こんにちは。最終皇帝です。
中古ゲームを100円で購入し、家に帰ってプレイした時、100円の大切さがヒシヒシと伝わってくることがあります^^;
今回はそれが伝わってきた作品を紹介したいと思います(汗)。
今回紹介するゲーム
さて、今回は「おじゃる丸~月夜が池のたからもの~」です。前回の「満願神社の縁日でおじゃる」は、なかなかヤバイ作品だったため、不安を隠しきれません^^;
電源を入れると、お馴染みの「詠人(※)」が流れ始め、なんだか懐かしい気分になりました (*・ω・) ~♪
※ アニメおじゃる丸の初代オープニング曲。北島三郎さんが歌っています^^
価格
ちょっと遠出した際、BOOK OFFにて、250円で購入しました。バーチャルコンソールでは発売されていないようです。
あらすじ
ある日、「月夜が池」の底から「キレイで大きな鈴」が発見されました。おじゃる丸と、狛犬の「オコリン坊」、「ニコリン坊」は、その鈴が大層気に入り、お互い譲りませんでした。
見かねた亀の「カメ・トメ」さんは、彼らにある勝負をして決着を付けるよう、提案しました。勝負の内容は「みやびなものを集めて、『月夜が池』に戻ってくる」こと。
持ってきたものを見て、彼らのどちらが、鈴を持つにふさわしいか判断するというわけです。
こうして、おじゃる丸と狛犬2匹のアツい「すごろく」対決が始まるのでした。
ゲームシステムなど
ちょっと人生ゲームっぽい「すごろく」といったところでしょうか。
遊び方
基本的な部分は「すごろく」と同じで、サイコロ振って、出た数のマスを進みます。進んだマス毎には、様々なイベントがあり、アイテムや点数を取得することができます。
そして、最終的にどちらかのチームがゴールした時、手持ちの点数が多いほうが勝利となります。
簡単に言うと、相手より点数が多い間に、ゴール地点にたどり着けば、勝つことができるということです。シンプルで分かり易いですね^^
プレイ時間
30~40分ぐらいでクリアしました^^;
良い点・楽しい点
原作の雰囲気を味わうには良い
進んだマス毎に、おじゃる丸でお馴染みのキャラクターのイベントが待っています。各イベントは、テレビ放送版アニメのようにしっかり作りこまれており、当時番組を見ていた方が、あのまったりした雰囲気を味わうにはもってこいです^^
BGMがなかなか良い
本作で流れる曲は、おじゃる丸の特徴である「まったり」を基調としたモノが多く、聴いていて和みます^^
それらの曲の中には、アニメオープニングテーマの「詠人」の曲調をアレンジしたものが、何点か収録されていて、結構良曲でした。
悪い点・残念な点
驚きの短さ
以前、「がんばれゴエモン 天狗党の逆襲」で「史上まれに見る短編RPG」と書いたことがありますが、アレを凌駕する程の短さです^^;
スタッフロールが流れた瞬間、久しぶりに開いた口が塞がりませんでした【゚Д゚】ハァ?!
個人的な評価
オススメ度
★☆☆☆☆ (オススメしません)
プレイ出だしは好調だったんですが、とにかく短すぎて、「まったり」していて良いところも、良曲も全てかき消されました^^; コレクターの方が、100円で購入するのであれば、まぁギリギリ、、、うん、まぁ。。。それでもダメかな。
最後に
コレ、定価で買った人は唖然としていると思います。ゲームボーイの開発も終わりに近づいている2000年という時期に、このクオリティとボリュームはさすがにヤバイです^^;
あと、2,3個シナリオを用意しておいてもらえれば、まともなゲームだったのに。。。