あれはいいものだ。

とりあえずマ・クベとは全く関係ない。

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【WS】SDガンダムエモーショナルジャム ~ワンダースワン版(ほぼ)ジージェネレーション~

こんにちは。最終皇帝です。
少し前に、テレビで「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」が放送されていたので、見ていましたが、面白いですね。DVDを持っていて、いつでも見られるのに、わざわざテレビで見てしまいました^^;

戦争の泥臭さ、正義感の強い隊長が仲間を大切にする気持ち、連邦・ジオンのパイロットの恋が描かれており、色々と考えさせられる作品です。

特に、隊長「シロー・アマダ」の各所で出てくる名ゼリフは心の片隅に残り続けています。例えば、、、

「必ず生きて帰れ!これは命令だ!」

「全力で逃げろ!」

「倍返しだーーーー!」

 

私、システムエンジニアですが、隣りの席にこんな上司がいたら、ちょっと疲れます。
ちなみに、これらをIT企業っぽく言いかえると、、、

「デスマーチの後は、必ず生きて帰れ!これは命令だ!」

「無理な顧客要望からは、全力で逃げろ!」

「プロマネの〇〇野郎!倍返しだーーーー!」

ってな感じでしょうか。敬礼。

今回紹介するゲーム

さて、今回は「SDガンダムエモーショナルジャム」です。

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SDガンダムエモーショナルジャム ©創通エージェンシー・サンライズ、©BANDAI 1999

価格

中学生か高校生の頃に、中古で購入したため、価格は忘れてしまいました^^;
まぁおそらく2,000円はしていなかったと思います。

あらすじ

1年戦争を皮切りに、歴代のガンダムシリーズのストーリーがクロスオーバーするよう、リメイクされたストーリーが展開されています。例えば、1年戦争時のキャラクターと、Gガンダムのキャラクターが共闘する等。

ゲームシステムなど

ウォーシミュレーションゲームです。ゲームシステムは、「G-Generation(ジージェネ)」の流れを汲んでいます。

ゲームの進め方

初期配置

グリッド上に、敵・味方の戦艦が配置された状態から始まります。そして、戦艦がグリッド上を移動し、戦艦同士が隣接すると、戦闘をするかどうか問われます。戦闘を選ぶと、戦艦に搭載されたモビルスーツを含めた、小隊同士の戦いが始まります。

戦闘開始

戦闘が始まると、対峙する戦艦のみが展開されたフィールドへ移行します。
(フィールドは変わりますが、見た目は変わりません)

フィールドを移動すると、下記の行動ができるようになります。

戦闘

敵に攻撃します。攻撃の種類は大まかに下記の3つとなります。

攻撃種類 詳細
接近攻撃 白兵戦を仕掛けます。
一斉射撃 ライフル等で射撃攻撃をしかけます
必殺技・スタック技 パイロット固有の必殺攻撃や、小隊全員での攻撃を
繰り出します。
必殺技・スタック技

接近・射撃攻撃以外に、パイロット毎の必殺技もしくは、小隊毎の攻撃(スタック技)を指定することができます。

例えばパイロット毎の必殺技であれば、シャイニングガンダムの「シャイニングフィンガー」、小隊毎であれば、特定の敵を攻撃する「攻撃指示・射撃指示」などがあります。

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ドラゴンガンダムの真流星胡蝶剣(なぜこの技をイラストに選んだ。。。)

生産

プレイヤーは拠点(メインベース)にて、新しい戦艦やモビルスーツを生産することができます。シナリオを進める毎に、生産できるモビルスーツが増えていきます。

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拠点の生産(本物はもっとしっかりしている)

クリア条件

各ステージには、クリア条件が設定されており、それを達成すると、強制的にクリアとなります。例えば、「ガルマの撃墜」とか「シャアの撃墜」といったものになります。

オリジナルキャラクターはいない

基本的に、本編で出演したキャラクターのみで、戦うことになります。キャラクターを作成することはできません。

プレイ時間

おそらく25~30時間程度はかかったと思います。

良い点・楽しい点

戦略性

相手の出方を見ながら、懐に飛び込み、集中砲火を浴びせたり」、「戦艦やモビルスーツを大量生産し、守備を固めたり」等、プレイヤーが戦略を考え、自由に布陣を決められるところが面白いです^^

スパロボに似ている部分もあり、ウォーシミュレーションがお好きな方は楽しめます。

クロスオーバー作品

イベントやセリフは無いものの、アムロやドモンといったキャラクターがクロスオーバーして、同じフィールド内で共闘できるところは、ジージェネ作品の醍醐味です^^

また、登場作品がとても多く、数えただけでも、15作品以上は出ています^^

悪い点・残念な点

グリッド選択の操作性がよくない

コマンドの選択等は特に問題は無いのですが、マップ上のグリッドを選択する際のカーソル移動が異常に遅いです。Bボタンを押しながら、十字キーを押せば、速くなるのですが、絶えずBボタンを押し続けておくのもどうかなと思います。

戦闘フィールドのみの仕様ですが、ワンダースワン本体左上の←→ボタンで、カーソルの当たる機体の切り替えが瞬時にできるので、これを積極的に使うことをオススメします。

序盤が厳しい

序盤は味方が少ない上に、強い機体が無いため、攻撃力が低く、戦艦等のHPが高い機体を撃破するのに、苦労します。最初の方はできるだけ、その辺のザコとは戦わず、ターゲットのキャラクターが登場している機体へ突進しましょう^^;
(そうすることで、割と早くシナリオをクリアできます。ただし、ムリは禁物。)

その他

隠れたクリア条件

マップによりますが、指定されたクリア条件(作戦目的)以外に、そのマップをクリアできる条件が存在することがあります。例えば、「敵のメイン拠点(メインベース)の制圧」がクリア条件だったとしても、「先にシャアを倒すと、全軍が引き上げ」、結果的にクリアになったりすることもあります。

個人的な評価

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評価グラフ

オススメ度

★★★★☆ (オススメします)

G-Generationをプレイしたことが無い方は、最初の操作に少々戸惑いますが、慣れてくると、システムの面白さが分かってくると思います。

一部スパロボ的な要素が入っていることもあり、私の場合は、プレイを進めていくに連れ、かなりのめり込みました^^

最後に

プルプルアタック」っていうスタック技が強くて、使い勝手が良かったです^^;
(技名から、もう誰と誰のスタック技かお分かりですね?)