あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【GB】忍たま乱太郎GB ~ゲームシステムは良いのに、色々と惜しいRPG~

こんにちは。最終皇帝です。
今回の年末年始休暇は、特別な予定を1つも入れていなかったため、通常のお休みと同じく、ゲームをプレイしてのほほんと過ごしています。まぁ遠出すると人ゴミに突っ込んで疲れるだけなので、これが実はベストな選択なのかもしれませんが。

今回紹介するゲーム

さて、今回は「忍たま乱太郎GB」です。

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Ⓒ1995, NHK・尼子騒兵衛・総合ビジョン、Ⓒカルチャーブレーン

価格

すいません。中学生の頃に中古で買ったのは覚えているのですが、価格は忘れてしまいました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。

あらすじ

らんたろう、きりまる、しんベエは、立派な忍者になるために、忍術学園で勉強している忍者の卵、忍たまです。3人は元気で明るい生徒ですが、テストの成績が良くないため、補習を受けることになりました。今回の補習の内容はズバリ『七色の巻物という不思議な巻物を7つ全て集める』こと。

彼らは無事、七色の巻物全てを集めることができるのであろうか。

ゲームシステムなど

アクション要素が強めなRPGです。

フィールド移動

ドラクエやFFのような画面構成となっています。プレイヤーは『乱太郎』を操作して、フィールド上を移動します。

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フィールド移動のイメージ

戦闘

ザコ敵との戦闘

ベルトスクロールのアクションゲームみたいになります。通常の戦闘は、バトルフィールド上にいる敵を規定数倒すことで終了します。

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ザコ敵と遭遇したときのイメージ

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ザコ敵と戦闘中のイメージ(スクロールアクション)
ボスとの戦闘

一部のボス戦のみ、ターン制のコマンドバトルになります。

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ボス戦とのイメージ(ターン制のコマンドバトル)

 

忍術

シナリオを進めていくと、おなじみのキャラクターから忍術を伝授してもらうことができます。忍術を使う際は乱太郎のNP(忍術ポイント?)を使うため、使い過ぎに注意が必要です。下表は使用できる忍術の例です。他にもたくさんあります。

忍術名 効果
しゅりけん 手裏剣を投げます。
けむりだまのじゅつ 強制的に戦闘から離脱することができます。
かいふくのじゅつ 乱太郎のHPを回復します。

セーブ

セーブはパスワード制です。

プレイ時間

10時間前後はかかった気がします。

良い点・楽しい点

力が抜ける

原作のコミカルな部分もしっかり残っているため、シナリオ中にクスッと笑ってしまう場面が散りばめられています。使命とか運命といったガチガチした雰囲気が無く、良い意味で力が抜けます。あまりアニメを真面目に見たことは無いですが、ちょっと『おぼっちゃまくん』に通じるところがありますね。

www.retroboydiary.com

悪い点・残念な点

エンカウント率

エンカウント率があまり安定していません
アクション系の戦闘システムが採用されており、1回の戦闘が長くなるため、フィールド移動がやや面倒になることがありました。

操作性

キーレスポンスがあまり良くないのか、戦闘中、ボタンを押して「あれっ?」となることが多いです。

中盤以降、ザコ敵が馬に乗ったり、凧で飛んだりすることで、戦闘が長時間化し、だんだんダルくなってきます。

その他

戦闘システム

個人的には、ザコ敵との戦闘もターン制のコマンドバトルにして欲しかったです。
(ターン制の方が断然カッコイイ。しかも操作性はそこまで悪くない。)

レベル上げ

馬に乗った忍者や兵士は、全体的に取得経験値が高いため、レベル上げをしたい時は、優先的にコイツらを狙いましょう。
(他の忍者が出てきたときは逃げて、馬に乗った敵の時だけ戦う)

スタッフロール

ゲームプログラムの担当者が『バカヤローども』って(笑)。デスマだったのかな。
※ 『』内をドラッグすると、中身が見えます。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★☆☆☆ (あまりオススメしません)

ベルトスクロールライクなアクション要素があったり、ターン制のコマンドバトルがあったりと、複数の戦闘システムを採用しているところは良いです。しかしながら、操作性やエンカウントといった部分が足を引っ張り、全体的な面白さを引き下げてしまっています。非常に惜しい作品です。

最後に

公式サイトを見に行ってみましたが、アニメはもう26シリーズも放送しているんですね。全然関係ないですが、私は『くの一』のトモミちゃん派です。