こんにちは。最終皇帝です。
みなさんは小学生の頃、ドッジボールはされていましたか。私の小学校では、ほぼ毎日やっていました。不可抗力で顔面ヒットして相手を泣かせてしまったり、突き指をしてしまう人が絶えませんでしたが、それでも遊んだ後は、あまり知らない人でもすぐに友達になっていたものです。
ちなみに、大学の頃にアメリカ人の先生に聴いたところ、アメリカにおいて、ドッジボールは暴力的なイメージがあるようで、あまり良く思われていないようです。お国柄ってあるんですね。
今回紹介するゲーム
さて、今回は「ドッジボーイ」です。名前の通り、ドッジボールをするゲームですね。
価格
近くのリサイクルショップにて、200円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
ある日、国際交流の一環なのか、ドッジボールのワールドカップが開催されることになった。(適当)
ゲームシステムなど
少々変わったルールを採用した、ドッジボールゲームです。
通常のドッジボールとは異なる
通常のドッジボールは、内野にいる人にボールを当てて、キャッチできなければ退場させることが出来ますが、本作品においては、当てただけでは相手を退場させることはできません。退場させるには、ボールをたくさん当て、相手の体力を0にする必要があります。この辺りは、以前記事にした「熱血高校ドッジボール部」や「バトルドッジボール」と似ています。
チーム選択
チームは国別になっており、下記6チームから選択することができます。
- 日本
- ドイツ
- アメリカ
- ソビエト連邦 (まだロシアじゃない)
- オーストラリア
- 中国
なお、各チームで、体力と俊敏性が異なります。何故か日本がとてつもなく優秀で、オーストラリアが物凄く貧弱です。やはり自国だけあって、「えこひいき」しているのでしょうね^^;
対戦モード
モードはトーナメント形式の「ワールドカップ」モード、好きなチームを選んでCOMと対戦する「テストマッチ」モードがあります。
必殺技
通常のボール投げの他に、必殺技が用意されています。必殺技は、ダッシュ中(方向キーを素早く2回押す)にBボタンを押すか、ジャンプ中(A+Bを同時押し)にBボタンを押すことで繰り出すことができます。なお、必殺技の使用回数制限は設けられていないため、スキがあれば、ドンドン投げまくることをオススメします。
プレイ時間
タイムアタック制のルールを選択すれば、強制的にその時間内で完了します。時間制限無しの場合は、大体、10分で1試合は消化できます。
良い点・楽しい点
必殺技のエフェクトが爽快
ダッシュ中やジャンプ中にボールを投げると、ボールが分身したり、ハイスピードになったりしますが、その際のエフェクト(特に音)が爽快です。ストレスが溜まっているときに投げまくると、なかなか良いかもしれません。ちなみに上でも書きましたが、必殺技は特に回数制限が無いようなので、好きなだけ投げまくることができるのも良い点です。
悪い点・残念な点
相手コートのキャラクターの動きが見えない
熱血高校ドッジボール部の時と同様、投げたボールに対して、なるべく画面のフォーカスが寄るように設計されているため、ボールが近づいてくるまで、自陣のコート内の状況が見えにくくなります。例えば、相手がボールを投げてきた際に、味方チームのキャラクターがどこにいるか判断しにくいため、ボールキャッチのためのBボタンを押すタイミングがものすごく難しくなります。熱血高校ドッジボール部の時と同様、もう少し画面を広域(コートがもう少し見渡せるよう)にして欲しかったです。
これといって珍しい箇所が無い
以前、熱血高校ドッジボール部をプレイしてしまったせいか、キャラクターの体力を削っていく形式のドッジボールがあまり目新しく感じません。「くにおくん」というブランド的なものが、本作には無いため、ただ単に「特殊なドッジボールを楽しんでいるだけ」という印象を持ってしまいます。熱血高校よりも先にこちらの作品をプレイしていたら、少々違ったかもしれません。
個人的な評価
ストーリーは無いため、「ストーリー性」を0としています。
オススメ度
★★☆☆☆ (あまりオススメしません)
物凄く惹かれる要素が無いため、あまりオススメできません。ただ少なくとも、熱血高校ドッジボール部のように、目がチカチカしない点は評価できます。
最後に
熱血ドッジボール部と、本作の良いところが合わされば、物凄い良い作品ができあがったような気がします。ちょっと残念。