こんにちは。最終皇帝です。
ネームバリュー(ブランド)というのは恐ろしいモノです。どんなに微妙な作品でも、そのブランド名が入るだけで、価格が跳ね上がってしまうのですから。
今日はそんな一品を紹介したいと思います^^;
今回紹介するゲーム
さて、今回は「がんばれゴエモン 黒船党の謎」です。
価格
某有名レトロゲームショップにて、500円で購入しました。バーチャルコンソールでも発売されているようです。
あらすじ
ある日、大江戸湾に「黒船党」となのる盗賊団が現れ、そこらで盗みを働き始めていた。彼らの悪事を見過ごすわけも無く、ゴエモンたちは、彼らをこらしめる冒険に出るのであった。
(ちょっと適当)
ゲームシステムなど
縦横スクロール式のアクションゲームです。
キャラクター
各章の最初に、下記3人の中から1人、キャラクターを選択します。キャラクターによって、パラメータが少し異なるようです。
(私が見た感じでは、ジャンプ時の滞空時間が、各キャラクターで異なりました)
- ゴエモン
- エビス丸
- サスケ
選択したキャラクターで章をクリアすると、3章先まで使用することが出来ません。
(必ず全てのキャラクターを1回以上は使用することになります。)
ステータス
キャラクターには、ライフポイントがあり、敵から攻撃を受け、0になるとゲームオーバーとなります。
遊び方
ボタン操作は結構単純です。下記ボタンの仕様です。
- Aボタン: ジャンプ
- Bボタン: 攻撃(※)
- 十字キー: 縦横移動
- START: マップ・アイテムの確認
- SELECT: 攻撃モード(近距離・遠距離)の切り替え
※攻撃は、キセルや扇子等を使用した近距離攻撃と、手裏剣を使用する遠距離攻撃があります。手裏剣は所持している個数分しか投げられません。なお、ライフが満タンの時のボーナスとして、手裏剣を個数を減らさず、投げることができます。
中ボス
各章には、中ボスがいて、「フィールド上で手裏剣を投げたりして戦う」モードと、「ボスとミニゲームで対決する」モードがあります。
ミニゲームには、「パズル」や、「追いかけっこ」、「綱引き」などがあります。
なお、ミニゲームで負けると、ライフが0になった時と同様、ゲームオーバーとなります。
プレイ時間
2時間強ぐらいでクリアできました。
良い点・楽しい点
すいません。特に見当たりませんでした。
悪い点・残念な点
ゴエモンっぽくない
フィールドの古き良き日本らしき情景や、章の間に挟まれる会話は、確かに「がんばれゴエモン」です。しかし、ゲーム自体は、よくある縦横スクロールのアクションゲームであり、これといった特色も無いため、ゴエモンをプレイしている感じがしなかったです(´;Д;`)
1991年作の「さらわれたエビス丸」の方が良くできていた
本作は、1997年に発売された作品なのに、1991年発売の「さらわれたエビス丸(以下、前作)」より出来が悪く感じます。具体的には、以下の点です。
ゲームシステムの悪化・簡略化
前作は、足が速くなったり、防御用のアイテムを購入したりと、オプションに割と力が入っていたのですが、本作は、そういったものがほぼありません。
ボス戦のミニゲーム
ボス戦のミニゲーム(パズルとか追いかけっこ等)は、本来のアクションゲームとしてのゴエモンから、イメージが離れてしまい、良くないです。
ボス戦はボスらしく、「強敵からの複雑な攻撃を避けながら、苦労して戦う」ものにして欲しかったです。
町並み・情景
完全な縦横スクロールになったからか、イラストが若干チープに見え、江戸の町並みを感じることができません。コレに関しては、個人差があるかもしれません。
フィールド上のザコ敵が単調
章を進めるに従って、ゲームが難しくなるはずが、いつまで経っても、同レベルの単調なものでした。なお、フィールド上に、現れるザコ敵(サムライや、亀、軟体系動物)の動きが、どの章になってもほとんど変わりません。
個人的な評価
オススメ度
★☆☆☆☆ (オススメしません)
一応「がんばれゴエモン」シリーズの一つですが、ゴエモンをプレイしている雰囲気に浸れません。クソゲーとは言えませんが、結構微妙です。もしゲームボーイでゴエモンをプレイしたいとお考えであれば、「さらわれたエビス丸」の購入をオススメします^^;
最後に
んー、天狗党の逆襲よりもアカンかったかも。ゴエモンでも良悪はあるんですね^^;