こんにちは。最終皇帝です。
皆さんのお家にあるゲームの中で、一番高価そうなものって何ですか。
私が持っているものではおそらく、
- ファイナルファイトタフ(SFC)
- スーパーロボット大戦COMPACT3 (WSC)
- コットン100% (SFC)
あたりが最上位かなぁと思っています。
もし希少なものをお持ちでしたら、みなさんも大事にしてくださいね。
さて今回はその最上位候補をぶち抜いた、超お高いソフトを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『ワイルドガンズ 』です。
レトロゲーム業界ではなかなか名の知れた名作ゲームです。
価格
久しぶりにAmazonさん経由にて、14,800円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようですが、リメイク版がPS4などで発売されています。
あらすじ
箱・説明書無しのソフトを購入したため、あらすじは不明です。
プレイしてみた限りでは、賞金首を正義の味方が捕まえに行くようなストーリーに見えます。
ゲームシステムなど
遠近法を上手く使った、西部劇ガンアクションゲームです。
キャラクター
最初に使用するキャラクターを選択します。選択できるキャラクターは男性の『クリント』と女性の『アニー』の2名です。
プレイしてみた感じでは、2人に性能の差はなさそうです。
クリント
ガタイが良くて筋肉ムキムキのガンマンって感じなお兄さん。クリントっていう名前の由来はきっと『クリント・イーストウッド』なんだろうと一瞬で察知。
アニー
ヒラヒラ・フリフリのスカートにツバの長い帽子をかぶった美人のお姉さんです。
西部劇のヒロインといったら、まさにこんな感じでしょう。
(上のイメージ図はアニーを選択したものになります)
個人的には、こんなキレイなお姉さんがバリバリ銃を撃つギャップに惚れます。
操作方法
基本は手持ちの銃で攻撃しますが、他にもいろいろな攻撃方法が用意されています。
ボム
回数制限がありますが、フィールド全体を大爆発させ、敵に大ダメージを与えます。
ボス戦での切り札になります。
投げ縄
人型や小型の敵に対して投げ縄を投げ、一定時間、敵の動きを止めることができます。
ダイナマイトの投げ返し
敵が投げてきたダイナマイトを投げ返します。
無敵ゲージ(名称不明)
敵が放ってくる弾を自分の銃の弾で消し続けると、最下部に表示されているゲージが少しづつ溜まっていきます。
最終的にゲージが溜まりきると、一定時間無敵かつ、銃撃がパワーアップします。
回避
左右への移動はもちろん、『2段ジャンプ』や『ローリングしながらの横っ飛び』で回避することができます。
アイテム
敵を倒したり、障害物を破壊するとアイテムが出現します。
名称(仮) | 詳細 |
---|---|
ショットガン |
通常弾から広範囲に攻撃できる 範囲が広いため、 弾数は50発です。 |
マシンガン |
通常弾から連射力のある 1回の射撃で3発発射され、 弾数は50発です。 |
(ピンポン?)ガン |
通常弾からピンポン玉(?)を お察しの通り、全く役に立たず、 弾を打ち切るまで、 はてなマークの付いた |
ボム | ボムの使用回数が1つ増えます。 |
プレイルール
戦いの流れ
特定のフィールド内を動き回りつつ、理不尽に撃ちまくってくる大量の敵を手持ちの銃で撃退していきます。1ステージ中の流れをざっくり説明すると、以下のような感じになります。
- ザコ敵との戦闘
- 制限時間を耐え切ったら中ボスと戦闘
- 次のフィールドへ移動
- ザコ敵との戦闘
- 制限時間を耐え切ったら中ボスと戦闘
- ボスのフィールドへ移動
- ボスとの戦闘
- 勝てばステージクリア
制限時間
ザコ敵との戦闘は、制限時間を耐え抜くことになりますが、敵を倒すほど時間が短縮されていくルールになっています。
そのため、敵を素早く倒せるようになるとステージ攻略が楽になります。
ステージ構成
最初と最後のステージ以外は、自分の好きな順番で攻略できます。
2Pプレイ
2P同時プレイが可能です。
1P, 2Pの対戦
特定時間内に、多くの的を射抜き、得点を競う対戦モードがあります。
プレイ時間
ゲームオーバーとコンティニューを数百回繰り返し、ノーマルモードは10時間程度、費やしました。
(3,4割は最終ステージに費やしましたが)
コンティニュー無しで最初から最後までいければ、1時間弱程度でクリアできると思います。
良い点・楽しい点
爽快感
絶えずガンガン撃ちまくり、ザコ敵をなぎ倒していく爽快感が良いです。
メタルスラッグのような高精細なグラフィックと過激なサウンドエフェクトが、プレイヤーのハートを刺激します。
難易度
初見の方にはかなり難易度が高いですが、やりこめばやりこむほど、プレイヤーの技量がアップし、どんどん面白くなってきます。
『弾消し』や『回避』がやや上達したあたりから、一気にゲーム展開が変わりました。
描画遅延が少ない
やたらと派手なエフェクトと高精細なグラフィックの割には、描画遅延が少なく、操作が軽快なところが非常に良いです。
悪い点・残念な点
キャラクターの個性
容量の制限などもあったとは思いますが、クリントとアニーの性能に差をつけてほしかったです。
例えば、クリントは『射撃の威力が高くて、移動が遅い』とか、アニーは『射撃の威力は低いけど、移動速度が速く、ジャンプが高い』とか、何かしらあると、もっと面白くなったかもしれません。
その他
コツ
敵の下半身を狙う
このゲームは、敵が撃ってくる一部の弾を自分の撃った弾で消す(弾消し)ことができます。
通常、敵の弾は上から下に向かってくるため、敵の弾が出てくる位置よりやや下(つまり下半身)あたりを狙うと弾消ししやすくなります。
投げ縄を使う
最初の頃は、撃つことに注力していましたが、敵が多くなると、画面上をそこそこの量の弾幕で覆われるため、それだけではやられてしまいます。
そういう時は、投げ縄を使って相手の動きを止め、その間に攻撃するのが非常に有効です。
一見、投げ縄が効かなそうな敵も投げてみると、効果があったりするので、ぜひ試してみてください。
ボムは温存
言わずもがなですが、ボムは玉消しや、投げ縄で対応しきれない時だけ使用し、できるだけボス戦までは温存しておきましょう。
ボムはとてつもなく強力です。
裏技
リメイク作『ワイルドガンズ リローデッド』の公式サイトにて、SFC版の裏技が公開されていました。リンク先のトリビア25に書かれています。
上の2つは練習にはかなり便利!一番下は...(笑)。
偽物疑惑
このゲームは高価で取引されており、残念なことに、それに乗じて偽物が横行しているようです。
一応調べてみたところ、本物と偽物を区別する方法が他サイト様やTwitterなどで色々出ていましたが、正直、イタチごっこの様相を呈しています。
DTC-20ドライバーが手元にあるため、開けて中の基盤を見てみましたが、やはり外観での判断は難しいですね。そもそも本物の基盤を見たことがないですし。
画面右側にNINTENDOの文字が入っていますが、印字だけなら業者側でも簡単に偽装してしまうでしょうし、疑い始めたらキリがありません。
やはりできることといえば、発売当時購入された方の基盤と比較することぐらいでしょうか。
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
ガンコンを使わないガンシューティングをプレイしているような感覚で、なかなか新鮮でした。単なるプレミアソフトというわけではなく、値段が張るだけのことはある良作です。
似たような系統のゲームはあまりなく、シューティング好きで反射神経に自信のある方は楽しめると思います。
ただ、腹をくくった方でないと購入時にためらってしまうほど高額なのがネックです。
多少変更は入っているようですが、リメイク版がPS4,Switchなどで発売されているので、単に楽しみたい方にはそちらをオススメします。
最後に
福沢諭吉さんと、樋口一葉さんが1人ずつ、羽を生やして羽ばたいていきましたが悔いはありません。が、ちょっと懐が寒い(笑)。