こんにちは。最終皇帝です。
みなさんは『ちびまる子ちゃん』をご覧になっていますか? 実は、私は社会人になってから、ほとんど観ていません。
巷で『サザエさん症候群』という言葉を耳にすることがありますが、私の場合は『ちびまる子ちゃん』を観ると、ちょっと心が重くなります。連休等で月曜日が休日の時に観ると、すごく面白いんですけどね。不思議なモノです。
さて、今回はそんな『ちびまる子ちゃん』のゲームを紹介したいと思います。
今回紹介するゲーム
今回は『ちびまる子ちゃん まる子デラックス劇場』です。
前回の『おこづかい大作戦』から4,5年後の作品ですね。ちびまる子ちゃんのゲームボーイシリーズは6作品もあり、ホントは発売順にプレイしたかったのですが、手に入らなかったため、手元にあるものから始めました^^;
価格
BOOK OFFにて、108円で購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
章立てになっており、各章でまるちゃんの違った日常が描かれます。一部の章はアニメ版で見たことのあるシナリオ(※)でした。
※ おじいちゃんの年金で『ローラースルーゴーゴー』買ったり、回らない寿司を食べたりするアレですね。
ゲームシステムなど
アニメの流れを追いながら、要所要所でミニゲームが挟まれるタイプのゲームになっています。明確なジャンルは?と聞かれても答えづらい作品です。
ゲームの流れ
原作アニメのように、まる子とおなじみのキャラクターの会話・アニメーションが展開され、時折、次の行動を操作する選択肢が現れます。
ミニゲーム
ゲームを進行していくと、ミニゲームイベントが発生します。
ミニゲームイベントは失敗しても、何度でもチャレンジしなおすことができますが、クリアするまで、先に進むことができません。
下表はミニゲームの一例です。
ゲーム名 | 詳細 |
---|---|
マトあて ぽん! |
射的ゲームです。横方向に動く的を狙います。 |
スシくいねえ |
クレーンゲームの一種です。 |
でばんですよ | 表示されている時間の範囲内で、ストップウォッチを止めるゲームです。 |
セーブ
パスワード制のコンティニューが採用されています。
ミニゲームのクリア後や、章の終わりにパスワードが表示されるので、それをメモっておけば、コンティニューすることができます。
プレイ時間
大体2時間ぐらいで、クリアできた気がします(もっと早かったかも)。
良い点・楽しい点
ちびまる子ちゃんの雰囲気
まさにキャラゲーでは基本の感想となりますが、ちびまる子ちゃんの何ともいえないグダグダな雰囲気をしっかり感じることができます。
悪い点・残念な点
ボリューム
ゲームボリュームがかなり軽いです。
ミニゲームの量もそこまで多くないため、すぐにクリアできてしまい、少々残念でした。
行動選択
プレイ中に出てくる行動選択(『はなす』とか『いどう』とか) の仕様は要らなかったと思います。
基本的にまちがった行動を選択すると『ブーッ』という音が流れ、選択できないようになっているため、最終的には、否応なく正解の行動を選択することになります。
単にストーリーをAボタンの連打で見ながら、時折、ミニゲームをプレイするほうが、ゲーム進行のリズムも良かったかなと感じました。
個人的な評価
オススメ度
★☆☆☆☆ (オススメしません)
古きよき時代のちびまる子ちゃんの雰囲気を感じるには良い作品です。ただ、プレイ時間を見ても分かるとおり、ゲームボリュームがかなり軽く、物足りませんでした。
相当なちびまる子ちゃんファンか、コレクターの方でない限り、オススメしません。
最後に
スーファミソフトをプレイした後だったからか、ボリューム感の落差がすさまじかったです(笑)。ポジティブな捉えかたをすれば、『お手軽』ということですかね。