こんにちは。最終皇帝です。
桜も満開のようですね。インドア派の私でも、さすがに1年に1回、この時期しかお目にかかれませんので、散歩がてら見に行っています。
私的には、昼の桜よりも、夜の街頭等にちんまり照らされた「夜桜」を見るのが好きです^^
あまりガヤガヤしませんし、ゆっくり楽しみたい方は、夜桜もいいものですよ。
今回紹介するゲーム
さて、今回は「SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産」です。以前紹介した「ラクロアンヒーローズ」の1年後ぐらいに発売された作品です。SDガンダムシリーズは「ナイトガンダム物語」や「戦国伝」、「G-GENERATION」等、色々なジャンルの作品に派生していますね。
価格
近所のBOOK OFFにて、540円で購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
ここはラクロアの国。国王レビルが統治する平和な国であったが、ここ最近、ジオンの魔王「サタンガンダム」の脅威にさらされていた。
そんなある日、悲壮感の漂うラクロア国の近くに、流れ星が落下してきた。その流れ星と共に現れた一人の若者(機械)「ガンダム」。彼は、記憶をなくしており「ガンダム」という名前しか覚えていなかった。
そして、国王レビルは突然現れた「ガンダム」に何かを感じていたようだ。それもそのはず、「ガンダム」とは、ラクロア国に伝わる勇者の名前であり、こう伝えられていたのだ。
「星降るとき、大いなる地の裂け目より、神の板持ちて、勇者現る。その名はガンダム。」
レビル国王はガンダムに、「サタンガンダムを倒し、この地を平和へ導いて欲しい」と懇願し、ガンダムはコレを快諾した。かくして、ここにラクロアの「ナイト」の称号を得た「ナイトガンダム」が誕生し、彼の平和への旅が始まったのであった。
ゲームシステムなど
全般
ものすごくドラクエのインターフェースにインスパイアされた作品です。
フィールドを歩き回り、待ち構える困難を1つずつ解決し、魔王に近づいていく、まさに王道のRPGです。
章立てのストーリー
このゲームのストーリーは章立てになっており、章によってはナイトガンダム以外のキャラクターがメインキャラクターになります。
(このあたりがドラクエ4に似ているような Σ(-∀-;) )
キャラクター
操作できるキャラクターはナイトガンダムやガンタンク、アムロ等、歴代の有名ロボット・人間がおり、全部で11人のキャラクターを使用することができます(※)。なお、冒険に連れて行くことが出来るキャラクターは5人(ナイトガンダムは固定)で、好きなキャラクターでパーティを組むことができます。(最終章のみ)
※ ある期間しか仲間にならないキャラクターは含まれていません。
戦闘
戦闘は良くあるRPGのターン制バトルとなっています。戦闘時に使えるコマンドは以下の6つです。
- たたかう:通常攻撃。
- まほう:各キャラクターが覚えている術を唱える。
- ぼうぎょ: 防御して敵からの攻撃のダメージを軽減。
- どうぐ:アイテムを利用。
- オート:1ターン分の行動を自動的に決めてくれます。
- にげる:戦闘から離脱。
プレイ時間
おそらく20~25時間はかかりました。
良い点・楽しい点
ドラクエ感覚で楽しめるガンダムのRPG
まさにそんな感じです。フィールドを歩き回る感じも、戦闘システムも「ドラクエ」に近いです。遊びなれたユーザーインターフェースで、SDガンダムならではのストーリーが楽しめるところが良かったです。
悪い点・残念な点
ゲームバランスがたまにおかしい
以前紹介したゲームボーイの「SDガンダム外伝 ラクロアンヒーローズ」と同じく、最初のお城を出て、少し道をそれると、いきなりとんでもない強敵が現れます^^; 場合によっては、2,3発攻撃を喰らうだけで戦闘不能になります。
場合によっては、最初からゲームを始めなおすハメになるため、開始したらすぐに宿屋へ行って、セーブしておきましょう。
また、旅の序盤で急激にナイトガンダムが強くなる場面が有ります。例を挙げるなら、それまで強さが60だったのに、装備を変えると180までUPしたりしますΣ ゚Д゚≡( /)/エェッ!
製作者さん、もう少し手加減してくれよ~^^;
相変わらず魔法の名前から効果が推測できない
ラクロアンヒーローズの時と同じですが、魔法の名称からその魔法の効果を推測するのが難しいです。「ルフィラ」、「トゥール」、「リーダ」・・・(。=`ω´=)ぇ?
やっぱ無理しないで英語をベースにした方が良かったのではないでしょうか?
その他
イベント発生条件を満たすのが大変
悪い点とは言えないのですが、あるイベントを発生させるために、「以前訪れた町の特定の場所に行ったり」、「あるところにいる、何も関係なさそうな人に話をしたり」しないといけない時があり、攻略サイト等を見ないとシナリオを進めるのが難しい場合があります Σp(`□´)q ナニィィイイイ!!
ネモは中国人
昔の古き良きアニメでは、中国人役のキャラクターがしゃべると必ず語尾に「アルよ」が付いていましたが、ネモもそのしゃべり方をします。
「私、武道家のネモでアルよ!」
こんなしゃべり方する中国人は、現実世界で見たこと無いですが、ホントにいるんですかね !!( ; ロ)゚ ゚ ちなみに、このゲームにおけるネモの強さは異常です^^;
第3章はキツイ
なんだか何の為に第3章があるのか、分からないと言うぐらい厳しい戦いになります。お覚悟を( ゚ ω ゚ ) ! !
誤字と読み間違い、すべりの悪い文章が憎めない
なんだかちょっと、おかしな文章が多いです Σ(´□` ) ハゥ
「アルガスをすっくてもらい・・・かたじけない」
「わがいじろへようこそ!われこそは スダドアカワールドの新の支配者○○○」
⇒「きょじょう」と言いたいのかな(笑)
「戦士隊や砲術隊は、○○○殿がいなければ、あんなもの、何にも役にたたぬ」
⇒声に出してみると、文章の滑りが悪く、舌を噛みそう^^; 訂正するなら、、、
「戦士隊や砲術隊は、○○○殿がいなければ、何の役にもたたぬ」
※ ネタバレになるので、○○○の名前は伏せました。
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
ゲームシステムは王道のRPGですので、ドラクエやFF好きかつ、ガンダム好きの方には、ドンピシャだと思います。(私はその類です(。´・ω・)ん? )
悪い点・残念な点をいくつか出しましたが、ツッコミどころ万歳の、普通に面白いゲームです^^
最後に
SDガンダム系のRPGは、一番最初の敵パラメータの理不尽さを抜かせば、かなり良いゲームです。あと個人的には、敵や町の人々の言葉遣いが、結構汚らしいのが好きです(人´v`)
もしかしたらこのゲームって、隠れた名作かも。。。