ですが、各キャラクターのパラメータに、もう少し偏りを加えても良かったのかなと感じました。
その他
エンディング
これまでのドラクエの中では、珍しくエンディングの中に、寂しく、切ない一幕が流れます。結構お気に入りのキャラクターだっただけに残念です(T T)
個人的には、1~6までプレイした中では、一番印象に残ったエンディングでした。
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
過去作品の仕様を踏襲し、それにより、プレイヤーの選択肢・自由度が広がっているところが良いです。また、操作性・ゲームバランス・BGM・グラフィックのどこを取っても、悪い点がほぼ見当たりません。個人的には、これまでのドラクエで2番目に好きです^^ (1番はドラクエ4です)
最後に
転職できるようになった時は、ドラクエ3の時よりも、世界が広がった気がしました^^