こんにちは。最終皇帝です。
モノを捨てられない私の押入れは、ある意味、宝の山です(場合によっては、ゴミの里)。
今回は、その宝の山から発掘された、古~い作品を紹介したいと思います^^
今回紹介するゲーム
さて、今回は「ドラゴンクエスト」です。相当いまさら感が強いですが、懐かしかったのでプレイしてみました^^
(物凄い年季の入った汚れ(笑))
価格
もはや記憶にありませんが、子供の頃、定価で購入したと思います^^
おそらく6,000円ぐらいしたはずです。ちなみに、ダウンロード版は配信されているようですね。(ただし、ファミコン番ではなく、リメイク版です)
あらすじ
ここはアレフガルド大陸。その昔、勇者ロトが神から授かった「ひかりのたま」により、魔物たちを封じ込め、長い間、平和が訪れていた。
しかし、突如現れた悪魔の化身「竜王」により、「ひかりのたま」は闇に閉ざされてしまったのである。
勇者ロトの血を引く勇者「最終皇帝(仮)」は、再度アレフガルドを平和に導くため、ラダトームの城を訪れていた。彼は無事「竜王」を倒し、「ひかりのたま」を取り戻すことができるのであろうか。
(結構割愛しました^^;)
ゲームシステムなど
フィールドを歩き回り、敵と交戦して、最終目的を果たすRPGです。現代におけるRPGの土台となったゲームです。
戦闘システム
ターン制のバトルとなっており、下記のコマンドを使用することができます。
- たたかう: 武器による、通常攻撃をします。
- じゅもん: MPを消費して、回復・攻撃・補助の呪文を使用することができます。
- どうぐ: 道具を使用することができます。
- にげる: 戦闘から離脱します。
下記は戦闘のイメージです。カラーで描いたのは、ブログ始まって以来かも。
なんか描いているうちに楽しくなってきてもうた^^
(後ろ姿を書いている点は気にしないでください(笑))
HPは体力、MPはマジックポイント(つまり魔法を使うための力)です。
一人旅
本作は一人旅となります。
じゅもん
戦闘や、フィールド上で使用できる「じゅもん」は、一定のレベルまで到達すると、覚えます。
コンティニューはパスワード制
本作品は、内蔵メモリが無く、コンティニューする際は「復活の呪文」という20文字のパスワードを打ちこむ必要があります。
プレイ時間
おそらく20時間弱程度で、クリアできたと思います。とにかくレベル上げに、時間がかかりました^^;
良い点・楽しい点
RPGの先駆け
ターン制バトルによる戦い、呪文の使用、主人公がフィールドを歩き回るシステム等、現代のRPGの土台となる部分を、いち早く採用した先駆け的作品です^^
分かり易いストーリー
伝説の勇者の血を受け継いだ王子が、竜王を倒し、姫を救い出すという非常に分かり易いストーリーになっています。
BGM
おそらく、本作のBGMは2つの音(主旋律とベース)だけで、作成しているはずですが、そんな非力なサウンドでも、耳に残る良BGMがあります。プレイしてから長年経過した今でも、「街の人々」や「フィナーレ」は時々聴きたくなります^^
いや~、疲れが取れますな~。
悪い点・残念な点
操作性
私としては、このゲームの一番の問題点は「操作性周り」だと考えています。
正直なところ、キー操作がぎこちなかったり、「とびら」、「かいだん」、「とる」、人と話すときに「東西南北」を選択するのが、面倒でした。
この部分が、ドラクエ2並の動作*1になっていたら、サクサク進行し、もっと楽しめていたと感じます。
(まぁこの辺りは、下に書いてある「容量問題」が深く絡んでいるため、仕方なかったとも言えます)
セーブ機能が無い
ファミコンという、非力なハードウェアを使用していた時代背景はあるのは承知していますが、セーブ機能が無く、コンティニュー時に毎回20文字のパスワードを打ちこむのは、結構しんどかったです^^;
ルーラ
現代のドラクエでもお馴染みの「ルーラ」は、本作では、町への移動ができず、ラダトームの城へ戻る呪文でした。「復活の呪文」を教えてくれる場所へ戻ると言う意味では、間違ってはいないのですが、ゲーム終盤のマップまで行った後、セーブ(復活の呪文を聴く)のためだけに戻るのは、結構残念(※)です。現代では、ちょっと考えられない仕様ですね^^;
※ 次回プレイ開始時は、歩いて元の場所まで戻らなければならないため。
金稼ぎ
序盤は、とにかく敵が落とす金が相当少ないため、金稼ぎに苦労します。お馴染み、「どうのつるぎ」を購入するのに、30分以上は奮闘しました(´;Д;`)
その他
容量問題
以前、テレビか何かで放送していましたが、このゲームに搭載しているハードの基盤は、容量が少なく、それを補うために、色々な試作が取られたそうです。例えば、
- カタカナの使用量を減らす
- 画像データの量を減らす
などです。パソコンとかで言うところの「メモリ」の使用量を減らすということですね。
使用頻度の低い文字は、フォント(画像)の領域を食うデメリットの方が大きいので、そもそも使用しないとか、別の言葉に変更していたようです。
画像に関しては、有名な「カニ歩き」が象徴的で、主人公が「左、上、右」を向く画像を用意すると、その分メモリが使用されてしまうことになるため、下向きの画像だけにしたとのことです。
他にも、こういった涙ぐましい努力を少々知っていたため、「悪い点・残念な点」を書きにくい状況ではありました。悪い点は、その点は度外視して書いています。
個人的な評価
オススメ度
★★★☆☆ (普通です)
後世のゲーム史に多大な影響を及ぼした一品です。
ただ、現代の方々がプレイするには、グラフィック・BGM・ボリューム的に、不足している点が多いのが実状です。「これからドラゴンクエスト1をやりたい!」と考えられている方は、リメイクされたもの(スーパーファミコンや、スマホアプリ)をプレイするのをオススメします^^
最後に
RPGの原点の1つとなった伝説の作品です。RPGのルーツを探りたい方は、是非一度プレイしてみてはいかがでしょうか。1つの知識・ステータスになるかもしれませんよ^^
*1:かいだん、とびら、話す際の東西南北の選択」が無くなっています