こんにちは。最終皇帝です。
ゲームをプレイしていると、時折、昔の日本をモチーフにしたものに出会うことがありますが、どことなく親しみと懐かしさを感じ、結構好みです。
一番それを感じたのは、以前紹介した「天外魔境ZERO」ですが、それに劣らず、日本の風情を感じられる、良いゲームを今回は紹介したいと思います^^
今回紹介するゲーム
さて、今回は「風来のシレン 不思議のダンジョン2」です。以前紹介した「月影村の怪物」より前に発売されていた作品であり、風来のシレンシリーズの第1作目です。
価格
すいません。中学生の頃に購入したので、完全に価格を忘れてしまいましたm(_ _)m
まぁ中学生の頃なので、お小遣いもあまり無いし、2,000円はしていなかったと思いますが。
ダウンロード版等は、発売されていないようですね。
あらすじ
黄金のコンドルが棲むところ、そこには、幻の黄金郷があるという。この黄金郷を求め、旅を続ける、風来人と呼ばれる男達がいた。
そして、その黄金郷こそが、テーブルマウンテンの頂上、「太陽の大地」にあるという風を聞き、今までも多くの風来人達が、挑戦してきた。
しかし、到達できた者は、まだ誰もいない。
今ここに、無謀にも黄金郷を目指す、三度笠の男「最終皇帝(笑)」とその相棒のイタチ「コッパ」が現れたのだった。
ゲームシステムなど
以前紹介した「風来のシレンGB 月影村の怪物」と同様、ローグライクゲームです。本作は、GB版よりも前に発売されていますが、グラフィックやBGMのクオリティは、当たり前ですが、こちらの方が上です。
「ローグライクゲーム」の説明については、下記、過去記事をご参照ください。本記事では、GBと異なる箇所を説明します。
ストーリー
あらすじを呼んでいただくと分かるかもしれませんが、GB版の「月影村の怪物」に比べると、ストーリーが明るくなっています。
(GB版がちょっと暗すぎた気もしますが。)
サブストーリー
GB版では、犬やニワトリが仲間になりますが、彼ら自身のストーリーはありませんでした。その点、本作で仲間になる人物には、それぞれサブストーリーが用意されています。まぁ人によっては、時間のムダと感じるかもしれませんが^^;
肉アイテム
本作には、「モンスターの肉」と呼ばれるアイテムがあります。その肉をシレンが食べると、そのモンスターに変身でき、肉を敵に投げると、当たったモンスターを強制的にその肉のモンスターに変身させることができます。
モンスターの能力を使いたい場合や、強敵を弱い敵の肉で、弱体化させる時に効果を発揮します。
階層の途中に町や村がある
GB版では、最終階層までひたすら、敵が出現するエリアを歩き回りましたが、本作は、ある特定の階に、町や村が存在します。
町や村では、下記のようなことができます(下記は一例です)。
- 仲間になるキャラクターのイベントを見る
- お店でアイテムを購入
- 宿屋で休む
- 鍛冶屋で武器を強化
ダンジョンに敵以外のキャラクターが出現
GB版では、ダンジョンに入ると、敵もしくは、以前はぐれた仲間しか登場しませんでしたが、本作では上記以外に、ストーリー上、関係の無いキャラクターが出現します。下記はそれらのキャラクターの一例です。
- コックさん
- ツボ押し名人
- 目がイタイと泣く少女
人によっては、アイテムをくれたり、ステータスを上昇(もしくは下げる)させてくれたりしますので、積極的に声をかけたいところです。
プレイ時間
エンディングを見るのに、20~25時間程度かかったと思います。なお、フェイの問題はプレイしていません。
良い点・楽しい点
前作同様、とにかくBGMが良い
時には、「ダンジョンらしい、恐怖感と、底知れぬ樹海に迷い込んだような不安感が入り混じる曲」があったり、「和な感じと、希望と平穏を感じさせるゆったりした町の曲」があったりと、情景にマッチした良曲がそろっています。やっぱり「すぎやま こういち」さんは凄い人だなぁ、と感じてしまいました。
泥棒
今回は真面目にプレイしたため、前回のGBの時のように、泥棒はしませんでした。
が、やはり風来のシレンは、ダンジョンのお店からアイテムを強奪するのがロマンでしょう(笑)。
細かいやり方については、前回の記事で書いたため、割愛しますが、迫り来る超怪力の持ち主「店主」とその一味が、シレンを叩きつぶすために近づいて来る恐怖感は、他のゲームでは味わえないでしょうΣΣ(゚д゚lll)
悪い点・残念な点
特に悪い点は見当たりませんでした。
その他
クリアのコツ
武器・防具の強化
前回の「月影村の怪物」と同様、まずは武具をしっかり強化する必要があります。オススメの方法は、「山頂の町」の倉庫に武器・防具を保管しておいて、何度も強化しに行くのが良いです。順を追うと、下記のようになります。
- 渓谷の宿場から、竹林の村まで移動。
(移動する際、アイテムとギタンをできるだけ手に入れておく) - 竹林の村の道具屋に行き、「天の恵みの巻物」もしくは「地の恵みの巻物」が
あれば全て買う。 - 山頂の町まで移動。倉庫に入れてある武器を鍛冶屋に持っていき、鍛える。
- 倉庫に入れてある盾を取り出す。
- 天・地の恵みの巻物を武器・盾に使う
- 武器・盾を倉庫に戻す
- 先へ進んでゲームオーバーになる
- 武器・防具が強くなるまで、手順1~7をひたすら繰り返す。
なお、鍛冶屋で鍛えられるのは、武器だけのため、たまに手に入る白紙の巻物*1は盾優先で鍛えた方が、効率が良いです。
メッキ加工
探検の途中、武具を錆びさせる罠や敵がおり、それらにやられると、強化レベルが-1されてしまう。それを防ぐために、強化した武器・防具には必ず「メッキの巻物」を使用し、メッキ加工しておくことをオススメします。
最終装備・ステータス
私の最終装備とステータスの詳細は、下記のような感じでした。なお、やり直しの回数は「85回」でした。
アイテム名 | 強化レベル |
---|---|
カタナ | +30 |
鉄甲の盾 | +15 |
呪いよけの腕輪 | - |
ステータス名 | パラメータ |
---|---|
レベル | 36 |
HP | 158 |
剣の強さ | 35 |
盾の強さ | 21 |
満腹度 | 150% |
ちから | 8/8 |
経験値 | 96857 |
「呪いよけの腕輪」は正直、要りませんでした。他に装備するものがなかったので、とりあえず、あったものを付けておきました(笑)。
なお、私は凄く運が良く、テーブルマウンテンの20Fあたりで、モンスターハウス + 召喚スイッチのあるエリアが出現しました。そのため、ここで、マスターチキン(経験値400)やミノタウロス(経験値300)をひたすら倒しまくり、この時点でレベル33ぐらいまで上げられました^^
下図の真ん中の「とんがりコーン」みたいなヤツが「召喚スイッチ」です。これを踏むと、赤枠の部分と、図のシレンがいる場所辺りに、敵が出てきます。とりあえず、この召喚スイッチを故意に踏み続け、出てくる怪物を倒し続けました。
なお、最終的に役に立ったアイテムは、「背中の壷」、「弟切草」、「混乱の巻物」、「ドラゴン草」でした。基本はHPが高かったので、心配になる部分はありませんでした。おそらく、上に書いた「召喚スイッチ」が無かったら、こんなに普通にクリア出来なかったかも。。。
個人的な評価
オススメ度
★★★★★ (かなりオススメします)
ローグライクゲームの1ターンずつ、ハラハラしながら、ダンジョンを進んでいく感じが楽しい一品です。また、和の情景にマッチした良曲の数々は、ゲーム音楽マニア・「すぎやまこういち」マニアであれば、一度は聴いておくべきでしょう。
最後に
そういえば、「フェイの問題」をほとんどプレイしていなかった。。。後で暇な時にプレイしてみよう^^
*1:巻物に自分で名前を書くと、その名前の巻物になるアイテム。例えば、「ちのめぐみ」と書くと、「地の恵みの巻物」になる。